みどりいっぱい活動報告
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熊野古道清掃活動
2023.10.28 NTT西日本 三重グループ
2023年10月28日（土）、三重県北牟婁郡（きたむろぐん）紀北町の荷坂峠において熊野古道清掃活動が行われ、NTT西日本三重グループが参加しました。
この清掃活動は熊野古道が世界文化遺産に認定されたことを機に、三重グループの取り組みとして2018年からスタートしましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止に配慮し、2020年・2021年・2022年はやむを得ず中止となりました。
今回3年ぶりに開催の運びとなり、三重グループの社員とその家族や退職者など50名で清掃にあたりました。
今回の清掃場所である荷坂峠は、熊野古道伊勢路の一部です。熊野古道伊勢路は、「お伊勢さん」「大神宮さん」などの呼び名で親しまれる「伊勢神宮」から熊野三山を詣でるために人々が通った祈りの道で、途中いくつもの険しい峠を越えます。
荷坂峠は江戸時代に紀州藩初代藩主徳川頼宣が紀州に入府して以来、難所と呼ばれたツヅラト峠に代わって紀州の玄関口として整備されたルートで、その名前は「重い荷物を担いででも超えることができる坂」に由来しています。
熊野古道はいろいろな団体が清掃活動を行っていることから、ごみが少ないと思われがちですが、道の端など人目につきにくいところには心なく捨てられたごみが多く散乱しており、参加者全員で手分けしながらひとつひとつ回収しました。
さらに今後、熊野古道を訪れる観光客の皆さんに快く散策していただけるようにと、各所に設置されている案内看板やベンチなどの拭き掃除も行いました。
参加者からは「ごみがあると熊野古道を訪れる観光客の方がつまずいたりして危ないし、素晴らしい自然景観を前に感動を覚える気持ちに水を差してしまうことにもなりかねないので、私たちが清掃活動を行うことで熊野古道の魅力向上に貢献していきたい」との言葉もいただき、今回の清掃活動が有意義だったと実感しました。
NTT西日本三重グループは美しく豊かな自然環境を守るために、今後もこのような清掃活動を広く推進していくとともに、積極的に参加協力してまいります。
- 参加者所属企業
- NTT西日本 三重支店、NTTビジネスソリューションズ、NTTフィールドテクノ、退職者
- 活動場所
- 熊野古道荷坂峠(三重県北牟婁郡紀北町)
- 参加人数
- 50名（社員と家族、退職者を含む）
