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第62回全日本インドアソフトテニス選手権大会 結果

応援ありがとうございました!

男子

水澤悠太
長江光一
村上雄人
船水雄太
水澤選手長江選手
ペア
村上選手
船水選手
予選リーグ敗退
予選リーグ敗退
予選リーグ敗退

各ペアとも優勝をめざして臨むも
まさかの予選リーグ敗退

1月29日(日)、大阪市港区の大阪市中央体育館で開催された「第62回全日本インドアソフトテニス選手権大会」。NTT西日本から水澤悠太選手長江光一選手ペア、村上雄人選手組、船水雄太選手組が出場。日本中から集結したトッププレーヤーとの激戦の末、各ペアとも無念の予選リーグ敗退となりました。

水澤悠太選手・長江光一選手ペア

水澤悠太選手・長江光一選手ペア

水澤選手・長江選手ペアは、初戦、安定したプレーで相手を終始圧倒。そのまま順当に4-1で勝利を収め、続く試合に臨みます。ここで対戦したのが、過去4度の全日本インドア制覇の実績を持ち、自分たちと同様に日本代表でもある強豪ペア。そんな強豪相手に1ゲーム目を奪取して、続くサービスゲームも取ることで流れを引き寄せたいところでしたが、立て続けに2ゲームを落とすことに。その悪い流れを断ち切るように次のゲームを取って2-2に持ち込むも、続く5ゲーム目を落としてしまいます。そこから粘りを見せてゲームカウント3-3としましたが、その奮戦もわずか及ばず7ゲーム目を落として3-4で惜敗。リーグ2位となり準決勝への進出はなりませんでした。

村上雄人選手

村上雄人選手

船水雄太選手

船水雄太選手

村上選手は、ペアを組む予定だった林大喜選手がケガのため欠場となり、急きょ別チームの選手とペアを組んで出場。急造ペアながらも戦略・戦術をできる限り擦り合わせて大会に臨みました。ただ、ペアとしての練度不足は否めず、初戦を1-4で落としてしまうことに。しかし、2戦目はペアの息も合いはじめ、相手を圧倒するプレーも出るようになり、その勢いのまま4-2で勝利を収め、リーグ2位で大会を終えました。

船水選手は、大学時代にペアを組んでいた選手と出場。初戦、1ゲーム目から激しいプレーの応酬を見せますが、惜しくも落としてしまいます。そこで流れが決してしまったのか、2ゲーム目も連取されることに。3ゲーム目と5ゲーム目を取り返すものの、6ゲーム目を落とし2-4で敗北。2試合目は、日本代表でもある高校生選手を相手にゲームカウント3-2で勝利に王手をかけますが、押し切ることができず、その後2ゲーム連取されて無念の敗退となりました。

3ペアとも、優勝をめざして臨んだ大会でしたが、全ペア予選リーグ敗退と悔しさの残った今大会。しかし、敗戦の中でこそ得たものもあります。悔しさを糧に、さらなる飛躍を誓う選手たちへの応援をよろしくお願いします。


監督 コメント

<堀晃大 NTT西日本男子監督>

堀晃大 NTT西日本男子監督

今日は本当に残念な結果に終わってしまいました。全体的に3ペアとも運が向かなかったというか、流れが来なかったなという気がします。

まず、水澤・長江ですが、勝つときも接戦が多いペアですので、予選リーグの2戦目についても1本・2本の差かなとは思います。試合を振り返ってみると、2試合目の2ゲーム目が分水嶺になったかなと。1ゲーム目をブレイクして、2ゲーム目・自分たちのサービスゲームを落としてしまい、流れを引き寄せられなかったのがその後のプレーにもつながったのかなと考えています。本人たちからすると、競ったときのミスだとか、ファイナルでのミスなどを悔やんでいるとは思うのですが、僕から見たら2ゲーム目を取って2-0としていたら、また流れは変わっていたのではないかと思います。

村上については、林がケガで欠場してしまったため、ほぼぶっつけ本番でペアを組んで臨みました。正直、全日本レベルの大会に急造ペアで臨むのは難しいことです。とはいえ、初戦を乗り越えればもう少し上に行けるかもしれないと思っていましたが、やはり初戦は落としてしまいましたね。2試合目は、1敗したことで割り切って臨むことができたのか、悪くない流れにはなっていたと思います。村上は時間が無いながらもいろいろな戦術を試してみようと考えて、チャレンジをしてくれたのですが、もしかしたら戦術を1つ2つに絞って臨むというのも一つの策だったかもしれません。ただ、苦しい中でもいろいろな戦術を試すといった経験は、今後につながる糧にはなったのではないでしょうか。

船水は、ツキに味方されるシーンも多々ありましたし、相手のミスも良いところで出るなど、これは流れを引き寄せられるかなとも思ったのですが、並んだところで丁寧にいきすぎて、攻め切られてしまいました。初戦の1ゲーム目についてもそうですが、競ったところでキチンと話をして、戦術を決断して実行できるかどうかが大事だということです。あそこで全ての流れが決まってしまったのではないでしょうか。船水についても、いろいろな戦術を試そうという中での今回の結果ですので、結果は悔しいものでしたが、今後の糧にはなると考えています。

正直、今回はNTT西日本グループのお膝元でもある大阪での大会ということもあり、皆、プレッシャーもかかっていたのかなという気がします。それをもう少し和らげてあげることができていれば…というのが悔やまれますね。その辺は、僕やコーチなどの責任です。今年度、日本リーグの史上初7連覇など全体的には悪くない戦績ではありますが、天皇賜杯など要所を締められませんでしたし、悔しい結果でもあります。今回の悔しさをバネに、次年度は必ずリベンジを果たしたいと思っていますので、引き続き応援のほど、よろしくお願いします!

選手 コメント

<水澤悠太選手>

水澤悠太選手

1試合目から、相手のボールもしっかりと返せていましたし、悪くないコンディションで臨めた大会だったのですが…悔しいです。2試合目で当たった篠原選手・小林選手ペアには2週間前の東京では勝っていましたので、余計に悔しさが残ります。今回、あの二人が同じリーグにいるかもしれないと想定はしていましたが、できれば決勝トーナメントで当たりたかったですね。あの二人を倒さなければ優勝はないと思っていましたし、全日本インドアでの豊富な優勝経験もあり、若手よりも一番やっかいな壁になるとは考えていました。

彼らと当たった2試合目は、両者せめぎ合いの続くシーソーゲームでしたが、相手がダブルフォワードでしっかりと詰めてきていたのと比べ、こちらは最後まで全体的にディフェンス気味になってしまっていたのが敗因かなと考えています。向こうも最初はディフェンス気味に入ってきていたのですが、要所要所でしっかりと詰めてきていました。そこが勝敗の別れ目になったと考えています。

次年度に向けて、技術も体も磨いて、次は絶対に勝つという気持ちで臨みますので、引き続き応援をよろしくお願いします。


<長江光一選手>

長江光一選手

1試合目の相手は、ダブルフォワードがあまり得意じゃないペアでしたので、出来がどうのというよりは、次の試合のことを考えながら体を動かしていました。2試合目については、水澤さんが良かった分、僕が大事なシーンでミスをしてしまったという感じです。

全体的に振り返ってみると、練習の中で生み出してきたいろいろな戦術を試していたのですが、逆にシンプルな戦術に戻したときに、少し弱さが出てしまったなと。今、いろいろな戦術の引き出しを増やしているところではありますが、まず、今以上にペアとしての柱というか、芯になるものをもっと磨きあげて、その上で戦術の引き出しを増やしていくことが重要なのだと痛感しました。

2試合目に戦った篠原選手・小林選手ペアについては、直近で3連勝くらいしていましたし、勝てると思って臨みました。これまでの傾向から相手が詰めてくるのは分かっていたので意識して臨んだのですが、相手が詰めてしっかりと弾いてきたので、僕たちの方がネットから離れて受けに回ってしまって…。そこでもう一度、ロブを使って、相手を下げさすとか自分たちが詰めていくとかの戦術もあったのですが、そこまでやりきれずに終わってしまいました。

今、僕たちNTT西日本は、新しい戦術などをどんどん取り入れて変革しようとしているところです。ですが、それを生かすためには、強みとなる“柱”が必要不可欠です。その柱があってこそ新戦術も強くなると思いますので、そうしたことを考えながら一層の高みをめざしたいと考えています。


<村上雄人選手>

村上雄人選手

急きょ決まったペアで臨んだ試合でしたので、相手にどうしてほしいとか、逆に相手が僕にどうしてほしいとか、その辺の擦り合わせがうまくできていなかったことによる連携不足が否めませんでした。前日練習などでいろいろな戦術についても話をしていたのですが、ペアとしての練度が低い中、あまりたくさんのことを考えるのではなく、シンプルに1つ2つの戦術に特化して臨んだ方が良かったかもしれません。

2試合目については、雁行陣を取ってくる相手でしたし、自分たちも同じ雁行陣で攻めるタイプでしたので、急造ペアとはいえ意思疎通はしやすかったのは確かです。それを考えたら、1試合目でダブルフォワードを使ってくる相手にダブル前衛でいくのか、ダブル後衛でいくのか、もっとシンプルに戦術を決めていければ結果は変わったかもしれないなと思います。

急造ペアでのプレーは大変でしたが、いろいろな発見もありました。僕はラインプレーヤーですので、後ろに下がることが多いのですが、ペアが後ろに下がったときに自分が前に出てみるなど、新しいプレースタイルを試すことができたのは収穫でした。この経験をさらに昇華して、今後につなげたいですね。


<船水雄太選手>

船水雄太選手

早い段階で負ける試合というのは、シーズン通してあまりなかったので、本当に悔しいです。1試合目、1ゲーム目で接戦を制することができていれば、流れが変わったのかなと。やり切る力というか、攻めるべきポイントに攻め切る判断がうまくできなくなってしまいました。逆に相手は攻めるべきところでしっかりと攻めてきていましたので、そこは大きなポイントだったと思います。うまく攻め切れていれば、波に乗ることもできたのでしょうけど、取り切れなかったことで結果が決まってしまったのかなと。

あと、ペアの練度もあまりよくなかったです。彼とはずっとペアを組んで様々な大会を戦い抜いてきたので、本来の練度まで高めて臨むことができていれば、しっかりと結果を出すことはできたと思います。今はそれぞれが別チームで活動していますので、次にこうした機会があれば、練度をどう高めていくかを考えなければなりません。

僕はストロークプレーヤーなのですが、そのスタイルにこだわることなく、ボレーもしっかりと身につけてオールラウンダーをめざすのが目標です。2年後のアジア競技大会も見据えると、今回、全日本の大会で戦術やプレーを試すことができたのは大きな経験になりました。これからも今の自分の武器であるストロークに自信を持ちつつ、ボレーも磨いていきたいと考えています。


各リーグ戦の試合結果

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