News Release

平成14年12月17日


「メガデータネッツ」の機能追加について



 NTT西日本では、ATM技術を用いたブロードバンドサービス「メガデータネッツ」 を提供し、現在幅広い業種、業態のお客様にご利用いただいておりますが、この度、CUGメニュー*1に、「リモートアクセス機能」及び「通信経路制御機能」を追加することとし、本日、総務大臣に料金の届出を行いました。
*1 CUGメニュー: 「Closed User Group」の略語。お客様が設定するグループに閉じたデータ通信を提供するメニュー。


1.リモートアクセス機能
(1)概要
 メガデータネッツを利用して社内ネットワークを構築しているお客様において、ご自宅や外出先等の電話からダイヤルアップにより社内ネットワークとデータ通信できるベストエフォート型*2の機能です。
*2 ベストエフォート型: ネットワークが混雑した場合など、通信速度が低下する場合があります。(通信速度は保証されません)

(2)主な特徴
<1>高セキュリティ
 ユーザIDとパスワードによる認証チェックを行います。更に発信電話番号による認証も可能です。
<2>2種類のタイプでご利用が可能
 ご利用形態に応じて優先的に着信ポートを割当てる優先ポートタイプと、着信ポートを複数の利用者で共用し安価にご利用できる共用ポートタイプでご利用いただけます。
<3>1IDからお申込みが可能
 ユーザID単位で1IDからお申込みいただけます。


<利用イメージ> <利用イメージ>


(3)料金
<1>優先ポートタイプ
  区分 月額料金
ユーザID 1ユーザIDごとに 2,100円
優先ポート 1ポートごとに 3,000円

<2>共用ポートタイプ
  区分 月額料金
ユーザID 1ユーザIDごとに 2,100円

(4)工事料
 別途必要となります。


2.通信経路制御機能
(1)概要
 通信経路制御機能とは、ダイナミックルーティングプロトコル*3(OSPF*4、RIP/RIP2*5)に対応する機能です。
*3 ルーティング情報を交換することで、ネットワークの変更(ルート変更等)を動的にルータへ反映するルーティング方式。
*4 「Open Shortest Path First」の略語。ルーティング情報の交換により最適なルートを計算する方式。
*5 RIPは「Routing Information Protocol」の略語。ルーティング情報を交換する簡易な方式。RIP2はRIP1の機能拡張版。

(2)主な特徴
<1>重要拠点の信頼性の向上
 重要拠点等において、バックアップ回線と組み合わせることにより、万一の故障が発生した場合、バックアップ回線への自動切替が可能となります。
<2>運用・管理の負荷を軽減
 通信拠点の追加やLAN構成変更時、各拠点のルータへ経路情報が自動的に反映され、ルータの設定変更が不要となります。


【重要拠点の信頼性向上】
【重要拠点の信頼性向上】


【運用・管理の負荷軽減】
【運用・管理の負荷軽減】

(3)料金
通信経路制御機能料金*6
区分 月額料金
1論理チャネルごとに 1,000円
  *6 CUGに接続される全論理チャネルにてお申込が必要です。

(4)工事料
別途必要となります。


3.提供エリア
NTT西日本エリア
※ 詳細はメガデータネッツのホームページでご確認ください。
  (URL) http://www.ntt-west.co.jp/mdn/


4.提供開始日
平成15年3月3日(月)



(参考)メガデータネッツのサービス概要


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