9 緊急定文電報及び料金表に規定する和文無線電報に使用することができる定文
区     別 定           文
死 亡 の 通 知 死す。
死す、至急電話されたし。
死す、至急連絡されたし。
死す、至急来られたし。
危 篤 の 通 知 危篤。
危篤、至急電話されたし。
危篤、至急連絡されたし。
危篤、至急来られたし。
病 気 の 通 知 病気。
病気、至急電話されたし。
病気、至急連絡されたし。
病気、至急来られたし。
倒れた。
倒れた、至急電話されたし。
倒れた、至急連絡されたし。
倒れた、至急来られたし。
怪 我 の 通 知 怪我。
怪我、至急電話されたし。
怪我、至急連絡されたし。
怪我、至急来られたし。
入 院 の 通 知 入院。
入院、至急電話されたし。
入院、至急連絡されたし。
入院、至急来られたし。
事 故 の 通 知 事故。
事故、至急電話されたし。
事故、至急連絡されたし。
事故、至急来られたし。
被 災 の 通 知 家火災。
家火災、至急電話されたし。
家火災、至急連絡されたし。
家火災、至急来られたし。
家浸水。
家浸水、至急電話されたし。
家浸水、至急連絡されたし。
家浸水、至急来られたし。
家損壊。
家損壊、至急電話されたし。
家損壊、至急連絡されたし。
家損壊、至急来られたし。
避難。
避難、至急電話されたし。
避難、至急連絡されたし。
避難、至急来られたし。
その他の緊急連絡 至急電話されたし。
至急連絡されたし。
至急来られたし。
緊急連絡。
重要連絡。
急用あり。
行けぬ。
欠席する。
無事。
備考
 1 緊急定文電報及び料金表第1(電報サービスの料金)に規定する和文無線電
  報の通信文には、1の緊急定文電報又は和文無線電報についてそれぞれ1の定
  文を使用することができます。この場合において、発信人は、定文の前又は後
  に、20字以内において任意に補完追記することができます。
 2 1の定文を分割して使用することはできません。
 3 緊急定文電報に使用する場合は、ひらがなの部分をカタカナに変えることが
  できます。
 4 和文無線電報に使用する場合、船舶から発信するものについてはひらがなの
  部分を、船舶に着信するものについては漢字及びひらがなの部分を、それぞれ
  カタカナに変えるものとします。

10 年賀を内容とする和文無線電報の文例の略号
略   号 文                 例

ハ ヨ マ
ヨウジョウ      シンネン   ヨロコ  モウ
洋上ハルカニ、新年ノオ喜ビヲ申シアゲマス

ハ フ ヤ
     ミナミ       シンネン   イワ  モウ
ハルカ南ノハテカラ新年ヲオ祝イ申シアゲマス

ハ ホ イ
タイリョウ イワ   シンネン ヨロコ   モウ
大漁ヲ祝ウ、新年ノオ喜ビヲ申シアゲマス

ハ サ リ
タイリョウ シュク シンネン   ヨロコ  モウ           ゴケンコウ ゴアンコウ  イノ
大漁ヲ祝シ、新年ノオ喜ビヲ申シアゲマス、御健康ト御安航ヲ祈リマス

ハ ウ ナ
シンネン シュク  ゴアンコウ  イノ
新年ヲ祝シ、御安航ヲ祈ル

ハ カ ツ
シンネン シュク  ゴケンコウ  ゴアンコウ タイリョウ イノ
新年ヲ祝シ、御健康、御安航、大漁ヲ祈リマス

ハ シ サ
シンネンア
新年明ケマシテオメデトウゴザイマス

ハ ワ カ
シンネンア                 ゴケンコウ  イノ
新年明ケマシテオメデトウ、御健康ヲ祈リマス

ハ キ オ
シンネンア                 ゴアンコウ  イノ
新年明ケマシテオメデトウ、御安航ヲ祈リマス

ハ イ ト
シンネンア                タイリョウ  イノ
新年明ケマシテオメデトウ、大漁ヲ祈リマス

イ ニ モ
シンネン
新年オメデトウ

イ ツ ネ
シンネン          コトシ   ガンバ
新年オメデトウ、今年モ頑張リマシヨウ

ハ ヒ ノ
シンネン         ゴケンコウ  ゴアンコウ  イノ
新年オメデトウ、御健康ト御安航ヲ祈リマス

イ チ ウ
ツツシ シンネン  イワ  モウ
謹ンデ新年ヲオ祝イ申シアゲマス

ハ オ チ
ツツシ シンネン  イワ  モウ        ゴケンコウ ゴアンコウ  イノ
謹ンデ新年ヲオ祝イ申シアゲ、御健康ト御安航ヲ祈リマス

ハ ネ タ
ツツシ シンネン  イワ  モウ       イチロゴヘイアン イノ
謹ンデ新年ヲオ祝イ申シアゲ、一路御平安ヲ祈リマス

イ フ ヒ
ツツシ シンネン ゴアイサツ モウ              ゴハンエイ  イノ
謹ンデ新年ノ御挨拶ヲ申シアゲ、マスマス御繁栄ヲ祈リマス

イ セ ニ
ツツシ  ヘイワ シンシュン イワ  モウ
謹ンデ平和ノ新春ヲオ祝イ申シアゲマス

イ ノ キ
ア                             コトシ   サイリョウ  トシ
明ケマシテオメデトウゴザイマス、今年コソ最良ノ年デアリマスヨウ 

イ ク マ
ア      トシ ハジメ アタ   ミナサマ ゴコウフク イノ
明ケユク年ノ初ニ当リ、皆様ノ御幸福ヲ祈リマス

イ マ ホ
アタラ  トシ ハジメ コトホ   ミナサマ ゴハンエイ ココロ    イノ  モウ
新シイ年ノ初ヲ寿ギ、皆様ノ御繁栄ヲ心カラオ祈リ申シアゲマス

イ ウ フ
シンネン  イワ モウ        ヘイソ  ゴブサタ
新年ヲオ祝イ申シアゲ、平素ノ御無沙汰ヲオワビイタシマス

イ リ ヨ
シンネン                          ミナゲンキゴアンシン
新年オメデトウゴザイマス、コチラモ皆元気御安心クダサイ

イ タ テ
シンネン                   ヒゴロ  ゴアイコ  アツ オンレイモウ
新年オメデトウゴザイマス、日頃ノ御愛顧ヲ厚ク御礼申シアゲマス

イ コ タ
シンネン                  ホンネン         ゴシドウゴベンタツ    ネガ モウ
新年オメデトウゴザイマス、本年モヨロシク御指導御鞭撻ヲオ願イ申 
シアゲマス
備考
 1 略号は、( )で囲んで使用していただきます。
 2 1の和文無線電報に2以上の文例の略号を使用することはできません。
 3 文例の略号を使用して発信した和文無線電報は、その略号を普通文にほん訳
  して配達します。
   ただし、船舶託送発受設備にあてたものについては、この限りでありません。

11 新聞社等の基準
区   別 基               準
1 新 聞 社 次の基準のすべてを備えた日刊新聞紙を発行する新聞社
1 政治、経済、文化その他公共的な事項を報道し、又は論議す
 ることを目的として、あまねく発売されること。
2 発行部数が1の題号について、8,000部以上であること
2 放送事業者 電波法(昭和25年法律第 131号)の規定により放送局の免許を受
けた者
3 通 信 社 新聞社又は放送事業者にニュース(1欄の基準のすべてを備えた
日刊新聞紙に掲載し、又は放送事業者が放送をするためのニュー
ス又は情報(広告を除きます。)をいいます。)を供給すること
を主な目的とする通信社

12 医療のための無線電報を発信し、又は配達を受ける病院
名    称 位     置 あ て 名
日本海員掖済会小樽病院
日本海員掖済会宮城利府病院
日本海員掖済会横浜病院
日本海員掖済会名古屋病院
日本海員掖済会大阪病院
日本海員掖済会神戸病院
日本海員掖済会門司病院
日本海員掖済会長崎病院
船員保険会東京病院
船員保険会横浜病院
船員保険会大阪病院
小樽市色内1の10の17
宮城郡利府町森郷字新太子堂51
横浜市中区山田町1の2
名古屋市中川区松年町4の66
大阪市西区本田2の1の10
神戸市中央区中山手6の2の5
北九州市門司区清滝1の3の1
長崎市樺島町5の16
東京都港区高輪3の10の11
横浜市保土ヶ谷区釜台町137
大阪市港区築港1の8の30
オタルエキサイ
ミヤギリフエキサイ
ヨコハマエキサイ
ナゴヤエキサイ
オオサカエキサイ
コウベエキサイ
モジエキサイ
ナガサキエキサイ
トウキヨウセンインホケン
ヨコハマセンインホケン
オオサカセンインホケン