大会結果
出場種目すべてで入賞!
チームの成長を見せる結果に!
男子1万mを走る
大崎選手・池田選手・渡辺選手
男子5000mで2位入賞の松垣選手
5月13日(金)から15日(日)の3日間、徳島県鳴門市の鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムで開催された「第55回関西実業団陸上競技選手権大会」に、NTT西日本陸上競技部の選手たちが出場。関西地区の実業団選手たちと熱い戦いを繰り広げました。
男子1万mでは、池田泰仁が7位入賞、大崎悟史が8位入賞、男子5000mでは、松垣省吾がトップと0.48秒差の2位入賞、山本庸平がそれに続いて3位入賞、男子1500mでは、関戸雅輝が6位入賞と、NTT西日本勢が大躍進。強風がつきもののコースであったため、記録が狙える状況ではなかったものの、選手たちはレース前に清水監督が掲げた「勝敗にこだわれ!」という目標を見事に達成し、出場した競技すべてで入賞するという結果を出しました。
良い流れを作った今大会を足がかりに、次は好タイムを出すためにさらなる練習に励むNTT西日本陸上競技部の今後の活躍に注目です!
監督コメント
チームの地力がついてきたことを示す結果を出せた
今回の結果に満足せず、もっと上を見て進んでほしい
清水監督
今回の大会、選手たちは良くやってくれました。全体的に見て、風が強くスローペースな展開となりましたが、1万mでは大崎がうまく駆け引きをしながら快走しましたし、池田もこれまでの経験や練習の成果をしっかりと発揮してくれたと思います。ただ、欲を言えば、池田は、今のコンディションを考えるともっと上を目指せたはず。今後も、常に上を見て頑張ってもらいたいですね。
中川も集団にうまく対応して走っていましたので、今回のレースの経験は今後に生かすことができるでしょう。竹中もしっかりと粘って走っていました。次回以降のレースでは今以上に調子をあげていける目処がついたといえます。渡辺については、大切なところで我慢がしきれなかったといったところでしょうか。メンタル的にも成長しなければならないのはもちろん、しっかりと力をつけて、もっと自信をつけていかねばなりません。
佐藤については、厳しい状況だったといえます。身体が浮いてしまい、走りに粘りがなかった。ただ、彼の場合は、5000mではしっかりと苦しいところで粘りきる走りができていたので、気負いすぎず、しっかりと練習の成果を出すことを心掛けるように話をしました。
松垣・山本の巧みなレース展開は大きな武器になった
松垣選手・山本選手
5000mでは、1位と僅差だった松垣、続く山本の躍進に尽きます。松垣はラスト400mで仕掛けたのですが、ほんのわずか届きませんでした。本人も悔しい思いをしたでしょうが、これは良い経験になったと思います。ここ最近の大会結果のアベレージは非常に良いので、今後もこの調子で頑張ってもらいたいですね。山本も松垣と同じく、良いレースをしてくれました。二人ともにいえることなのですが、非常に巧みなレース展開をしていたのが大きな収穫です。
佐藤、竹中、平川、益田については、皆、3000mから先の苦しいところをしっかりと粘りきって走ってくれたと思います。苦しい中でしっかりと前走者を追いかける体制が作れていました。ただ、関戸に関しては、この苦しいところから先にさしかかったところで、レースをあきらめているようにも見えました。走り始めたのが4月半ばからでしたので、思ったように走れなくても当たり前というところもありますが、思ったように走れないなら走れないで、最善を尽くすということも大切です。それを忘れないでほしいと本人には伝えています。
今後は、チーム力をさらに高め、好タイムを出す努力を
ラストスパートをかける関戸選手
1500mでは、関戸が5000mでの雪辱を果たし、6位入賞と頑張ってくれました。この結果を力に変えて、今回踏ん張りきれなかった3000mから先の苦しいところをしっかりと踏ん張る力を身につけてもらいたいですね。松垣については、1500mの走りも悪くありませんでした。今後もしっかりと力をつけ、好タイムを出すべく頑張ってもらいたいと思っています。
今回、出場したすべての種目で入賞できたのは、チーム全体の力がついてきたからです。これからも、チーム力をしっかりと高めていくために練習に励むのはもちろん、今後は勝敗だけではなく好タイムを出すことを目標に置いて、各大会に臨みたいと思っています。
記録表
■記録表 1万m※赤字はNTT西日本陸上競技部
■記録表 5000m※赤字はNTT西日本陸上競技部
■記録表 1500m※赤字はNTT西日本陸上競技部
総合順位 | 選手名 | 所属 | 組順位 | 記録 |
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1 | 篠藤 淳 | 山陽特殊製鋼 | 3組1位 | 3:52:59 |
2 | 松岡 佑起 | 大塚製薬 | 3組2位 | 3:53:94 |
3 | 牧 良輔 | 大阪ガス | 3組3位 | 3:54:32 |
6 | 関戸 雅輝 | NTT西日本 | 3組6位 | 3:56:45 |
12 | 松垣 省吾 | NTT西日本 | 2組3位 | 3:58:88 |