創造力を鍛えるために、上司から部下へ伝えたいこと

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写真:中谷 彰宏
日常を“非日常”にしてしまおう 2007年9月
中谷 彰宏/作家
800冊に迫るほどの著書がありながら、まだまだ企画は無限にあるという中谷彰宏氏。そんな創造力にあふれた中谷氏は、部下の創造力を高めるために、「日常を“非日常”にしてしまう努力」を勧めるべきだと説く。

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プロフィール

1959年大阪府生まれ。84年早稲田大学第一文学部演劇科卒業、博報堂入社。CMプランナーとしてテレビ・ラジオCMの企画、演出などを担当。91年株式会社中谷彰宏事務所設立。執筆や講演のほか、オスカープロモーションに所属し俳優としても活躍。『面接の達人』シリーズは就職活動のバイブル的存在となっている。
【公式ホームページ】http://www.an-web.com/

主な著書

写真:主な著書

刺激を与えてくれる人のそばにいる。

アイデアを思いつく方法は二通りあります。

一つは、頼まれもしない仕事をすること。

ゼロからの仕事を、自分で自分に注文を出して、自分で自分にオリエンテーションをするのです。

そしてもう一つは、刺激とインスピレーションを与えてくれる人のそばにいることです。

一緒にごはんを食べたり、話したり、メールのやりとりをしたりしていると、インスピレーションのわく人がいます。

アイデアをくれる人と一緒にいるのではなく、一緒にいると何か刺激を与えてくれる人と一緒にいることです。

そういう人に出会うには、まず自分自身が相手にとってインスピレーションのわく存在にならなければなりません。

自ら刺激のある場所に行き、常にインスピレーションがわくような、感受性の豊かな状態に自分をキープしておきます。

頭で理解するのではなく、自らの体と五感をフルに利用して、感じ取るのです。

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自らの全身を高感度なアンテナにする。

例えば、サービス業で大切なのは、向こうでお客様が呼んでいることに気づくことではありません。

この中で誰か怒っているお客様がいる、トイレを待っているお客様がいると鋭敏に感じ取ることです。

そういう鋭敏な状態で本を読んだりセミナーに行ったりすると、得るものが違います。

どのセミナーに行けばいいかということではありません。

五感をフルに生かして、全身を高感度なアンテナにすることです。

思考力に頼っている時点で、狭すぎます。

その人はそれ以外の能力は使わないと言っているのと同じなのです。

いったん鈍感になると、どんどん鈍感になっていきます。

チームで仕事をする時は、チーム全員がお互いに刺激があって、インスピレーションがわくような存在にならなければなりません。

そうなるためには、自分にとってインスピレーションのわく場所をいくつも持っていることです。

最終的には、どこに行ってもインスピレーションがわく状態にしておくことが大切なのです。

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日常の中に、インスピレーションのわく場所がある。

アイデアやインスピレーションのわく場所は、特殊な場所と考えがちです。

もちろん、ニューヨークとかミラノとか沖縄が自分にとってのパワーポイントであれば、現地へ行ってみることも大切です。

そこに行けば、インスピレーションがわきやすいからです。

でも、毎日そこには行けません。

特殊な場所に行く回数は、どうしても限りがあります。

その特殊な場所を、日常の中に置くことです。

頭の中で、何となく非日常を思い浮かべてみるのです。

非日常でインスピレーションのわく人と、日常でインスピレーションのわく人とが戦ったら、圧倒的に日常でインスピレーションのわく人の勝ちです。

そこにいる時間が長いからです。

日常でインスピレーションのわく人は、当然、非日常でもわきます。

ところが、非日常でしかわかない人は、日常ではただひたすら退屈、ガマンになるのです。

それは誰にでも共通しているわけではありません。

「あの人はあそこに行ったからインスピレーションがわいた。だから、自分もあそこに行こう」ということでは決してないのです。

「ここに行けば頑張るけど、ここでは手を抜く」という生き方をしてはいけません。

日々やっていることがインスピレーションの場になれば、24時間インスピレーションがわくのです。

自分を非日常の世界に置いて刺激を受けることも大切ですが、毎日の通勤電車の中でどれだけインスピレーションを感じられるかの方がより大切です。

「特殊なことが、特殊にならないこと」。それが、創造力を日々、鍛えるコツなのです。

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