NTT西日本は、企業における無線LAN環境を安価に構築することができ、搭載するminiPCIモジュールにより無線通信規格IEEE802.11b(最大伝送速度11Mbps)及びIEEE802.11a※1(最大伝送速度54Mbps)のいずれも利用できるデュアルバンド対応の無線LAN装置「WL−1154」を平成14年12月25日(水)から販売開始します。 |
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※1 |
無線通信規格IEEE802.11aが利用する5.2GHz帯は、省令により、平成14年12月18日現在、屋外での利用は出来ません。 |
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商品名 |
「WL−1154」 |
販売価格※2 |
IEEE802.11b対応miniPCIモジュール搭載タイプ |
61,000円 |
IEEE802.11a対応miniPCIモジュール搭載タイプ |
71,000円 |
IEEE802.11b対応miniPCIモジュール& IEEE802.11a対応miniPCIモジュール搭載タイプ |
85,000円 |
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販売開始日 |
平成14年12月25日(水)※3 |
販売地域 |
NTT西日本エリア※4 |
販売予定数 |
2,000台/年 |
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※2 |
上記販売価格には消費税相当額および地方消費税相当額は含まれていません。 |
※3 |
IEEE802.11a対応miniPCIモジュールは平成15年2月下旬からの販売開始予定となります。 |
※4 |
NTT西日本のサービス提供地域:富山県、岐阜県、静岡県以西の30府県。 |
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1.商品概要 |
 | 本商品は、IEEE802.11b(最大伝送速度11Mbps)及びIEEE802.11a(最大伝送速度54Mbps)の2種類の無線通信規格を利用できるデュアルバンド対応の無線LAN装置です。規格に対応したminiPCIモジュールを本体に搭載することにより、どちらか一方もしくは両方の規格に対応できるため、既に保有している無線LANカード※5が利用できるなど、企業の状況に合わせた無線LAN環境を安価に構築することができます。
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※5 |
パソコン用無線LANカードは、Wi-Fi CERTIFIED 802.11aおよびWi-Fi CERTIFIED 802.11bに準拠したカードが利用できます。 |
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2.主な特徴及び機能 |
 | (1)2種類の無線通信規格に対応 |
|  | 本体に、最大11Mbpsの無線LAN環境を構築できる無線通信規格IEEE802.11bに対応したminiPCIモジュール、もしくは、最大54Mbpsの大容量無線通信が可能な無線通信規格IEEE802.11aに対応したminiPCIモジュールのいずれかを搭載することにより、それぞれの無線通信規格を利用することができます。また、モジュールインタフェースを2つ搭載しているため、双方のモジュールを同時に搭載することができ、2種類の無線通信規格を同時に利用することも可能です。 |
 | (2)高度なセキュリティ対策 |
|  | 第三者による無線通信の傍受を防ぐ暗号化方式であるWEP(64bit/128bit)や接続する無線LANカードを制限できるローカルMACフィルタ機能、および認証サーバなどと連動し認証されていない端末からの通信を全て遮断するユーザ認証方式IEEE802.1xを装備しており、高いセキュリティを実現します。 |
 | (3)POE給電対応(オプション) |
|  | LANケーブルからの電源供給を可能にする電源供給ユニット(POE:Power Over Ethernet)をオプションとしてご用意しています。電源コンセントがない壁等に設置する際、新たな電源の準備や配線の整理がいらないため、設置場所を選びません。
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 | (4)SNMP対応 |
|  | SNMP(Simple Network Management Protocol)※6に対応しているのでネットワーク機器の管理が可能です。
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※6 |
TCP/IPネットワークにおいて、ルータやコンピュータなどネットワークに接続された通信機器をネットワーク経由で、監視・制御するためのプロトコルです。 |
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 | (5)Web設定による簡単設定 |
|  | 本商品の各種設定は、Webブラウザを利用して行えるので、設定が容易です。またtelnetによる設定も可能です。 |