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ニューイヤー駅伝2021(第65回全日本実業団対抗駅伝競走大会)

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大会結果(詳報)

赤城おろしが吹き荒れる中で、
風を味方につけることができず19位に

大きなブレーキはなかったものの
あとひと踏ん張りができなかった今大会

ルーキーながら集団にしっかりと食らいつき、タスキをつないだ石井選手

ルーキーながら集団にしっかりと食らい
つき、タスキをつないだ石井選手

NTT西日本陸上競技部が13年連続出場を果たした第65回全日本実業団対抗駅伝競争大会(ニューイヤー駅伝)。今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のために沿道での応援、観戦の自粛が呼びかけられるなど、いつもと違う雰囲気に。コロナ禍を吹き飛ばすような熱い走りで感動や勇気を届けると誓い、カネボウ(チーム関係者が新型コロナウイルスに感染したため出場辞退)を除く地区予選を勝ち抜いた全国屈指の36チームが群馬に集結しました。

区間8位の好走で順位を押し上げたワンブィ選手

区間8位の好走で順位を
押し上げたワンブィ選手

1月1日、9時15分、上州名物「からっ風」が吹く中で36人が頂点に向かって一斉にスタート。関西王者のNTT西日本は、石井選手、ワンブィ選手、小松選手、大塚選手、渡邊選手、竹ノ内選手、山本選手のオーダーで臨みます。ルーキーの石井選手はスローペースのレース展開に戸惑いながらも集団にしっかりついていき、トップと17秒差でワンブィ選手にタスキをつなぎました。昨年は初出場のニューイヤー駅伝に「緊張した」というワンブィ選手でしたが、今年はリラックスして大会に臨み、区間8位の走りでチームを10位に押し上げます。しかし、万全のコンディションではなかったという3区の小松選手が順位を6つ下げると、初めてエース区間を任された3年目の大塚選手が更に2つ順位を落とし、18位に後退。5区ではベテランの渡邊選手が赤城おろしが吹き荒れる中で必死の走りを披露し、1つ順位を上げて17位とします。6区では、主将の竹ノ内選手が区間13位の走りで集団との差を詰めてアンカーの山本選手につなぎました。山本選手は向かい風と戦いながら走り抜き、19位でフィニッシュ。
 他の関西勢は、SGホールディングスが10位、大阪ガスが12位、住友電工が13位、大塚製薬が30位という結果に。関西勢が健闘し、8位入賞を射程圏内に捉えた大会となりました。

赤城おろしに立ち向かい順位を上げた渡邊選手

赤城おろしに立ち向かい
順位を上げた渡邊選手

関西予選では1区から1度もトップを譲らず、圧倒的な強さを見せて2度目の優勝を飾ったNTT西日本。清水監督は「選手の実力は確実に上がってきています。最低でも過去最高順位(17位)を更新したい」と話し、ニューイヤー駅伝に臨みました。
 スタートを任された石井選手は、「これまでテレビで見ていた大会だったので、とにかく楽しもうと思っていました」とプレッシャーを感じることなく普段通りの状態でレースに入りました。10kmを過ぎても集団が崩れないスローペースの展開に、「10位以内に絶対に入ろう」と食らいつき、首位から僅か17秒差の17位で2区へとタスキをつなぎました。トップから最後尾までが44秒差という大混戦ではじまった2区の「インターナショナル区間」では、昨年も2つ順位を上げる活躍を見せたワンブィ選手が今年も快調な走りを見せます。ぐんぐんと前方との差を詰めると7人を抜き去り、区間8位の激走で10位に浮上。ワンブィ選手も「100点満点の走りができた」と笑顔を見せていました。
 3区には、ルーキーイヤーから同区を走り、今年で4回目という小松選手。しかも、1年目は10人、2年目は5人、3年目の昨年は2人抜きと常に順位を上げてきました。順位アップに否が応でも期待が高まります。しかし、12月に入ってから怪我をし、万全のコンディションではなかったという小松選手は苦戦を強いられ、順位を6つ落とす結果に。「これまでタイムは良くなくても順位を上げることができていたので悔しさが残ります」と唇を噛み締めました。4区には1年目、2年目とスタートの大役を任されていた大塚選手が登場。「練習をしっかり積んできて、自信を持って大会に臨めました」という大塚選手は、巻き返しを図るべく前半から積極的な走りを見せます。しかし、後半に入り足が止まってしまい、本来の走りができずに18位と後退してしまうことに。

初の6区ながら区間13位の走りでアンカーにつないだ竹ノ内選手

初の6区ながら区間13位の
走りでアンカーにつないだ
竹ノ内選手

5区では、ベテランの渡邊選手が奮闘。同区を走るのが7回目という渡邊選手でも、あまり経験したことがないという強い向かい風が吹く中で、「このままでは終わらせない」とばかりに前との差を詰めます。1つ順位を上げて17位で、主将のエース・竹ノ内選手につなぎました。6区を走るのは初めてという竹ノ内選手ですが、「大会に向けて、全員が自分の持っている力を出し切ることをテーマに練習に取り組んできました」との言葉の通り、曲がり角やアップダウンが多い難コースを攻略し、全力を出し切り区間13位のタイムで駆け抜けます。18位と1つ順位を下げる結果に終わりましたが、前の集団との差を詰めてタスキをアンカーの山本選手に託しました。
 昨年、大会初出場でアンカーを任され、3つ順位を上げた山本選手ですが、今年は向かい風に苦しめられます。「1つでも順位を上げてゴールしよう」と前へと足を進めるも、一時は20位にまで後退。しかし、最後の1kmで力を振り絞り、前を行く埼玉医療大学グループを捉えて19位でゴールしました。清水監督が述べていた「最低でも過去最高の順位を更新したい」という目標を達成することができず残念な結果に終わった今大会。しかしながら、若手が経験を積めたことや風への対応力など課題も明確となり、来年へとつながる大会になりました。

課題を克服し、さらにチーム総合力を上げ、
来年こそは念願の8位入賞を達成する

「最初から最後まで上位に食い込めるチームを作り上げて大会に臨みたい」と総括する清水監督

「最初から最後まで上位に食い込める
チームを作り上げて大会に臨みたい」
と総括する清水監督

レース後、清水監督は「1区、2区は順調だったのですが、その後が踏ん張り切れませんでした。特に後半の4区から順位を上げていきたかったのですが、そこで思うような展開でレースを運べなかったことが反省点です」と述べると、続けて「関西予選では1区から7区まで全員が持っている力をすべて発揮し、良い流れでレースができたのですが、今回のニューイヤー駅伝では大きなブレーキはなかったものの、一人一人があとひと踏ん張りできなかったという印象です。また、ここ数年、あまり風が強く吹くことがなかったのですが、今年は風がレースに大きく影響し、後半はなかなか順位が変動しないという展開になりました。向かい風が吹いたら、どんなことになるのか、どうすればいいのか、選手は知ることができたと思います。今後はあと一歩踏ん張れる力を培い、風への対応などを含めた戦術面をさらに強化していきたい」と総括。
 続けて、リモートで応援してくださった方々に向けて「前半はテレビによく映ったと思うのですが、レースが進むにつれて映らなくなってしまい、応援していただいた方々には申し訳なく思います。来年は最初から最後まで上位に食い込み、しっかり画面に映るようなチームを作り上げて大会に臨めるようにします」と力強い言葉で締めくくってくれました。

来年こそ8位入賞を達成できるよう、NTT西日本陸上競技部は更なるチーム総合力の強化に励みます。

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区間記録および選手コメント

区間 距離 選手名 区間順位 記録 チーム順位
1区 12.3km 石井 優樹 17位 0:35:45 17位
2区 8.3km パトリック・ワンブィ 8位 0:22:14 10位(↑)
3区 13.6km 小松 巧弥 24位 0:39:19 16位(↓)
4区 22.4km 大塚 倭 18位 1:05:49 18位(↓)
5区 15.8km 渡邊 力将 21位 0:48:07 17位(↑)
6区 12.1km 竹ノ内 佳樹 13位 0:36:55 18位(↓)
7区 15.5km 山本 翔馬 27位 0:49:01 19位(↓)
石井選手
第1区

ルーキーとは思えぬ堂々の走りを披露:17位

石井選手のコメント

これまでテレビで見ていた大会だったので、とても楽しみにしていました。目標タイムは34分50秒。前半スローペースだったので、タイムをめざすのではなく10位以内に必ず入ろうと気持ちを切り替えましたが、スパートのところでうまくいかず17位という結果に。ただ、トップとの差は17秒と20秒以内でタスキを繋ぐことができたところは及第点です。今回、後半で体力がなくなったという課題が出ましたので、そこを身に付けて、来年リベンジしたいと思います!

ワンブィ選手
第2区

区間8位の走りで順位を大幅にアップ:10位

ワンブィ選手のコメント

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、沿道からの観戦が少なかったのが寂しかったですが、テレビやパソコンの前でみんなが応援してくれていると思って走りました。また、昨年のニューイヤー駅伝は緊張していたのですが、2度目の今年はリラックスして大会に臨めたのも良かったです。目標タイムは22分30秒。序盤はスローペース、終盤にスピードを上げ、22分14秒というタイムで小松選手にタスキを繋ぐことができ、100点満点の走りができたと思います。

小松選手
第3区

粘りの走りで並みいるスピードランナーたちと渡り合う:16位

小松選手のコメント

怪我があり、良い状態で大会に臨めなかったのですが、ワンブィ選手が10位でタスキを繋いでくれて、調子が良くないなりにもチームの目標である8位入賞に近づけるようにしようと思っていました。しかし、抜かされる展開になってしまい、1区、2区を走った2人に申し訳ない気持ちでいっぱいです。これまで4度3区を走りましたが、初めて順位を落とすことになり、今年はチームに貢献することができませんでした。この経験を糧に、来年は良い結果を残せるように頑張ります。

大塚選手
第4区

初のエース区間を苦しみながらも走り切る:18位

大塚選手のコメント

練習をしっかり積んでいたので、自信を持って大会に臨みました。前半から飛ばしていき、後半も粘りの走りをして5区にタスキを繋ごうと思っていました。序盤は良い走りができましたが、周りの選手の実力が想像していた以上で…。初めて走るエース区間でしたが、レベルの違いを感じて、力不足を痛感しました。大会前にできることをすべてやり切ったと思っていましたが、まだまだやれることはある。この悔しさを次に生かします。

渡邊選手
第5区

赤城おろしが吹き荒れる中で力走を見せる:17位

渡邊選手のコメント

調子は悪くなかったのですが、あまり良い走りができなかったというのが率直な印象です。昨年よりも風が強い中で、気持ちの面で引いてしまったところがありました。沿道での観戦が自粛されているので、テレビの前で応援していただいている皆様のためにも、もっと画面に映ることができれば良かったのですが…。今日の走りに点数をつけるとしたら、1人抜いて最低限の仕事はできたので、60点です。

竹ノ内選手
第6区

主将の意地の走りでアンカーへタスキを繋ぐ:18位

竹ノ内選手のコメント

12月の福岡国際マラソンの疲労が抜けず、調子が上がらない時期もありましたが、しっかり仕上げて大会に臨むことができました。これまで1区、4区を走ったことはありますが、6区は初めてです。曲がり角が多く、思っていた以上に難しいコースでしたが、まずまずの走りができました。前の集団との差を詰め、アンカーの山本選手にタスキを繋ぐことができ安堵しています。皆様の応援はリモートではありますが、伝わってきました。熱い応援ありがとうございました。

山本選手
第7区

残り1km地点で決死のラストスパート:19位

山本選手のコメント

1つでも順位を上げてフィニッシュしたかったのですが、順位を下げることになり悔しく思います。竹ノ内選手からタスキを受け取った時から終始、向かい風が強く、なかなか思ったような走りができませんでした。今考えると、序盤、前の集団に無理をしてでも追いついていたら結果が変わっていたかもしれません。ただ、単独走になりましたが、ラスト1kmでスパートをかけて1人抜くことができたことは良かったです。昨年もアンカーでしたが、今年は風の影響が大きくて全く違う展開になりました。今後は風への対応力を含め、どんな天候でも安定して走れるようにしていきたいです。

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総合記録一覧

総合順位

青文字は関西代表チーム

順位 チーム名 時間
1位 富士通 4:48:52
2位 トヨタ自動車 4:49:55
3位 旭化成 4:50:32
4位 日立物流 4:52:33
5位 Honda 4:52:38
6位 三菱重工 4:52:45
7位 JR東日本 4:53:54
8位 ヤクルト 4:54:55
9位 GMOインターネットG 4:54:58
10位 SGホールディングスG 4:55:05
11位 トヨタ自動車九州 4:55:10
12位 大阪ガス 4:55:16
13位 住友電工 4:55:26
14位 九電工 4:55:27
15位 トヨタ紡織 4:55:30
16位 安川電機 4:55:36
17位 黒崎播磨 4:55:43
18位 コニカミノルタ 4:57:08
19位 NTT西日本 4:57:10
順位 チーム名 時間
20位 埼玉医科大学G 4:57:20
21位 トーエネック 4:57:36
22位 JFEスチール 4:57:43
23位 サンベルクス 4:57:45
24位 中国電力 4:57:47
25位 愛知製鋼 4:57:50
26位 マツダ 4:57:55
27位 愛三工業 4:58:14
28位 中電工 4:58:38
29位 中央発條 4:58:46
30位 大塚製薬 5:02:03
31位 ひらまつ病院 5:02:14
32位 戸上電機製作所 5:03:12
33位 コモディイイダ 5:03:39
34位 YKK 5:05:03
35位 NDソフト 5:05:53
36位 日本製鉄瀬戸内 5:21:47