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LINE 423 「ACT CLEAN SAGA 2022」に参加

みどりいっぱい活動報告 LINE 423
「ACT CLEAN SAGA 2022」に参加
2022.11.19 NTT西日本 佐賀グループ

2022年11月19日(土)、佐賀市東与賀町の有明海湾奥部に広がる東よか干潟で、サガテレビ主催の「ACT CLEAN SAGA 2022」が開催され、NTT西日本佐賀グループからは社員やその家族など、総勢29名が参加しました。

有明海は満潮と干潮との潮位差が6メートルもある干満差日本一の海岸で、干潮時には干潟が5〜7キロメートル沖まで広がるなど、全国の干潟面積の約4割を占める広大な場所です。
清掃会場の東よか干潟は泥の干潟で、シギやチドリなどの渡り鳥や絶滅危惧種を含む水辺に住む鳥たちの渡りの中継地点や越冬地であり、ムツゴロウやワラスボ、シオマネキなど泥干潟特有の稀少でユニークな生き物たちも多く生息しています。
2015年には、国際的に重要な湿地としてラムサール条約湿地に登録されました。

当日は小雨模様のなか、佐賀グループは県内からの多くの参加者とともに清掃活動を開始しました。
清掃会場周辺はこの時期「海の紅葉」と呼ばれ、絶滅が危惧されている貴重な塩生植物シチメンソウが群生しています。シチメンソウの周りや海岸一帯のごみ、そして葦(ヨシ)や流木に混じったペットボトルなどのプラスチックごみを拾い集め、約1時間の作業で1.8 トンのパッカー車2台分のごみを回収しました。

シチメンソウはヒユ科(旧分類:アカザ科)の一年生草木で、風波や潮流が少ない地でしか育たず、また、塩水に耐える植物であることから塩生植物とも呼ばれています。
東よか干潟一帯には、例年10月下旬から11月上旬にかけて真っ赤なシチメンソウが咲き誇り、その景観はまるで秋の野山を彩る紅葉のようにも見えます。有明海の風物詩とも言える圧巻の眺めを求めて多くの見物客が訪れます。
さらに、天気が良い日には東よか干潟の向こうに島原半島の雲仙普賢岳を望むことができます。

参加された皆さまの力によって東よか干潟一帯は美しさを取り戻し、これから足を運ぶ観光客の方々を気持ち良くお迎えできそうです。また、本活動への参加は一人ひとりが身近なところから環境問題を考えるきっかけにもなったと思います。

NTT西日本佐賀グループは、この地に愛情を持ってくださる方々の心に寄り添い、これからも地域に密着した社会貢献活動を継続的に行ってまいります。

参加者所属企業
NTT西日本グループ 佐賀エリア内関係各所

活動場所
佐賀市東与賀町の有明海海岸(東よか干潟)
参加人数
29名(社員・家族含む)

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