
応援ありがとうございました!
男子
女子







中本が準優勝!村上ベスト8進出
女子では小林が躍進のベスト16入り

長江光一・堀晃大

村上雄人・中本圭哉
5月19日(土)20日(日)、山形県の山形市総合スポーツセンターで開催された「第19回 全日本シングルスソフトテニス選手権大会」。シングルスの日本一を決める大会に、NTT西日本の個別認定選手から、長江光一、村上雄人、堀晃大、中本圭哉、大庭彩加、佐々木舞、小林美咲が出場しました。男子では中本圭哉が準優勝、村上雄人がベスト8に進出し、女子では小林美咲がベスト16に入る健闘を見せました。
初日の男子の部では、昨年の大会を制した長江光一が第1シードで出場。初戦を突破したものの、3回戦でまさかの逆転負け。堀晃大も同じく3回戦で敗れ、早々に姿を消す波乱のスタートとなりました。こうした中、存在感を見せたのが中本圭哉です。強豪選手を次々と撃破してベスト16に進出すると、2日目にはベスト4入りをかけ、村上雄人との“NTT西日本”対決が実現。村上に4-2で勝利し、勢いに乗った中本は、大学時代以来、自身2度目となる決勝進出を果たしました。残念ながら決勝では3-0から逆転を喫し、準優勝に終わりましたが、ベスト8に進出した村上とともに、全日本の舞台でNTT西日本の実力を示しました。

大庭彩加・佐々木舞

小林美咲
女子の部では、期待の小林美咲が力強いストロークを生かしたプレーで勝ち進み、接戦をものにしてベスト16に進出しました。一方、大庭彩加と前大会準優勝の佐々木舞は、健闘したもののともに4回戦で大学生に敗れて大会を終える結果となりました。
実力を発揮して準優勝に輝いた中本圭哉と村上雄人の活躍、小林美咲の確かな成長が見られた一方、長江光一、佐々木舞らが早々に敗れるなど課題も見えた今大会。個別認定選手たちは、この経験を糧に、それぞれの課題を認識し、さらなるレベルアップをめざし練習を重ねていきます。今後の大会での各選手のさらなる活躍に期待しましょう。
監督 コメント
<中本裕二NTT西日本女子監督>

厳しい結果の中でも
小林をはじめ若手の成長が見られた
優勝を目標にしていただけに厳しい結果になりましたが、その一方で、小林をはじめとした若手選手が成長し、結果を残してくれた大会だったと思います。
大庭の調子自体は悪くなかったのですが、序盤からやや大事に行き過ぎた面があり、さらに相手の調子が良すぎました。佐々木は今、技術面のレベルアップに向けて取り組んでいる最中で調整段階と言えるかもしれません。ただ、2人には十分な経験と実績があり、10月の天皇・皇后賜杯が大きな目標ですので、その意味では心配していません。
小林は、昨年が1回戦敗退で今年がベスト16入りと、この1年でかなり成長しました。コートの中でどう試合を作っていけばよいかを考えながらプレーができるようになってきたと思います。大庭、佐々木を見習い、社会人として、また個別認定選手としてのプレーを自覚し、もっともっと貪欲になって成長していってほしいですね。
今大会の結果は残念でしたが、各自がここから何を得て日々の練習に励むかが大切です。まずは、秋の天皇・皇后賜杯に向けて練習に力を入れていきます。これからも応援をよろしくお願いします。
<藤川幸徳NTT西日本男子監督>

中本の活躍はもちろん、
村上も今後につながる試合を見せてくれた
結果だけを見ると初戦敗退の選手もいれば、決勝まで行った選手もおり、全体としては「あと1本決まっていれば」という紙一重の試合が多かったように思います。
長江は、昨年優勝していることが「勝ちたい、勝たなければいけない」というプレッシャーを自ら課してしまったように思います。実力は世界レベルに達しているので、今回の結果を受け止めて次に生かしてほしいです。一方、堀は粘るものの先行できなかったことで、波に乗れず押し切られた感じでした。
村上は3回戦・4回戦と粘って接戦を乗り切り、ベスト8入りしました。残念ながらNTT西日本対決となり、中本に破れましたが、内容は接戦でこれからにつながる試合ができたと思います。その中本は切れのいいストロークからのツイスト(短いボール)をうまく使って、相手の嫌がるテニスを展開していました。決勝も3-0とリードし、あと1本のところまで追い込みましたが、後半、相手の割り切ったストロークに対応できず、日本一を逃しました。手応えとともに課題も見つかった大会でしたが、今年度、これからも大会は続きます。NTT西日本として結果を残すべく全力を尽くしていきますので、今後とも応援をよろしくお願いします。
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