大会結果
積極的な攻めの走りで力走するも
上位入賞ならず
11月25日に大阪市の大阪城公園前をスタートし、インテックス大阪前をゴールとするコースで開催された「第2回大阪マラソン」。NTT西日本陸上競技部からは佐藤浩二が出場しました。
大規模な市民参加型のマラソンとして、昨年から大阪で開催されている大阪マラソン。大阪の名所を巡るコースを舞台に、今年も約3万人のランナーがしのぎを削って走りました。
天候は晴れ、気温は約9度と、ランナーにとってはまずまずのコンディションでレースはスタート。佐藤は、レース開始当初からトップグループに食らいついて力走し、今大会優勝のモンゴルの選手が20km地点付近で独走を開始した時にも、2位グループにとどまり攻め続けます。しかし、その後のスパートについていくことができず、徐々に離されることに。その結果、2時間27分04秒・15位でフィニッシュ。目標としていた上位入賞はなりませんでしたが、より上位をめざすべく、攻め続ける姿勢を見せつけたレースとなりました。
本格的なマラソンシーズンを迎える中、今後NTT西日本陸上競技部の選手たちが魅せる力走にご期待ください。
監督コメント

清水康次監督
今回の結果は残念でした。仕上がり自体は良かったので、上位を狙えるかと思っていたのですが…。夏の走り込み不足などが後半の失速につながってしまったと思います。もう少し落ち着いて走れば、勝負所を見極めて少しでも上位に上がることができたかもしれません。仕上がりが良かっただけに、先頭集団についていってしまったのでしょう。その結果、後半失速するということにつながりました。やはり、夏場に40km走などをみっちりと重ねてアップさせた自力がものをいうのだということ、そして、マラソンとはごまかしの利かない厳しいものだと再認識させられたレースでした。
とはいえ、悪い所ばかりではありません。今回、佐藤は苦しかったでしょうが、かなり積極的に前へと出る走りをしていました。トップの選手に食らいつき、「少しでも早く、少しでも前へ」という姿勢は良かったと思います。そういった気持ちは、今後マラソンを走る上で重要な武器になるのではないでしょうか。佐藤には、今回のレースで得た経験を次のレースに生かして、より良い走りができるようになってもらいたいですね。
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