2.1 電気通信設備の構成

電気通信設備は、図表2.1.1に示すように第一種電気通信事業者側の設備 (電気通信回線設備)とお客さま側の設備(端末設備または自営電気通信設備) に大別され、これら二つの設備の境界を分界点という.

 2.1.1 電気通信設備の構成要素 (図表2.1.1)

(1)電気通信回線設備とは、以下の3つの設備をいう

  1. 伝送路設備 (ケーブルなど)
  2. 交換設備 (交換機など)
  3. 附属設備 (通信電力装置など)

(2)お客さま側の設備(端末設備等)には、以下の2つの設備形態がある

  1. 端末設備
    (分界点からのお客さま側が、同一敷地内で閉じているもの)

  2. 自営電気通信設備
    (分界点からお客さま側が、広がりのあるもの)

(3)分界点とは?

  1. 分界点の目的
    • 端末設備等の故障等の場合保守等の区分をはっきりさせること
    • 事業者とお客さまとの接続点で容易に切り離すことができること

  2. 架空からの引き込みの場合
    ・分界点は保安器になる

  3. 地下からの引き込みの場合
    ・分界点は配線盤等(MDF)になる


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