IPMATE1300RD Ver1.10 追加機能分取扱説明書
Ver1.10はi・ナンバーサービスの機能が追加されています。
<i・ナンバーをご利用の際は、別途NTT西日本との契約・工事(有料)と月々の使用料が必要です。>
1、i・ナンバー機能のご説明
i・ナンバーを利用することにより、本装置に接続している電話機、ファクス、パソコンなど複数の端末を鳴り分けさせることができます。
相手の方に通知する電話番号について設定が必要です。詳しくは「3、i・ナンバーサービス利用時の発信者番号について」をご覧ください。
i・ナンバーサービスをご契約になると、2つの電話番号を持つことができます。 相手が電話をかけてくると、 i・ナンバー情報が通知されます。 動作モードの設定によって、i・ナンバー情報ごとにTELポート、データポート (RS-232Cまたは、10BASE-T)を特定することができます。 相手の方がINSネット64以外の電話網の場合でも利用することができます。
ひとつめの電話番号(契約者回線番号)が、i・ナンバー情報1(鳴り分け番号1)、ふたつめの電話番号(追加番号)が、 i・ナンバー情報2(鳴り分け番号2)となります。
2、i・ナンバーサービスを利用して鳴り分けを行うには
(設定値は一例です。 ご利用パターンに応じて選択してください。)
◆注意
i・ナンバーサービスを「使用する」に設定した場合、ダイヤルインおよびグローバル着信の設定は無効になります。
●ブラウザからの設定
[電話機やファクスの場合]
[パソコンの場合(10BASE-T)]
- 「詳細設定」−>「回線情報」画面 −>「自局番号チェック」−>「する」を選択します。
同画面で、「着信を許可する番号1」−>「i・ナンバー情報1」を選択します。
「着信を許可する番号2」−>「i・ナンバー情報2」を選択します。
設定後、「更新」−>「設定反映」を行います。
- 「詳細設定」−>「相手情報」画面 −>「着信相手識別情報」−>「着信許可」−>「する」を選択します。
同画面で、「受諾認証ID情報一覧」−>「追加」−>「OK」(更新) −>「PPP受諾認証情報」画面−> 「受諾認証ID」と「受諾認証パスワード」(半角英数字(最大32文字))を入力します。
設定後、「更新」を行います。
※設定ユーティリティからの設定
[電話機やファクスの場合]
- 「IPMATE1300RD設定ユーティリティ」−>「i・ナンバー設定」画面−>「TELポート」−>「i・ナンバー」−>「使用する」を選択します。
同画面で、「i・ナンバー情報1」−>「動作モード」−>「ポート1のみ着信」を選択します。
「i・ナンバー情報2」−>「動作モード」−>「ポート2のみ着信」を選択します。
設定後、「登録」−>「終了」−>「はい」(不揮発性メモリ書き込み)を行います。
「動作モード」は、i・ナンバー情報で着信があったとき、着信するポートを選択したり、着信を拒否することができます。
動作モード:ポート1のみ着信(初期値:i・ナンバー情報1)
ポート2のみ着信(初期値:i・ナンバー情報2)
両ポート着信
着信拒否
[パソコンの場合(RS-232C)]
※ATコマンドからの設定
[電話機やファクスの場合]
[パソコンの場合(RS-232C)]
- AT\K1=1(データポートのi・ナンバー使用選択「使用する」)、AT\K2=1(データポートのi・ナンバー情報1の動作モード「着信する」)または、AT\K3=1(データポートのi・ナンバー情報2の動作モード「着信する」)設定後、AT&W(設定の不揮発性メモリへの記憶)を入力します。
動作モード:0=着信しない
1=着信する
3、i・ナンバーサービス利用時の発信者番号について
(設定値は一例です。 ご利用パターンに応じて選択してください。)
発信者番号通知を行う場合、i・ナンバー設定が「使用しない」/「使用する」の設定によって通知する番号が異なります。
<i・ナンバーサービスをご利用の場合、本装置での発信者番号通知の動作は「INSネット64申込内容に従う」となります。発信者番号を「通知する」「通知しない」を行うためには、「186」「184」を付けてダイヤルしてください。>
[i・ナンバー設定が「使用しない」の場合]
本装置の設定 | 発信者番号 通知する | 発信者番号 通知しない | INSネット64 申込内容に従う |
INSネット64契約 |
通常通知 | 通知される 注1) | 通知されない | 通知される 注2) |
通常非通知 | 通知される 注1) | 通知されない | 通知されない |
注1) | 通知する発信者番号は、ダイヤルイン番号に設定した番号が通知されます。 ダイヤルイン番号を省略した場合は、契約者回線番号が通知されます。 |
注2) | 通知する発信者番号は、契約者回線番号が通知されます。 |
[i・ナンバー設定が「使用する」の場合]
本装置の設定 | i・ナンバー情報1 (鳴り分け番号1) | i・ナンバー情報2 (鳴り分け番号2) |
INSネット64契約 |
通常通知 | i・ナンバー情報1が通知される (鳴り分け番号1) | i・ナンバー情報2が通知される (鳴り分け番号2) |
通常非通知 | 通知されない |
※ i・ナンバーの設定が誤っている場合、ボイスワープ等のサービスが利用できない場合があります。
●ブラウザからの設定
[アナログポートの場合]
- 「詳細設定」−>「アナログポート1情報」画面 −>「発信者番号通知」−>「i・ナンバーが「使用する」の場合」
−>「鳴り分け番号1」を選択します。
- 「詳細設定」−>「アナログポート2情報」画面 −>「発信者番号通知」−>「i・ナンバーが「使用する」の場合」
−>「鳴り分け番号2」を選択します。
設定後、「更新」−>「設定反映」を行います。
[データポートの場合(10BASE-T)]
- 「詳細設定」−>「回線情報」画面 −>「発信者番号通知」−>「する」を選択し、「通知する電話番号」に番号(半角数字最大32桁)を入力します。
設定後、「更新」−>「設定反映」を行います。
●設定ユーティリティからの設定
[TELポートの場合]
[データポートの場合(RS-232C)]
●ATコマンドからの設定
[TELポートの場合]
[データポートの場合(RS-232C)]
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