2段階認証

2段階認証とは、Webサイトやソフトウェアにログインする際に、異なる方式の認証を組み合わせて、本人確認を2回実施することです。
これまでWebサイトやソフトウェアにログインする際は、IDとパスワードの入力だけを行なうケースが一般的でした。一方、2段階認証はIDとパスワードの入力にくわえ、指紋認証やSMSでの認証コード入力、異なる端末での認証作業など、別の手段での2回目の認証作業が必要となります。

2段階認証は、2回続けて認証作業を実施する必要があり、すべての認証作業をクリアした場合のみ「登録者本人である」と認められます。そのため、Webサービスやソフトウェアのログイン、新規登録、ユーザー情報の変更などを行なう際に、2段階認証を用いることでセキュリティレベルを向上させることができます。

近年、他人のふりをしてアカウントに不正アクセスする「なりすまし」の被害が増えています。このような、悪意のある第三者によるアカウントの悪用を防止する方法として、多くのシステムで2段階認証の採用が進んでいます。