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京都先端科学大学さまの事例概要

電子教科書導入からオリジナル教材の電子化へ
新たな学習モデルを追究

デジタルを活用した大学教育のゴール図

2020年度より学生のITリテラシー向上のためにPCの必携化を開始した直後、コロナ禍に直面。
リモートでの授業形態を模索する中で、NTT西日本の推進する電子教科書・教材配信ソリューションEDX UniText※1の活用にメリットを感じ、導入を決めました。
導入を機に学生の学習スタイルが大きく変容。
大学として当時より進めていたBYOD(Bring Your Own Device)の定着にも繋がったことで、PCに向かって課題に取り組む学生の姿が学内で日常化し、キャンパスの風景を一変させることに。
常に新しい技術を積極的に取り入れる京都先端科学大学さまは、オリジナル教材の電子化など、さらなる教育DXの実現に向け、現在進行形でチャレンジを続けています。

  1. ※1 NTT EDX社が提供するサービス(EDX UniText)です。NTT西日本は、本サービスの販売取次ぎを実施します。

電子教科書とPC必携化により
学生の学習スタイルが一変

金嶋さま

金嶋さま

本学では2020年度からPC必携化(BYOD)を開始したのですが、突然コロナ禍となり遠隔授業を本格的に行うことになったとき、とにかく初めての取り組みでしたので先生方の使いこなしを含めて課題が多々ありました。
そのためFD※2活動として何度も勉強会を開きながら、リモート授業の進め方、レポート提出やテストの実施などの体制を整え、「先端なび(製品名:GAKUEN/UNIVERSAL PASSPORT)※3」の機能を使って、遠隔授業を開始しました。
またこの環境下でこそ電子教科書のメリットが最大限活かせるという判断から即決で導入を進め、リモート主体の授業構成の中に組み込んで仕組みを整えることができました。
PC必携化は1年生からのスモールスタートで開始し、2023年度には全学年で実現する形となりましたが、電子教科書も電子化許諾された教科書の増加と共に全学的に広がってきています。
荒木さま

荒木さま

コロナが沈静化してきて、全面リモートから一部対面に切り替えた時に、まず学生の雰囲気がガラッと変わったことに驚かされました。
食堂が営業していない時間帯は、そこで自習できるんですが、以前は友人とくつろいでいる学生がほとんどでした。
それが、対面授業の再開後は、PCを開いて勉強している学生が、ずらっと並ぶようになったんです。
  1. ※2 Faculty Developmentの略。教員が授業内容・方法を改善し向上させるための組織的な取り組みを意味します。
  2. ※3 GAKUEN、UNIVERSAL PASSPORTは、日本システム技術株式会社における登録商標または商標です。
  • 荒木哲朗さま

    京都先端科学大学
    教務センター教務課 兼 情報センター 主査
    荒木 哲朗さま

  • 中村稔典さま

    京都先端科学大学
    情報センター 副部長
    中村 稔典さま

  • 金嶋慎一さま

    京都先端科学大学
    教務センター 兼 情報センター 部長
    金嶋 慎一さま

大学教育のオリジナリティを高める
電子化をめざして

中村さま

中村さま

今の時代、生成系ITを使えばひとまず答えが出せますよね。
だからこそ大学の授業はもっともっとオリジナリティをめざすことが重要となるはずで、それをどのように届けるのか(=電子化によるメリットをいかに活かしていくのか)という流れになるはずです。
言い換えれば、先生がオリジナリティを生み出すことにもっと向き合える環境を作る。
これが、次の狙うべきITの課題なんだろうなと思います。
金嶋さま

金嶋さま

7割ぐらいの先生は、やっぱり自分なりの教材を使って教えています。小中高のように一冊の教科書を使って一年を通じてずっと教えていくやり方と、大学の学びとは根本的に異なると思っています。
先生が自分の研究の中で何を見出したのか、何を新しいものとして提供するのか、そこにオリジナリティがあります。
それを個別の授業の中だけに閉じ込めてしまうのはもったいないと思うんですよ。
荒木さま

荒木さま

授業で教えたい内容が体系的に教科書になっていたら、多分それが採用されるのですが、現実にはそうではないものが多いです。
指定される参考図書が非常に多く、その一部が授業で使用されたり、様々な情報から学習資料を集めて授業の教材が作られているという点が特徴的です。
金嶋さま

金嶋さま

電子教科書はあくまでDXのきっかけで、いろいろなアプローチで授業や教材のオリジナリティを高めたいですよね。
ちょうどSARTRAS※4が開始されましたので本学も加入していますが、今年度はSARTRASの調査依頼も来ており、次へのステップも視野に入れて、改めてFD活動で教員の著作権への意識も高めなければいけないと話をしているところです。
加えて電子教科書の仕組みを導入したことで、さらに発展的な機能として学生の学習データを分析・可視化できるなど、様々な可能性が広がっていく一つの取っ掛かりになったという印象ですね。
荒木さま

荒木さま

学生を見ていると、スマートフォンを見ながら勉強するなど明らかに変化していて、今、時流に乗っておかないと取り残されるという意識の表れが強く感じられます。
教科書は許諾の問題もあって電子化できる割合に限界があると思うのですが、今後は、 授業のプリントや参考図書なども電子化して、重い資料を持ち歩かなくてもノートPCやタブレット一台でいつでもどこでも学習できる環境をさらに充実させていきたいと考えています。
中村さま

中村さま

VUCA(Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の時代の中で、実は誰にもゴールは見えていなくて、教材の作り方、あり方自体も変わってくるはずです。
だからこそ「わからないけど、とりあえずやってみよう」みたいな常にチャレンジする心の持ちようが必要だと感じています。
これまでツールの話をしてきましたが、重要なのは電子教科書の先にある学習モデルの構築であって、そこをままだまだ磨いていかなければいけない。
例えばVRの導入やオリジナル教材の電子化などもその一環で、NTT西日本にも協力いただきながら、本学ならではのDXを実現する新たな道を一緒に模索できればと考えています。
  1. ※4 一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会の略称。ICT活用教育の推進と著作権保護の両立を目的として設立されました。
集合写真

「「わからないけど、とりあえず やってみよう」みたいな常にチャレンジする心の持ちようが必要だと感じています。」

お客さま情報

  • 京都先端科学大学

    2018年度から大改革に着手し、2019年度には学校法人永守学園として、大学名を京都先端科学大学に変更。
    「本学では、未来につながる課題を自ら設定し、それを解決することができる先端人材を輩出します」に始まる「建学の精神」の改訂を行い、改革を加速中です。
    現在、社会科学分野・医療健康分野・人文科学分野・自然科学分野の5つの学部が集う総合大学としてシナジーを発揮しつつ、学生一人ひとりがそれぞれの夢や目標を掴み、虹のような明るい未来を創造することをめざしています。

  • 京都先端科学大学
  1. ※サービス導入効果は、ご利用者さまの声に基づくものであり、お客さまのご利用状況により、効果は異なります。
  2. ※記事の内容は、2023年7月時点のものです。

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