NTT西日本と株式会社リバレントとのパートナーシップ契約締結について

　西日本電信電話株式会社（代表取締役社長：小林 充佳、以下、NTT西日本）は、株式会社リバレント（代表取締役社長：相澤 崇裕、以下、リバレント）とパートナーシップ契約を締結し、eスポーツによる社会課題の解決に向けて連携していくこととなりましたのでお知らせいたします。

1.背景

　近年、eスポーツが社会的にも注目され、2019年10月には「いきいき茨城ゆめ国体」において、文化プログラムとして「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」が開催されるなど広がりを見せています。
　NTT西日本は、eスポーツの競技性、興行性だけでなく、ゲームをプレイする楽しさを通じた人と人とをつなげる力に注目しています。イベントを通じた地域の魅力発信や、介護医療現場におけるレクリエーションなどにeスポーツを用いることで人々の交流を促進させ、地域の活性化を図ることを目的に、eスポーツを活用した取り組みを推進しています。
　リバレントは「デジタルフィールドを起点に、才能ある人材が活躍できる場所を作る」というビジョンを掲げ、プロeスポーツチームのマネジメントや企業のeスポーツ参入支援などを行っています。また、今回のパートナーシップでは、リバレントのShadowverse®^※1部門との提携となります。Shadowverse®は、対戦型カードゲームとして国内最大規模のスマートフォンタイトルの一つとなっています。Shadowverse®はカードを集めて対戦するゲームで、複雑な操作を必要としないため、世代を選ばずに楽しめるジャンルのeスポーツタイトルであると考えています。また、複雑な操作を必要としないという特性から、障がいを持つ方にもプレイしやすいという特性があります。
　当社とリバレントShadowverse®部門との交流の中で、eスポーツ大会でのパフォーマンスを発揮するだけでなく、eスポーツを通じて社会課題を解決し、地域振興等の取り組みにも参画していきたいという方向性が一致したことから、今回のパートナーシップ締結となりました。

• ※1 Shadowverse®は株式会社Cygamesの登録商標です

2.各社の役割

NTT西日本

　eスポーツを通じた社会課題解決に資するサービス開発、イベント等の実施

リバレント

　NTT西日本のeスポーツサービス開発へのアドバイス、イベント等への参画

3.パートナーシップ期間

2020年4月1日～2021年3月31日

4.今後の展開

　NTT西日本が今後開発するeスポーツサービスに対し、リバレントがプロeスポーツチームの立場でアドバイス、トライアル実施等に参画すると共に、NTT西日本が開催するeスポーツイベント等へのリバレント所属選手の参加等を実施していきます。

Shadowverseについて https://shadowverse.jp/

　「Shadowverse」は、「フォロワー」、「スペル」、「アミュレット」という3種類のカードで40枚のデッキを編成して戦い、相手リーダーキャラクターの体力を0にしたら勝利となる、スマートフォンで遊べる対戦型オンラインTCG（Trading Card Game）です。2020年現在、日本語を含む9言語が世界にリリースされ、累計ダウンロード数は2,200万を突破しています。競技性の高さを生かし、優勝賞金1億1,000万円の世界大会開催やプロリーグ設立など、eスポーツシーンにも参入しています。