応援ありがとうございました!
長江の準優勝をはじめベスト4に男女5名が進出し、
シングルスでの強さを披露!
5月15日と16日の2日間、広島県の広島広域公園テニスコートで「第17回全日本シングルスソフトテニス選手権大会」が開催。NTT西日本の個別認定選手からは中堀成生、高川経生、長江光一、大庭彩加、佐々木舞、佐々木舞、﨏田(さこだ)光理、山本彩加が出場し、熱戦を繰り広げました。
昨年のチャンピオンである長江は、初戦から対戦相手を圧倒。V2をめざす力強いプレーで観客を魅了し続けました。準決勝でNTT西日本広島所属の選手と同士討ちとなったものの勝利し、V2に王手。そして、昨年の決勝戦で破った菅野創世選手と再び相見え、2度目の勝利を掴むべく試合に臨みましたが、思ったようなゲーム展開ができず、無念の敗北を喫して準優勝となりました。
中堀も初戦から準々決勝まで順調に対戦相手を撃破したものの、準決勝で優勝者に敗れてベスト4に。高川は、3回戦で無念の敗退となりました。
一方女子は、大庭と﨏田が準決勝に進出。大庭は、ファイナルゲームまで粘りましたが、後一歩のところで惜敗、﨏田は今大会の優勝者に敗れ、ともにベスト4に。佐々木も準々決勝で優勝者との試合を落として敗退しました。山本は初戦、相手に自分の試合をさせない良いスタートを切ったものの、3回戦でまさかの敗北。悔しい結果となりました。
5年ぶり9回目の優勝をめざす男子、4年ぶり7回目の優勝をめざす女子とも、記録を伸ばすことはできませんでしたが、NTT西日本から男女とも2名以上をベスト4に輩出し、今大会は幕を閉じました。
選手・監督 コメント
<日本代表女子監督 中本裕二NTT西日本総監督>
今大会、男子はベスト4に3名(うち個別認定選手2名)、女子はベスト4に2名(両名とも個別認定選手)が残るという結果で、まずまずといったところだと思います。
中でも女子については、大庭がベスト4ではありましたが、良い試合をしていたと思います。調子も良かったですし、メンタル面でも良い状態でゲームに臨めていたと思います。﨏田についても自身初となるベスト4進出は、今後の彼女にとって大きな糧となるはずです。これまで、強豪選手のひとりとしては認知されていたかもしれませんが、今大会でベスト4に入ったことで、良くも悪くも注目を集める選手となります。それを力に変え、活躍をしてもらいたいですね。佐々木も悪くはなかったのですが、今大会優勝した杉本選手の好調ぶりには敵いませんでした。ただ、この敗戦をしっかりと噛みしめ、雪辱を果たしてもらいたいと思います。山本については、経験のなさが出てしまったかと思いますが、必ず今回の敗戦を活かしてくれるでしょう。
これから、6月13日〜18日のJapan合宿、それに続く6月20日からのチャイニーズカップなど、11月のアジア競技大会出場権獲得に向けた最後の正念場が待ち受けています。そこでしっかりとアピールし、代表の座を勝ち取るため、残りの時間で心身ともに鍛え上げていく予定ですので、今後とも応援をよろしくお願い致します。
<藤川幸徳NTT西日本男子監督>
今大会は、長江の加入で刺激されたことで、全体的に非常に良い雰囲気で臨めたのではないでしょうか。長江は、やはりディフェンディングチャンピオンであったこともあって緊張もし、プレッシャーもかかっていましたが、試合を重ねるごとに調子をあげ、決勝まで勝ち上がりました。しかし、決勝であたった菅野選手は、長江のさらに上をいく調子の良さだったのが痛かったですね。前後・左右のボール運び、タイミングのずらし方など、敵ながらあっぱれと言える試合運びでした。長江が悪かったというわけではなく、菅野選手が良すぎたという印象です。あと、サーフェス(コート面の材質)が菅野選手にぴったりあっていたのも大きいかもしれません。サーフェスについては長江も練習を重ね、しっかりと適応してもらいたいと思います。
中堀については、ダブルスよりも体力を消費するシングルスで、良くベスト4に入ってくれたというところです。これまで培ってきた経験による技術力などを駆使しての結果ですが、流石というより他ありません。高川については、3回戦で敗退しましたが、試合内容自体は悪くありませんでした。リードしていたところ逆転されましたが、ギリギリまで相手に食い下がり、諦めない試合運びをするなど、「試合には負けましたが、勝負は互角」だったといえます。
中堀、高川、長江とも、6月13日〜18日からのJapan合宿、その後のチャイニーズカップでアジア競技大会の代表権を獲得すべく、最後のアピールに臨みます。皆さんの応援が選手たちの力になりますので、今後も応援をよろしくお願いします。
各トーナメント戦の試合結果
ギャラリー
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