■結果速報
末山の優勝(3,000mSC)をはじめ参加種目すべてで入賞
応援ありがとうございました!
最新2012-5-21 大会結果はこちら→
男子1万m | |||
---|---|---|---|
大崎悟史 | 30分20秒68 (2組19位/27位) | 池田泰仁 | 29分00秒46 (2組2位/2位 ※入賞) |
松垣省吾 | 29分29秒88 (2組9位/9位) | 竹中友人 | 29分41秒01 (1組1位/13位) |
渡辺圭一 | 30分17秒66 (2組18位/24位) | 阿部豊幸 | 29分47秒33 (2組14位/15位) |
中川剛 | 29分52秒33 (2組15位/16位) |
男子5,000m | |||
---|---|---|---|
佐藤浩二 | 14分49秒55 (3組15位/37位) | 加田将士 | 14分07秒39 (4組3位/3位 ※入賞) |
平川信彦 | 14分24秒44 (3組6位/17位) | 関戸雅輝 | 棄権 |
山本庸平 | 14分10秒01 (4組7位/7位 ※入賞) | 高関伸 | 14分09秒95 (4組6位/6位 ※入賞) |
益田賢太朗 | 14分09秒39 (4組5位/5位 ※入賞) | 堀越信司 | 15分10秒95 (2組13位/53位) |
男子3,000mSC | |
---|---|
末山貴文 | 8分49秒66 (優勝) |
男子1,500m | |
---|---|
関戸雅輝 | 棄権 |
※()内は(組順位/総合順位)となっています。
今年度の行く末を占う最初の大会で
順位にこだわり、上位をめざせ!!
第55回大会の様子
5月18日(金)から20日(日)の3日間、兵庫県尼崎市のベイコム陸上競技場で開催される「第56回関西実業団陸上競技選手権大会」。NTT西日本陸上競技部からは、16名の選手が出場します。
本大会は、関西地区(近畿・四国)の実業団選手がトラック種目での関西ナンバーワンを決定すると同時に、9月に開催される「第60回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会」の予選会などを兼ねている大会。入賞者と連盟が定める標準記録に到達した選手が、全日本への切符をつかむことになります。
NTT西日本陸上競技部からは、男子1万mに大崎悟史、池田泰仁、松垣省吾、竹中友人、渡辺圭一、阿部豊幸、中川剛、 男子5,000mに佐藤浩二、加田将士、平川信彦、関戸雅輝(男子1,500mと2種目)、山本庸平、高関伸、益田賢太朗、堀越信司、 男子3,000mSCにルーキーの末山貴文がそれぞれ出場する予定です。
出場する選手との組み合わせはもちろん、気象条件などにより記録は大きく左右されますが、出場する選手たちは清水監督の「記録よりも勝敗にこだわり、少しでも上をめざせ!」という檄を受け、「何が何でも食らいついていく!」という熱い思いでレースに臨みます。
大会開催要項
第56回関西実業団陸上競技選手権大会
兼 第60回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会予選・連盟海外派遣選考競技会
期日 | 2012年5月18日(金)〜20日(日)
・5月18日(金)競技開始 17:30〜 |
競技会場 |
ベイコム陸上競技場
・住所:〒660-0805兵庫県尼崎市西長洲町1-4-1 ※電話番号をお確かめの上、お間違えのないようお願いいたします。 ・入場料:無料 <アクセス> 【バスの場合】
【電車の場合】 |
参加種目 | 男子:1万m(5/18)・5,000m(5/20)・3,000mSC(5/19)・1,500m(5/20) |
主催 | 関西実業団陸上競技連盟 |
後援 | 兵庫県・兵庫県教育委員会、尼崎市・尼崎市教育委員会・尼崎市体育協会、公益財団法人尼崎市スポーツ振興事業団、毎日新聞社 |
運営協力 | 兵庫陸上競技協会、尼崎市陸上競技協会、関西学生陸上競技連盟 |
協賛 | 大塚製薬株式会社、四国電力株式会社 |
参考URL | 関西実業団陸上競技連盟:http://www.kansai-itfa.com/ |
NTT西日本エントリー選手 ※写真をクリックすると選手の詳細を表示します。
監督コメント
チーム全体の雰囲気は良いので
今の流れのままレースに臨んでほしい
清水監督
現在、チーム全体の雰囲気、各選手のリズムともに良い状態です。2月と3月、故障者が多く新年度を迎えるにあたって冷や冷やしていましたが、その状態が嘘のように皆が調子を上げてきています。
まず、5,000mに出場する選手について、佐藤は先日の長野マラソンを走っていることもあり、組でトップを狙えとは言っていませんが、14分30秒台は押さえてほしいところです。特に佐藤は、年間を通してマラソンを走ることを視野に入れて、レースをしていかねばなりません。こうしたトラックの大会でスピードを身につけることまで考えて、レースをしてほしいと思っています。
加田は全日本実業団ハーフマラソンを走った後、少し疲れが出ていたため、徐々に調子を上げていっているところです。関実までに出場する大会で調子を上げ、入賞をめざすように伝えています。平川については、上り調子になりつつありますので、3組のトップを狙ってもらいたいですね。高いポテンシャルを持っている選手ですので、その力を出し切れば3組のトップは十分射程距離内にあります。3組でトップ争いをして、本大会を契機に、年間を通して安定して走りきるきっかけをつかんでもらえれば、言うことはありませんね。
関戸は5,000mと1,500mに出場しますが、故障していたことにより練習再開が4月と、調整は若干遅れ気味です。とはいえ、少なくとも14分10秒台の記録は出してほしいですし、4組の上位に入ってくれることを期待しています。練習は足りていませんが、一つ一つの大会をしっかりと走り、コンディションを上げていき、関実には全日本実業団対抗陸上競技大会を視野に入れて臨んでほしいですね。山本は、5月12日の第22回ゴールデンゲームズinのべおかに標準を合わせて練習をしています。まず、そこで結果を出して、関実に良い流れで臨めれば上位を狙うことができるでしょう。調子を上げてきているので、きっと結果を出してくれるはずです。
高関については、先日の日体大長距離競技会で自己ベストを出すなど勢いがありますので、全日本実業団対抗陸上競技選手権大会の一般男子5,000mの参加標準記録である14分5秒に近いタイムをめざしてほしいと思っています。益田については、しっかりと練習はできているのですが、大会での結果になかなかつながっていないことがありますので、まず今回の大会でしっかりと結果を出し、今後の大会につなげるようにと話をしているところです。プレッシャーというよりは、「何としてもやらねばならない」という気負いがあるようですので、関実を契機に良いリズムに乗れればと思っています。この二人は、良いライバル関係にありますから、互いが引っ張り合うことでより上をめざし、中堅ベテラン選手たちに良い影響を与えるためにも、ぜひ頑張ってほしいですね。
堀越については、先日、練習中に転倒して両膝に打ち身ができてしまったのですが、今は回復して順調に調整を進めています。今回初出場となる関実で揉まれつつも、14分台をめざしてもらいたいです。その走りがきっと、パラリンピックの出場権獲得にもつながるはずですからね。
池田、松垣、阿部といったチームの中核選手には
しっかりと結果を出すことを意識してほしい
1万mに出場する選手についてですが、まず大崎は、故障から順調に回復し、今は良いコンディションで練習をすることができています。あまりハードな練習はしていませんが、次につながるレースをするように本人とは話をしているところです。レース当日は、あまり最初からガツガツと攻めるのではなく、じっくりと構え、徐々に上がっていくようなレースをする方が今後につながるのではないでしょうか。
池田については、今、非常に良い状態です。先日広島で行われた大会で5,000mの自己ベストを出していますので関実でも期待ができます。しかし、関実まで大会が重なることによる疲労が少し気になるところです。とはいえ、どれだけ疲れが残っていても、少なくとも入賞には絡んでもらいたいという本音はあります。それだけ、池田には期待をしていますので、自分が中核であるということをしっかりと意識をして臨んでもらいたいですね。松垣も池田と同様、結果を出してもらいたいと思っています。28分台は押さえてほしいところです。先日の日体大競技会でも、5,000mを自分が考えていた14分10秒台で走るなど、コンディションをしっかりとつかんでいるようですので、残りの時間を使って、その感覚をしっかりと磨いてほしいと思っています。
竹中は4月の時点では練習をしっかりできているとは言えませんでした。ただ、今現在の状態は悪くはありませんので、自分が走る組のトップを狙って走ってほしいですね。渡辺はタイムを意識するのではなく、関実を走ることで後のレースに向けたコンディション作りを考えながら走ってほしいと思っています。
阿部については、良いコンディションで練習をすることができていますし、先日の兵庫リレーカーニバルでも良い走りができていました。関実でも当日のペース、気象条件などが良ければ、28分台を狙うのも十分に可能でしょう。自己ベスト更新にも期待ができると思います。中川も初マラソンであるびわ湖毎日マラソンの後、良い調子で練習をすることができています。今年度は、マラソンを見据えてトラックレースを入れていくことになると思いますが、その目的をしっかりと意識してもらいたいですね。びわ湖で力を出し切れなかったのは、きついところであと一息の粘りが出せなかったことにあります。それはトラックでも同じですので、今回の関実ではそういったところも意識して走ってもらいたいですね。
3,000mSCには、新人の末山が出場します。入社直後ということで研修などの都合もあり練習不足の感は否めませんが、実業団の練習や自分を取り巻く環境には順応しつつあるようです。3位は狙えるでしょうし、全日本実業団対抗陸上競技大会の参加標準記録も狙えるかもしれません。末山にもタイムよりも順位を意識しろとは言っていますが、自己ベストも視野に入れて頑張ってもらいたいですね。
チーム全体の力量を図る指針といえる大会で
今後のことを視野に入れた熱い走りを期待
チームの最初のピークは、6月くらいかと思っていますが、今の時点でもチーム全体の勢いはあります。もちろん、タイムももっと伸びていくでしょう。ただ、関西に本拠を置くチームとして、私は関実に重きを置いています。各選手たちには、それを意識して「タイムも大事だが、それよりも順位を意識して臨め」と伝えていますので、皆きっと良い走りをしてくれるはずです。そして、関実がチーム全体の力量を図る一つ目の指針になることは間違いないので、今後のことまで視野に入れて臨むようにとも伝えています。
きっと、各選手とも、熱い走りをしてくれると思いますので、皆さん、応援をよろしくお願い致します!