NTT西日本およびNTT東日本では、お客様ニーズの高度化・多様化に対応したサービスの展開に向け、アクセス網の光化に取り組んできているところですが、この度、シェアドアクセス技術(*)を利用して広域なLANを実現するビジネスユーザ向けの新しい光サービス「ワイドLANサービス」を提供開始することとし、本日、郵政大臣に契約約款の認可申請及び料金の届出を行いました。 |
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アクセス区間において複数回線で伝送帯域を共用する技術。本技術を用いて提供するサービスとしては、ワイドLANサービスが初めてです。 |
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| 1 サービス提供の目的 |
| | 企業や自治体等のイントラネット構築が進む中、本社−事業所間等の複数拠点間でのデータ通信をより高速かつ低廉に実現したいというお客様要望が高まってきています。
このようなご要望にお応えし、お客様のご利用形態に応じて柔軟かつ低廉にネットワーク上で広域なLANを実現することを目的として、本サービスを提供します。 |
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2 サービス概要 |
| | 本サービスは、本社や事業所等複数のお客様拠点を結んで、一つのEthernetLANを実現するネットワークサービスです。
<主な特徴>
(1) |
各拠点間で最大10Mb/sまでの通信が可能(シェアドアクセス技術を利用) |
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端末インターフェースは多くのLANで利用されている10BASE−Tであり、お客様のパソコン等を回線終端装置に直接接続可能 |
(3) |
お客様のご利用形態に応じてカスタマイズする閉域網であり、セキュリティが高い |
(4) |
端末ポータビリティ等、通常のお客様設備のLANと同じ利用環境を実現 |
【 利用イメージ 】
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3 主な提供条件等 |
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(1) 契約単位 |
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LANを構成するアクセス回線グループ単位 |
(2) 伝送速度 |
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<1>同一MA内の拠点間 |
:最大10Mb/s |
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<2>異なるMAの中継区間 |
:ATMメガリンクサービスの伝送速度からお客様が選択 |
(3) 付加機能 |
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サブグループ設定機能(*)
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同一契約内においてサブグループ(最大14グループまで)を設定し、同一サブグループ外からのアクセスを不可とする機能 |
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| 4 料金 |
| | (1)月額料金
*1 |
回線終端装置(ONU)使用料(1,200円)、屋内配線使用料(2,000円)を含みます。 |
*2 |
32アクセス回線を超えるごとに、6,000円が加算されます。 |
※工事費は別に必要となります。
(2) 契約料 800円(1契約ごとに)
【1契約あたりの月額料金例:5拠点が2収容局エリア(同一MA内)にまたがる場合】
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5 提供地域 |
サービス開始時は、政令指定都市等の一部地域となりますが、需要等を考慮して順次拡大します。 |
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6 提供開始日 |
認可後、速やかに提供することとします。 |
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