【NTT西日本】通信・ICTサービス・ソリューション

第78回天皇賜杯・皇后賜杯全日本ソフトテニス選手権大会

Results

各ペアの結果

長江選手・広岡選手ペアNTT西日本
優勝
上松選手・船水選手ペアNTT西日本・稲門クラブ
準優勝
内本選手・内田選手ペアNTT西日本
3位
村上選手・丸中選手ペアNTT西日本
ベスト8
林選手・本倉選手ペアNTT西日本
ベスト16

大会放送について

放送日
12月2日(土)13時30分~15時(録画:全国放送予定)
内容
男女 準決勝・決勝(予定)
放送局
NHK・Eテレ

※スマートフォン、パソコンをお持ちの方は放送後1週間「NHKプラス」でもご視聴いただけます。

決勝
長江選手・広岡選手ペアNTT西日本
⑤(⑦)
上松選手・船水選手ペアNTT西日本・稲門クラブ
4(2)
準決勝
長江選手・広岡選手ペアNTT西日本
矢野選手・荒木選手ペア早稲田大学
1
準々決勝
長江選手・広岡選手ペアNTT西日本
橋場選手・菊山選手ペア法政大学
3
5回戦
長江選手・広岡選手ペアNTT西日本
川口選手・和泉選手ペア三菱重工相模原
1
4回戦
長江選手・広岡選手ペアNTT西日本
掛川選手・九島選手ペア東京ガス・ミズノ
3
3回戦
長江選手・広岡選手ペアNTT西日本
松久(銀)選手・松久(大)選手ペア大商鬼魄会
0
2回戦
長江選手・広岡選手ペアNTT西日本
佐藤(壮)選手・佐藤(洸)選手ペア立教大学・一関市協会
0
決勝
上松選手・船水選手ペアNTT西日本・稲門クラブ
4(2)
長江選手・広岡選手ペアNTT西日本
⑤(⑦)
準決勝
上松選手・船水選手ペアNTT西日本・稲門クラブ
内本選手・内田選手ペアNTT西日本
2
準々決勝
上松選手・船水選手ペアNTT西日本・稲門クラブ
竹田選手・増田選手ペア日本体育大学
0
5回戦
上松選手・船水選手ペアNTT西日本・稲門クラブ
濵田選手・髙田選手ペア中央大学
1
4回戦
上松選手・船水選手ペアNTT西日本・稲門クラブ
池上選手・藤掛選手ペアヨシザワ
0
3回戦
上松選手・船水選手ペアNTT西日本・稲門クラブ
岡田選手・中村選手ペア明治大学
2
2回戦
上松選手・船水選手ペアNTT西日本・稲門クラブ
三上選手・平井選手ペア上宮高校
0
準決勝
内本選手・内田選手ペアNTT西日本
2
上松選手・船水選手ペアNTT西日本・稲門クラブ
準々決勝
内本選手・内田選手ペアNTT西日本
村上選手・丸中選手ペアNTT西日本
1
5回戦
内本選手・内田選手ペアNTT西日本
安藤(優)選手・安藤(圭)選手ペア東京ガス・東邦ガス
3
4回戦
内本選手・内田選手ペアNTT西日本
松本(航)選手・松本(隼)選手ペア東海大学
3
3回戦
内本選手・内田選手ペアNTT西日本
南選手・竹内選手ペア三重高校
1
2回戦
内本選手・内田選手ペアNTT西日本
松尾選手・原口選手ペアM/BASE・福大クラブ
2
準々決勝
村上選手・丸中選手ペアNTT西日本
1
内本選手・内田選手ペアNTT西日本
5回戦
村上選手・丸中選手ペアNTT西日本
近藤選手・堂野選手ペアアキム
2
4回戦
村上選手・丸中選手ペアNTT西日本
内海選手・榊原選手ペアCROSSTY HOLDINGS
2
3回戦
村上選手・丸中選手ペアNTT西日本
絈井選手・米澤選手ペア兼六クラブ・ヨネックス
2
2回戦
村上選手・丸中選手ペアNTT西日本
木下選手・藤井選手ペア嬉野高校
1
5回戦
林選手・本倉選手ペアNTT西日本
4(3)
片岡選手・黒坂選手ペア日本体育大学
⑤(⑦)
4回戦
林選手・本倉選手ペアNTT西日本
林田選手・高月選手ペアヨネックス
3
3回戦
林選手・本倉選手ペアNTT西日本
小副川選手・武田選手ペア小城協会・小糸九州
1
2回戦
林選手・本倉選手ペアNTT西日本
大森選手・小林選手ペア大田原クラブ・黒磯クラブ
0

Interview

監督インタビュー

今大会振り返って(各ペアの総括良かったところ、反省点)

長江・広岡がここ一番での爆発力を発揮し、紙一重の戦いを制したと思います。
長江・広岡は、船水・上松対策にこれまで取り組んできましたが、船水・上松も試合の中で前大会から戦術を変えるなど、揺さぶりをかけていく中で、駆け引きや心理戦が垣間見える試合となりました。

長江・広岡は、序盤にリードをしたところで、油断したわけではないと思いますが、広岡に少し力が入りミスが続き形勢逆転。普段であればそのまま負けてしまう流れでしたが、「ここを乗りきれば、もう一段強くなれる。」という長江の一言で広岡が開き直ったと思います。
広岡は、準決勝でダブルフォルトを3回もし、決勝戦も不安はありましたが、決してベストなサーブではないものの、意地で入れ込んでいました。

終盤、広岡が攻められ続けて、ローボレーを立て続けに返したシーンでは、先ほどの長江の一言が大きかったと思います。広岡のウィークポイントのための練習も普段からしていましたし、返すイメージもあったと思うのですが、ミスが続いてパニックに陥っていたところをもう一度冷静にさせる一言で、まさにベテラン長江のファインプレーだったと思います。

ストレートに強く打ち返し、そして返ってきたボールをクロスにもう一度ボレー。あれだけミスしている中で、切り替えて、すぐに実践した広岡が本当に素晴らしかった。

あとは、長江が挫折しそうな中でも、モチベーション高く世界をめざしてトレーニングしてきた9年間に対して、ほんの少し勝利の女神が微笑んでくれたのだと思います。

長江も若いころは、ミスが出始めたら止まらない選手でした。広岡と同じく、そういった経験しているが故に、広岡の気持ちが分かるし、立て直してあげることができたのだと思います。

20代で優勝してまた30代で優勝するという9年ぶりの日本一というのもこれまでにない記録です。また、高卒の広岡が優勝したのも、1990年の田中・曽根ペア(JT広島)以来ですので、高卒で頑張っている選手の希望にもなると思います。

船水・上松は本調子ではなかったと思います。2日目の試合中から少し違和感がありましたが、調子が悪い中でも、最後まで「日本のエースだ、絶対に王者の座は譲らない」という気迫を出して戦った姿には感動しました。日本新記録4連覇とはなりませんでしたが、歴代史上最強ペアと言っても過言ではないでしょう。

内本・内田は、大本命である船水・上松の「一番の対抗馬」ということ、また、日本代表選手というプレッシャーもあった中、なかなか、調子も上がらなかったと感じています。ベストプレーができない中で負けないテニス(試合前に言っていた調子でテニスをしない)を本当に最後まで貫いてくれたと思います。船水・上松に勝ちたいという気持ちが出過ぎていたかもしれませんが、この経験を糧にまた強くなってくれることを期待しています。

本倉・林は、練習で取り組んできたことをすべて出しきって戦ってくれました。ベスト16で敗退となりましたが、本当に良い試合で感動しました。

丸中・村上も、1本にかける執念は、本当にチームに力を与えてくれましたし、若い選手達にも凄く刺激になったと思いますし、見本になったと思います。
丸中・村上と本倉・林の存在が更にチームの底上げになっています。素晴らしい試合をしてもらって本当に感謝しています。

次の大会へ向けての課題や取り組みについて

12月1日から開催されるSTリーグまで期間が非常に短く、休養や調整も難しいことから、本音としては、天皇杯の勢いそのままに突き進んでいきたいと思っています。
天皇杯で感じた課題は選手達が一番理解していますので、2週間という短期間の中でも、うまく改善してくれると思っています。

この大会で得たものは?

これまでチームを下支えしてくれた村上・丸中、本倉・林の2ペアの大きな成長です。
まだまだできることを証明してくれましたし、「船水・上松、内本・内田だけじゃない。」という底上げがしっかりと見えた大会だったと思います。

シンボルファンに向けて一言

今大会もファンの皆様の現地応援やいただいた応援メッセージに後押しをいただき本当に力になりました。ありがとうございました。

今大会はライブ配信がありませんでしたが、決勝は録画にてテレビ放送をされるとも聞いています。画面越しでも、皆様に元気や感動を与えられるようなプレー、立ち振る舞いをしていきたいと思いますので、引き続き、優しく厳しく見守っていただければと思います。
これからも熱い応援を、どうぞよろしくお願いいたします。