News Release

平成18年10月27日


「ひかり電話」のつながりにくい状況の
原因及び対策の実施について


 NTT西日本では、これまでの「ひかり電話」の故障を受け、本年5月から「光ブロードバンドサービス品質向上プロジェクト」を立ち上げ、設備の増設やマニュアルの整備によりネットワークの信頼性向上や故障対応の迅速化に取り組んでいるところです。
  しかしながら、10月23日(月)から10月25日(水)の3日間にわたり、「ひかり電話」が大変つながりにくい状況となり、お客様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
 なお、「ひかり電話」は10月25日22時07分以降、通常どおりご利用いただいております。
 弊社では一連の状況を重大な事態と認識し、再発の防止及び「ひかり電話」の信頼回復に全社を挙げて取り組んでいく所存です。


1.10月23日及び10月24日の発生事象について(別紙1別紙2
(1)発生原因
 中継系呼制御サーバ※1と呼制御サーバ※2とを連携する呼処理サーバ※3の処理能力不足が原因でした。この呼処理サーバの処理能力を超えるトラヒック(通話量)が流れ込んだためにふくそう※4が発生しました。このため、中継系呼制御サーバが影響を受けたことから、「ひかり電話」サービス全体の安定化を図るべく通話量を部分的に制限(通話の規制)させていただいたために、ふくそうに至りました。

(2)対策
 呼処理サーバを緊急に増設(10月25日実施)し、処理能力を向上させました。


2.10月25日の発生事象について(別紙3
(1)発生原因
 新たに増設した呼処理サーバの運用開始に伴い、「ひかり電話」の安定運用を維持する観点から、通話の規制を実施しておりました。しかしながら、ある一定のトラヒックが加わった時点で、一部の中継系呼制御サーバと相互接続用関門交換機※5との情報のやりとりに想定外の「制御信号の衝突」が異常に発生したことが原因で、一部の中継系呼制御サーバが高負荷状態となりました。このため、「ひかり電話」サービス全体の安定化のために通話量を部分的に制限(通話の規制)させていただいたことから、ふくそうに至りました。
  この事象は、これまでに経験したことがないものでありましたが、NTT(研究所)において10月25日中に再現検証を行いました。

(2)対策
 「制御信号の衝突」を防止するため、ふくそう制御の見直しを行うとともに、中継系呼制御サーバに収容している回線の収容替え(10月25日実施)を行いました。


3.今後の対策について(別紙4
 今後とも、安心してご利用いただける「ひかり電話」サービスの提供を目指し、「光ブロードバンドサービス品質向上の取り組みについて」(7月12日発表)の対策に加え、さらに、「ひかり電話」ネットワーク全体の処理能力の再チェック及び、設備の性能評価の再チェックなどを行い、更なる信頼性の向上及び故障対応の迅速化に取り組んでまいります。


(注釈)
※1 中継系呼制御サーバ:主に「ひかり電話」と「ひかり電話」以外(加入電話等)への通信を制御する装置(CAサーバ)。
※2 呼制御サーバ:加入者データを収納し、通信を制御する装置(SIPサーバ)。
※3 呼処理サーバ:電話番号をもとに、収容されている中継系呼制御サーバ又は、呼制御サーバを特定する装置(SIP連携サーバ)。
※4 ふくそう:通話が集中し混み合うこと。いわゆる「電話の渋滞」。
※5 相互接続用関門交換機:加入電話等と他のネットワーク(ひかり電話等)を相互接続する交換機。



(別紙1) ひかり電話ふくそう対応の経緯
(別紙2) 10月23日に発生したひかり電話におけるふくそうについて
(別紙3) 10月25日に発生したひかり電話におけるふくそうについて
(別紙4) 今後の対策について
(参考1) 3、4月に発生したひかり電話における故障について
(参考2) ひかり電話設備増設状況
(参考3) 光BBサービス品質向上PJの項目と取組内容


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