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データセンターとは何?利用するメリットや具体的なサービス内容は?

顧客情報などのデータの活用は、企業のサービスを向上させていく上で欠かせません。一方で、データを保持することは流出・漏えいなどのリスクを抱えることでもあります。とはいえ、自社内にサーバーを置くことは、費用面でも運用面でも企業にとって大きな負担になります。その中で、安心な環境にデータを置くことができるデータセンターが注目を集めています。

データセンターの基礎知識から、利用するメリット、選ぶ際のポイントを押さえ、有効に活用していきましょう。

データセンターはサーバー運用のための専門施設

データセンターは、サーバーなどのIT機器を設置するための大規模施設です。安心・安定的に運用するための設備やサービスが整えられています。

自社でサーバーを運用していくには、まずサーバーを置くスペースを割いたうえで、常に機能させ続けるための電源やネットワークを確保し、温度などの環境を整え、厳重に管理しなければいけません。地震や火災などの災害対策や、サイバー犯罪から防ぐセキュリティ対策も施す必要があります。これらを行う企業の負担は非常に大きなものとなります。

その点、データ管理を専門とする施設であるデータセンターは、これらの負担をかけずにサーバーを持てるだけでなく、自社に置く以上にセキュアな環境でサーバーの運用ができます。サーバーをデータセンターに移す企業は増えており、データセンターの数も右肩上がりに増えています。雇用創出や経済活性化につながるため、各地でデータセンターの誘致が進むなど、社会的な関心も高まっています。

■データセンターのサービスの種類

データセンターのサービスには、大きく分けて「場所のみを借りる」「機器まで含めて場所を借りる」の2種類があります。

ハウジング

自社で用意したサーバーを置くための場所(ラック)や通信回線や電源などの関連設備を借りられるサービスです。運用・保守については、基本的に自社で行っていくことになります。そのため、初期投資を低く抑えて利用することができます。

ホスティング

サーバーの置き場だけでなく、サーバーやネットワーク機器も含めて借りるサービスです。運用・保守はセンター側が行うため、企業側の負担は少ないですが、データセンターが用意した機器しか使えないのでサーバーOSが限定されているなど、やや自由度は低いといえます。また、サーバーの構成や設定のカスタマイズや、トラブルが発生した際の自社での迅速な対応は難しくなります。

■データセンターとレンタルサーバーはどう違う?

データセンターのホスティングサービスと似たサービスとして、「レンタルサーバー」があります。似ているようですが、ホスティングサービスの場合、ユーザーはサーバーを丸ごと借りられるため、自社のみでサーバーを利用できます。レンタルサーバーの場合はほかのユーザーとサーバーを共用することになります。

データセンターを利用するメリット

自社で、オンプレミスで運用していたサーバーをデータセンターに移した場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。ハウジングサービスを例にとって解説します。

■サイバー攻撃への対策ができる

DX化が飛躍的に進んだ一方で、サイバー攻撃の多様化、高度化も同時に進んでおり、貴重なデータが攻撃の標的となることがあります。データセンターであれば堅牢なネットワークセキュリティ対策を行っており、攻撃の兆候を見つけやすく、初期侵入に気づきやすくなります。

  • ネットワークへの不正アクセスや攻撃の兆候を見張る
  • 外部からの攻撃を検知した場合は「不正侵入検知システム」が通信を遮断し、管理者に警告
  • Webアプリの脆弱性を突いた攻撃を検知・防御

オンプレミスでもセキュリティ環境を築くことはできますか、そのためにはシステム構築から保守まで、コストをかける必要があります。

■物理的なセキュリティレベルの向上

データセンターは、所在地の情報を伏せたり、そこがデータセンターとわかる掲示をなくしたりと、不特定多数の人物がアクセスしないように配慮されています。契約者はサーバー管理のために出入りしますが、センター内での行動は厳重に監視されています。

  • 入室の場合は事前申請が必要
  • IDや生体認証システムによる入退室の管理
  • ゲートによる「共連れ」不正侵入の防止
  • 監視カメラによるサーバー室内での行動の監視

このような管理体制で、悪意のある人物の侵入や、その人物による物理的なサーバーへの攻撃を防いでくれます。いわゆる人災によるリスクが軽減されると考えられます。

■災害に強い

データセンターは自然災害をはじめ、あらゆる災害を想定して建てられているため、災害時にもデータを守ることができます。被害を最小に抑えることは、早期の事業復旧に直結します。BCP(事業継続計画)の一環としてもデータセンターは利用価値があります。

地震

データセンターの建物のほとんどが、大規模な地震に備えて耐震・免震構造で設計されています。震度の大きな地震が起きた際も、サーバーやネットワーク機器の落下や倒壊による被害を低減することができます。

火災

データセンターの内装や使われているケーブル類は、不燃・難燃性の素材で守られています。万が一センター内で火災が起こった場合は、水ではなく、機器に被害を与えない二酸化炭素などのガスによる消化を行います。

停電

データ管理の上で最も避けたいことは、サーバーに供給される電力が止まることです。電力が止まれば、データを欠損してしまったり、ハードウェア自体が故障したりして、サービスや事業の運営に大きな影響を与えてしまうことがあります。

メイン電源に何らかのトラブルが発生してサーバーに電力が供給されなくなってしまったとき、無停電電源装置(UPS)と呼ばれる装置が備わっているデータセンターであれば、それにより停電直後の一時的な電源を確保。停電が長引いた際は、自家発電設備で供給を続けるのが通常です。

■保守リソースや社内スペースの削減

安全対策のための人的・費用的なコストを削減でき、サーバールームのためにスペースを確保する必要もなくなります。

ハウジングサービスの場合、保守のための人員は必要になりますが、センターによるオンサイト保守サービスを受けると、故障や不具合の際、機器のランプ確認や装置のリセットなど簡易的な保守作業をしてもらえます。大きな不具合でない場合は自社の保守担当者がセンターに出向かずとも解決できるケースもあります。

■環境問題への対応

サーバー運用には、適切に運用するための環境維持に必要な分も含め、多くの電力やエネルギーが必要となります。オンプレミスでサーバーを運用する際は、社内に人がいない夜間でもサーバー冷却のための空調機を稼働させ続け、通常のオフィスではどうしても効率が悪くなってしまいます。サーバーを収容することを目的とし設計されているデータセンターで運用することはエネルギーの効率化、排出するCO2の削減に寄与します。

データセンターを選ぶときのチェックポイント

データセンターを利用する場合、どのような点に注目して選べばよいのでしょうか。たとえばハウジングサービスを利用する場合、自社サーバーを守るためにデータセンター選びの大切なポイントを解説します。

■オフィスからアクセスしやすい場所を選ぶ

ハウジングサービスを利用する場合、機器の点検やトラブル対応などで、自社の保守スタッフがデータセンターに直接出向く場面も発生します。管理を適切に行うためにも、オフィスに近いセンターを選びましょう。

一方、災害のリスクが高い立地にオフィスがある場合、データセンターはリスク分散のために離れた場所を選ぶという選択もあります。その場合も保守管理の手間を考え、1時間程度でアクセスできる場所で検討しましょう。

■具体的な災害対策とセキュリティ環境をチェック

地震・火災・停電などの災害に、どのような対策がとられているかを必ずチェックしましょう。「火災の場合にどのような手段で消火するか」「停電時のバックアップ電源は何があるのか」など、具体的なところまできっちり調べておきましょう。

物理的なセキュリティ対策についても、生体認証や監視カメラなどの設備を備えているか、複数のレイヤーで入室管理がされているか、常時監視の目はあるかなどをチェックしておきましょう。

■利用料金を確認する

データセンターは、月単位などで利用料金を払っていく場合がほとんど。そのほかに初期費用や、オプション料金が発生する場合もあります。料金体系について不明なことがあれば、必ず問い合わせをしましょう。以下に、かかってくるおもな経費を挙げます。

・初期費用

ハウジングサービスの場合はそれほどかからない場合が多いですが、ホスティングサービスの場合は機器購入費やレンタル費が発生することがあります。

・ラック利用料金

月額利用料金の主な部分がラック利用にかかる料金です。サーバーを安心に、高いパフォーマンスで運用するには、余裕を持ってスペースを確保することが望ましいです。使うスペースが大きいほど料金が上がっていくので、適正なスペースを検討しましょう。

・光熱費

月額利用料金に含まれることが多いですが、別途請求の場合もあります。

・回線利用料金

データセンターの高速回線を利用するための料金です。回線の通信速度によって料金は変わります。月額料金とは別にかかる場合が多いです。

・オプション料金

オンサイト保守サービスや、監視サービスなどを利用する場合に、別途発生することがあります。

データセンターの導入費用は、決して安いものではありませんが、同等の環境を自社で用意しようとすると、それ以上に莫大なコストがかかることもあります。また、一度データが消失したり流出したりすると、お金では解決できない問題となります。これからの時代は、セキュアなデータセンターで、安心してサーバーを運用していくことがおすすめです。

信頼感の高いNTT西日本のデータセンター

データセンターの利用を検討している場合、NTT西日本エリア(富山・岐阜・静岡以西の30府県)にオフィスがある企業のみなさまには、NTT西日本のデータセンターがおすすめです。

■立地

NTT西日本エリアの30府県すべてに、データセンターを1か所以上設置しています。ほとんどがビジネスエリアにあり、アクセス面でも大変便利です。

■災害対策

NTT西日本のデータセンターは、震度7の地震でも倒壊しない、耐震性に優れた強固な建物です。UPSと非常用発電機を備え、停電時も安定的に電源を供給できます。また不燃内装材や難燃ケーブルを用い、火災検知装置やガスによる消火設備も備えるなど防火対策も行っています。

■人的被害を防ぐためのセキュリティ

NTT西日本は多くのデータセンターで、サーバールーム入口に生体認証システムを設置して入退室管理を徹底しています。また、認証者以外の入室を防ぐための共連れ防止装置があり、通過の際には入退室時の体重に差異がないかをチェックして器物の持ち出しなども厳しく管理しています。

■通信品質とオプションサービス

NTT西日本の主要なデータセンターには、通信ケーブル専用の地下道「とう道」が直結。信頼性の高いネットワークを築いています。

なお、オプションの現地作業代行・運用サポートに申し込むと、「CDCP(Certifies Data Center Professional)」などの専門資格を持つスタッフが、24時間365日体制で常時監視。トラブルの防止に努め、発生した場合も早期発見・復旧につなげます。

安心でさまざまなメリットのあるNTT西日本データセンターを、ぜひご利用ください。ご検討の際は、気軽にお問い合わせください。