ニュースリリース vol.6

平成12年1月11日

電話会議等を手軽に実現するハンズフリー通話装置
EC−12」の販売開始について


 NTT西日本及びNTT東日本では、電話会議等を手軽に実現するハンズフリー通話装置「EC−12」を、平成12年1月13日(木)より販売開始します。


1.商品概要

 「EC−12」は、「EC−11」の後継機種で、複数の参加者による電話会議等をアナログ回線で手軽に実現するハンズフリー通話装置です。

 本商品は、本体の4隅にマイクを内蔵しているため、発言者は受話器を持つ必要がなく、さらにマイクの位置を気にせずに複数の参加者が発言することができます。

 また、現行機種と比較して、エコー消去時間等の基本性能の向上及び省電力化を実現するとともに、市販のマイク・スピーカの増設を可能とすることで、より多くの人が参加する電話会議にもご利用いただけるようになりました。

商品名 EC−12
販売価格 130,000円
販売開始日 平成12年1月13日(木)
販売地域 全 国
販売予定数 約500台/年・・・NTT西日本
約500台/年・・・NTT東日本
*上記販売価格には工事費及び消費税相当額、地方消費税相当額は含んでおりません。


2.主な特徴(現行機種からの機能向上点)

(1)マイク・スピーカの増設が可能

 本体にある入出力端子に、市販のスピーカ(1台まで)及びマイク(3個まで)を接続できますので、やや広い場所等で利用する場合や20人程度までの多人数による電話会議にも対応できます。

(2)話頭の音切れや受話音量不足を改善

 エコー消去時間等のエコーキャンセラ特性の改善により、会話の初めの部分で発生しやすかった音切れの問題を改善しました。また、受話音量の不足を改善し、実際の会話に近い、より快適な電話会議を実現します。


3.その他の機能

(1)ビジネスホン等への接続が可能

 「マルチビジネスシステムαシリーズ」※1をはじめとしたビジネスホン等を利用している場合、単体電話機アダプタ※2へ接続すれば、ビジネスホンと回線を共用できるため、コストの低減が図れます。

(2)様々な接続形態に柔軟に対応

 単体でのアナログ回線への接続だけでなく、テレビ電話システム「Phoenixシリーズ」※3・「PICSEND-R II」※4や電話会議システム「スキュワトーク」※5等のISDN機器にも接続できますので、テレビ電話や電話会議を、複数の参加者がハンズフリーで利用することが可能です。(別途接続ケーブルが必要です。)




※1「マルチビジネスシステムαシリーズ」
LAN・インターネット・CTI等にも対応したNTT西日本・NTT東日本が販売するビジネスホンシリーズ商品です。

※2

単体電話機アダプタ
ビジネスホンのバス配線上へ、単体電話機やFAXなどのアナログ通信機器を接続するためのアダプタです。

※3

「Phoenixシリーズ」
NTT西日本・NTT東日本が販売するISDN対応テレビ電話・テレビ会議システムシリーズ商品です。但し、「Phoenix mini type−S」「Phoenix 2000HX」等一部の機種は、EC−12を接続してご利用になれません。

※4

「PICSEND-R II」
NTT西日本・NTT東日本が販売するISDN対応テレビ電話です。リング型多地点接続機能により、最大5地点を結んだテレビ会議が可能です。

※5

「スキュワトーク」
NTT西日本・NTT東日本が販売するISDN対応電話会議・一斉同報システム商品です。INSネット64に接続して、最大480地点を結ぶ電話会議や音声一斉同報を実現します。



ハンズフリー通話装置 EC−12

ハンズフリー通話装置 EC−12



(別紙)主な仕様


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