NTT西日本及びNTT東日本では、スーパーG3※2に対応し高画質コピー機能を搭載した、A3サイズ送信・B4サイズ受信対応普通紙ファクス「NTTFAX L−500」と、充実したコピー機能を装備し、プリンタ/スキャナとして利用できるA3サイズ送受信対応の複合機「NTTFAX L−740」を販売開始します。 |
1.商品概要 |
| 「NTTFAX L−500」は、「NTTFAX L−610」の後継機種であり、一層の価格低減を図った、1,200dpi相当×600dpiの高画質コピー機能搭載のスーパーG3対応BookFAXです。
「NTTFAX L−740」は、「NTTFAX L−730」の後継機種であり、プリンタ及びスキャナへの拡張が可能な本格的複合機です。記録速度向上等の機能アップを図るとともに、両面コピー・ホチキス止め等、多彩なコピー機能を実現する各種オプションを取り揃えました。 |
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商品名 | NTTFAX L−500 | NTTFAX L−740 |
販売価格 | 678,000円 | 1,200,000円 |
販売開始日 | 平成11年10月19日(火) | 平成11年10月25日(月) |
販売地域 | 全 国 | 全 国 |
販売予定数 | 約2,600台/年西日本 約2,600台/年東日本 | 約1,200台/年西日本 約1,200台/年東日本 |
*上記販売価格には工事費及び消費税相当額、地方消費税相当額は含んでおりません。
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2.主な特徴 |
〔1〕 NTTFAX L−500 |
| (1)ファクス機能 |
| | <1>高速電送(スーパーG3対応) |
| | | 国際的に定められた通信規格(ITU−T勧告V.34)に準拠した33.6kbit/s高速モデムの搭載により、A4判標準原稿※31枚を2秒台で送信できます。なお、実際の通信時間は原稿の内容、相手機種、回線の状況等により異なります。 |
| | <2>高速読取 |
| | | A4判標準原稿をわずか2.1秒という速さで本体内のメモリに読み取り、スピーディに送信します。 |
| (2)コピー機能 |
| | 1,200dpi相当×600dpiの高画質コピーが可能です。図面、写真はもちろん、細かな文字の原稿や文字と写真が混在した原稿もクリアにコピーできます。 |
| (3)大容量メモリ |
| | 1MBメモリを標準装備し、万一紙切れになってもA4判標準原稿で約64枚までメモリ代行受信します。さらに、オプションのメモリを増設(最大9MBまで)すれば、A4判標準原稿で約576枚のメモリ代行受信や送信が可能です。 |
| (4)ブック原稿送信 |
| | 本や雑誌などの厚手の原稿や新聞などから、コピーを取る要領で直接ファクスを送信することができます。 |
| (5)拡大縮小コピー |
| | 4段階の定型倍率コピーの他に、50〜200%の範囲で1%刻みの拡大縮小コピーが可能ですので、簡単に望み通りのサイズでコピーがとれます。 |
| (6)省エネルギー設計 |
| | エナジーセーブモード時の消費電力を約2Wに大幅削減し、省電力化を実現しました。国際的な省エネルギー基準である「国際エネルギースタープログラム」※4に適合しています。 |
〔2〕 NTTFAX L−740 |
| (1) ファクス機能 |
| | <1>高速電送(スーパーG3対応) |
| | | スーパーG3対応によりA4判標準原稿を2秒台で送信できます。 |
| | <2>高速読取 |
| | | A4判標準原稿をわずか1.1秒という速さで本体内のメモリに読み取り、スピーディに送信します。 |
| | <3>ぺーパレスファクス通信 |
| | | パソコンで作成した資料をプリントアウトすることなく直接ファクス送信できます。また、ファクス受信原稿を画像ファイルとしてFAX本体に蓄積し、パソコンから読み込むことも可能ですので、パソコンでファクスの送受信を行うペーパレスファクス通信を実現します。(オプション) |
| (2) コピー機能 |
| | A4ヨコ原稿で、毎分25枚の高速連続複写が可能です。また、両面コピーはもちろんページ合成・ソートコピー(複数枚を仕分けして出力する機能)・オフセット出力(各セット毎に出力位置をずらす機能)などのコピー機能を充実させました。(一部機能はオプション) |
| (3) プリンタ/スキャナ機能(オプション) |
| | <1>PC/LANプリンタ機能 |
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・ | 2,400dpi相当×600dpiの高画質プリンタとして利用できます。 |
・ | パソコンからの操作で、ソートプリントやオフセット出力が可能です。プリントアウトしてからコピーを使って仕分けするのに比べ手間がかからず便利です。 |
・ | PCプリンタユニットには、ドキュメントハンドリングソフトウェア「DocuWorksTM ※5 」を添付しています。異なるアプリケーションで作成した文書のフォーマットを揃え、自由に加工したり、一括出力できます。
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| | <2>ネットワークスキャナ機能 |
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・ | LAN上のパソコンで、共有スキャナとして利用可能です。 |
・ | 毎分約56枚もの高速スキャンが可能です(解像度200dpi×200dpi時)。読み取り原稿サイズはA3まで、解像度は高画質600dpi×600dpiまで対応しています。
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| (4)省スペース・省エネルギー設計 |
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・ | 幅がわずか647mmのうえ、ファクス・コピー・プリンタ・スキャナの複合利用が可能ですので、オフィスの省スペース化を図れます。 |
・ | 節電モード待機時の消費電力を約21Wに大幅削減し、省電力化を実現しました。「国際エネルギースタープログラム」に適合しています。
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| (5)その他の主なオプション |
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・ | 増設回線ポート(最大同時4通信が可能) |
・ | G4通信ユニット(ISDN回線を利用したファクス通信方式であるG4への対応が可能)
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・ | ステープルフィニッシャー(仕分け、ホチキス止めの自動化が可能) |
・ | サイドトレイキット(ファクス、コピー、プリンタ毎に出力先トレイの設定が可能)
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・ | メールボックス(クライアントパソコン毎にプリント出力先ビンの設定が可能)
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※1 BookFAX |
| ファクス・コピー兼用型複合ファクスのうち、印字速度が19枚/分以下のタイプを示すNTT西日本及びNTT東日本による呼称で、業界でも定着しつつあります。 |
※2 スーパーG3 |
| G3ファクシミリの中で、33.6kbit/sモデム(ITU−T勧告V.34)を採用したタイプです。従来のG3ファクシミリに比べてモデムが高性能化したことにより、高速電送が可能となります。 |
※3 A4判標準原稿 |
| A4サイズの700文字程度の原稿を指します。 |
※4 「国際エネルギースタープログラム」 |
| 政府が承認する省エネルギーオフィス機器を対象とした任意登録制度です。 |
※5 DocuWorksTM は富士ゼロックス株式会社の商標です。 |