Web Caster 7000 - ファームウェア・ドライバのダウンロードページ
Web Caster 7000 ファームウェア Ver1.1.2 (2004/02/02) |
機能追加内容
ファームウェア Ver1.1.2
- フレッツ・コミュニケーションへの対応
・UPnPを適用するPPPoEセッションを選択することで、インターネット接続やフレッツ・スクウェア接続と同時に「フレッツ・コミュニケーション」を利用することが出来るようになりました。
- スタートアップスクリプト機能への対応
・ATA PCカードメモリやUSBストレージに設置されたスクリプトの自動起動機能を追加しました。
- Web サーバ機能の強化
・WebサーバのPHPスクリプト機能について、対応関数を追加しました。
・Web公開するドキュメントルートディレクトリを指定できるようになりました。
- FTPサーバ機能の強化
・パッシブモードによる接続に対応しました。
・anonymous接続に対応しました。
- IPv6ブリッジ機能への対応
・IPv6プロトコルを利用したパケットについて、WAN-LAN間の通信データを全てブリッジすることができます。これにより、通常のPPPoEによるインターネット接続等とIPv6ネットワークをLAN側に設置されたパソコンで同時にご利用いただくことが可能となります。
詳細およびその他の機能追加内容については、以下をご覧ください。
- フレッツ・コミュニケーションへの対応
フレッツ・コミュニケーションへの接続が可能になりました。Web Caster 7000のマルチセッション機能を利用して、インターネットを利用しながらフレッツ・コミュニケーションに接続することが可能です。
※ UPnPが動作するPPPoEセッションを「フレッツ・コミュニケーション」が動作するPPPoEセッションに固定する必要があります。
※ フレッツ・コミュニケーション利用時は、インターネット側でUPnPを利用したアプリケーション(Windows Messengerなど)を同時に利用することは出来ませんのでご注意ください。
- スタートアップスクリプト機能への対応
ATA PCカードメモリやUSBストレージにスクリプトファイル(PHPスクリプト)を保存しておき、Web Caster 7000の起動時にそのファイルを自動的に読み込んで実行できるようになりました。これにより、お客様が作成されたスクリプトによる独自機能を動作させることが可能となりました。
- Webサーバ機能の強化
・ WebサーバのPHPスクリプト機能について、対応関数の追加を行い、日本語マルチバイトおよびPerlの正規表現に対応できるようになりました。
・ Web公開するドキュメントルートディレクトリとして、任意のディレクトリを指定できるようになりました。
※ PHP (Hypertext Preprocessor) ・・・ 動的なWebページを作成可能なスクリプト言語。
- FTPサーバ機能の強化
従来からのアクティブ(PORT)モードによる接続に加え、パッシブ(PASV)モードによる接続に対応しました。
また、anonymous接続にも対応し、本商品のFTPサーバにログインする場合、anonymousユーザによるログインができるようになりました。
- IPv6ブリッジ機能への対応
IPv6プロトコルを利用したパケットについて、WAN-LAN間の通信データを全てブリッジすることができます。これにより、通常のPPPoEによるインターネット接続等とIPv6ネットワークをLAN側に設置されたパソコンで同時にご利用いただくことが可能となります。
- 設定機能等の向上
1. UPnP機能の適用セッションについて
UPnP機能を適用するセッションを選択できるようになりました。これにより、従来一つ目のセッション(WAN PPPoE1)にしか適用されなかったUPnP機能を、他のセッション(WAN
PPPoE2等)にも適用できるようになりました。
※ 何れか一つのセッションのみ選択することができます。同時に複数のセッションを選択することはできません。
2. 接続ログ機能への対応
PPPoEおよびVPN接続設定を行った場合、接続時間や切断時間などの確認が可能なシステムログを表示できるようになりました。
- 追加機能パッケージへの対応
一部の追加機能について、本体ファームウェアとは別に追加する「追加機能パッケージシステム」を導入しました。これによりお客様が追加機能を任意に選択してご利用いただくことができます。
なお、Version 1.0.8より提供していた「PHP対応Webサーバ機能」は、今回提供の本体ファームウェアVersion1.1.2より追加機能パッケージとして提供いたします。PHP対応Webサーバ機能をご利用の際は、追加機能パッケージVersionをインストールしていただきますようお願いします。
ご注意
※ Version 1.1.2にバージョンアップする場合、既に設定していただいた設定情報は引き継がれません(初期状態となります)。バージョンアップを行う場合は、事前に設定情報をお控えください(詳細取扱説明書の最後にある「設定記入シート」をご利用ください)。
※ Version 1.1.2 を適用後、本商品の起動または再起動に要する時間が長くなります。本商品の起動後に、ご利用のパソコンのIPアドレスの自動取得ができていない場合は、再度IPアドレスの取得を行ってください。パソコンのネットワーク設定については、取扱説明書P.9-2「パソコンのIPアドレス管理」を参照してください。
※ 設定情報の保存機能により保存した設定情報は、同一ファームウェアバージョンでしか読み込むことができません。Version 1.1.2で動作するWeb
Caster 7000で、Version 1.0.8以前で保存した設定情報を読み込ませないでください。ルータが起動できなくなり、使用できなくなる場合があります。
※ Version 1.1.2にバージョンアップした後は、Version 1.0.8以前のバージョンをインストールすることはできません。Version
1.1.2で動作するWeb Caster 7000に、Version 1.0.8以前のファームウェアをインストールしないでください。ルータが起動できなくなり、使用できなくなる場合があります。
※ ファームウェアのアップデート中は絶対にルータの電源を落とさないでください。ルータが起動できなくなり、使用できなくなる場合があります。
※ ファームウェアのアップデートは、必ずネットワーク管理者に相談してから実行してください。また、ファームウェアのアップデート中はルータとの通信ができなくなりますので、ルータを使用して通信を行っているユーザに対して、あらかじめ通信ができなくなることを知らせてからファームウェアのアップデートを実行してください。
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バージョンアップ方法
- 本商品の設定情報をお控えください(詳細取扱説明書の最後にある「設定記入シート」をご利用ください)。
- 以下のファームウェアを右クリックして、「保存」を選択し、ご利用のPCにダウンロードします。

- 本商品の設定画面を開き、サイドバーの[カスタム設定]アイコンをクリックします。
[カスタム設定]画面から[ファームウェアアップデート]ボタンをクリックします。

- [参照]ボタンをクリックして、ダウンロードしたファームウェアのファイルを選択し、[OK]ボタンをクリックします。

- ファームウェアアップデートを確認する画面に切り替わるので、新しいバージョンが 1.1.0 であることを確認して、[OK]ボタンをクリックします。ファームウェアのアップデートが開始されます。完了すると、自動的に本商品が再起動されます。

- 追加機能パッケージをインストールする場合は、引き続き、次の[追加機能パッケージのインストール方法]に従ってインストールをしてください。
追加機能パッケージのインストール方法
ここでは、追加機能パッケージのインストール方法について説明します。PHP対応WEBサーバをご利用になる場合は、以下の方法に従ってインストールをしてください。
- 以下の追加機能パッケージを右クリックして、「保存」を選択し、ご利用のPCにダウンロードします。

- 本商品の設定画面を開き、サイドバーの[オプション設定]アイコンをクリックします。
[オプション設定]画面で[追加機能パッケージ]ボタンをクリックします。

- [追加機能パッケージ]画面で、[パッケージのインストール]ボタンをクリックします。

- [パッケージのインストール]画面で、[参照]ボタンをクリックして、ダウンロードした追加機能パッケージのファイルを選択し、[OK]ボタンをクリックします。

- [パッケージのインストール]画面で、[OK]ボタンをクリックします。しばらくすると、次の[追加機能パッケージ]画面に自動的に移ります。

- [追加機能パッケージ]画面で、ファイル名「php」の左のチェックボックスにチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックします。

- サイドバーの[カスタム設定]アイコンをクリックします。
[カスタム設定]画面で、[再起動]ボタンをクリックして、Web Caster 7000を再起動します。

取扱説明書追加分
バージョンアップによって追加された機能説明部分の取扱説明書及び詳細取扱説明書をご覧いただけます。
※ ファームウェア Version 1.1.2で追加された機能については、詳細取扱説明書<Version
1.1.2 追加機能>をご覧ください。
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上記の取扱説明書をお読みいただくためには、Adobe Readerをインストールしていただく必要があります。最新版のAdobe
Readerのダウンロードとインストールについてはこちらをご覧ください。 |
ダウンロードファイル
バージョンアップ履歴
- ファームウェア Version 1.0.8 (2003/11/07)
・ PPPoEマルチセッション設定を行った場合のUPnP機能を修正しました。
・ 新しい無線LAN規格に対応
・ ファイルサーバ機能に対応
・ Webサーバ機能の強化
・ VPN接続時のスループット向上
・ 設定機能等の向上
・ 設定画面の修正
・ 初期設定値の変更
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