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ニューイヤー駅伝2013(第57回全日本実業団対抗駅伝競走大会)

チームレポート

「何が何でも自分がやる」という選手の“自覚”を促し、強いチームへ!

異例の早期メンバー決定で選手の自覚を促す

長居陸上競技場の外周コースにて、最後の調整を行う選手たち

長居陸上競技場の外周コースにて、
最後の調整を行う選手たち

ニューイヤー駅伝本番まで2週間を切ったある日、長居陸上競技場の外周コース。宮崎県での合宿を終えたNTT西日本陸上競技部の選手たちは強化練習に励み、着々と体勢を整えていました。

取材当日は、8kmのペーストライアルを実施。5kmは15分のペースで、その後は各々が競い合って走るという練習を行う選手たち。表情は真剣そのものです。良い意味での緊張感を持って練習に取り組んでいるのがうかがえました。

そんな選手たちを見つめる清水康次監督は、関西予選での5位という不本意な結果を受け、チームの建て直しのために異例ともいえる作戦を決行。関西予選後、早々にニューイヤー駅伝の各区間を走るメンバーを決定し、選手たちに伝えたのです。

何故、今までに例のないことを断行したのか。そこには、「チームの力をワンステージ上に押し上げるには今回のタイミングをおいて他にない」という清水監督の深謀遠慮があります。

清水監督をはじめとしたスタッフたちも全力で選手たちを支えている

清水監督をはじめとしたスタッフ
たちも全力で選手たちを支えている

「実力は高くなってきているにもかかわらず、何故、関西予選で優勝できなかったのか。また優勝できなかったとしても、何故、優勝争いに加われなかったのか。それは、選手たちのどこかに『誰かがやってくれるだろう』という気持ちがあったから。常々から言っていた『全員がどの区間を走れと言われても走れるような心身の準備をしておくこと』を徹底できていなかったのです。つまり、『自分がやらねば誰がやるんだ』という自覚がなかった。今、チームが一皮むけるためには、選手たちの自覚を促すしかない、そう考えて早期にオーダーを決定したのです」(清水監督)。

新主将・池田、加田などがキーパーソンに

新主将・池田、新副主将・加田などがチーム全体をけん引する

新主将・池田、新副主将・加田などが
チーム全体をけん引する

さらに清水監督は、今年からチームの支柱となった新主将の池田などがキーパーソンになるだろうと語ります。特に池田については、「今、チームで一番強い選手は池田だと断言できます。池田だからこそ、他の選手への影響力も非常に強いのです。池田にはそうした自身の発言が与える影響も踏まえて、チーム内に思いを発信してほしいと思っています。そうしたことの積み重ねが、個人だけでなく、チーム全体が強くなるために必要不可欠なものになってくるでしょう。今回だけでなく、チームの将来も見据えて、池田には意識してもらいたいですね」と期待を込めて話します。他にも「今年、副主将となった加田は、関西予選で2区を走り区間新を叩き出すなど、ニューイヤー駅伝でもその俊足が期待できるし、同じく関西予選で1区を走った山本も、安定した走りで頼れる選手」とのこと。

「自覚」が何よりも大事になると熱弁を振るう清水監督

「自覚」が何よりも大事になると
熱弁を振るう清水監督

NTT西日本陸上競技部がニューイヤー駅伝で昨年と同様、それ以上の順位をめざすには、特にこれまでと対策が変わることはありません。1区で先頭集団にうまく食らい付き、インターナショナル区間である2区で踏ん張り、そこからエース区間へつなぐ3区で流れを整え、エース区間・4区で日本のトップ選手たちを相手にどこまで張り合うことができるか。そして、5区以降の区間で、空っ風に負けずに走りきるための対策が重要になってきます。池田、加田、山本などのキーパーソンが各区間でしっかりと仕事をすることが、上位をめざす上での最大のポイントになるはずです。

大会に臨むに当たって、「関西予選に出場するに際して、私は“集大成”のレースとして臨むとお話ししましたが、今回のニューイヤー駅伝は“ゼロからの再出発”だと考えています。『何が何でも自分がやる!』という自覚は、強い走りにつながるはずです」と熱く語る清水監督。

関西予選では、“今年こそは優勝を!”という強い思いで出場するも5位に終わったNTT西日本陸上競技部。しかし、その悔しさをバネに、より強いチームとなってニューイヤー駅伝の舞台へと臨みます。日本トップクラスのランナーが火花を散らす激戦の舞台で、各選手が見せる熱い走りに乞うご期待!(12月20日取材)

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