News Release

平成18年10月24日


「ひかり電話(オフィスタイプ、ビジネスタイプ含む)」が
つながりにくい状況について



 NTT西日本では、平成18年3月と4月に「ひかり電話」についての大規模かつ長時間の故障を発生させ、お客様に対して多大なご迷惑をおかけしており、その対策として「光ブローバンドサービス品質向上プロジェクト」によりネットワークの信頼性向上や故障対応の迅速化に取り組んでいるところです(平成18年7月12日発表)。
 しかし平成18年10月23日に、「ひかり電話」をご利用のお客様の通話で、つながりにくい状況が再度発生し、お客様に多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
 弊社ではこれを重大な事態と認識し、再発の防止に向けた改善に全社を挙げて取り組んでまいります。


1.発生日時
平成18年10月23日(月) 午前9時35分頃


2.対応事象 <別紙1参照>
(1)発生状況
 この度の事象は「ひかり電話」「ひかり電話オフィスタイプ」の通話を制御する一部の装置(呼処理サーバ)に大きな負荷がかかり、混み合った状態となったことから、「ひかり電話」サービス全体の安定化のため通話量を部分的に制限させていただいたことにより、「ひかり電話ビジネスタイプ」を含む全ての「ひかり電話」サービスに影響を与えたものと考えています。

(2)

影響を受けたNTT西日本エリアの「ひかり電話(オフィスタイプ、ビジネスタイプ含む)」のお客様数
約83万3千契約

(3)対応状況
10月23日 23:50 負荷がかかった装置(呼処理サーバ)への接続制御を行った上で装置の再立上げを実施した後、接続制御を解除
10月24日 09:06   呼処理サーバに昨日と同様の大きな負荷がかかる兆候があったので、接続制御を実施


3.故障原因 <別紙2参照>
 呼処理サーバの容量を超えたトラヒックが流れたため、輻輳が発生し、そのため中継系呼制御サーバに影響を与えたものと考えています。


4.今後の措置
明朝を目処に呼処理サーバを増設し処理能力を向上させます。
呼処理サーバ増設までは、呼の疎通を図るため、トラヒック監視を充分に行い、必要に応じ制御を実施いたします。
その後、NTT西日本の「ひかり電話」ネットワーク全体の処理能力の再チェックを行います。



別紙1 つながりにくい事象の発生状況
別紙2 ひかり電話ふくそうの発生の原因


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