The mascot's game report

マスコットの会場リポート

11月5日(土)【2回戦】 VS ヤマハ

Saturday, November 6 [2nd game] VS YAMAHA

試合前~2回裏

迎えた2回戦は18時開始予定でしたが、前の試合がまだ続いていたため19時開始。
控え室は、音楽を聴いて集中力を高める選手もいれば球場で行われている試合経過を見ている選手もいるなど選手様々。緊張感がありつつもリラックスしている姿も見られました。
そして19時、試合開始です。

NTT西日本は先攻。開始早々いきなり先頭バッターの仮谷選手、続く石山選手が四球により出塁。そこで梅津選手が見事送りバントを成功させ、先制点のチャンスを迎えます。
その後、赤嶺選手も四球により出塁し1回から満塁!ベンチでは「ここはもらうぞ!」という声が飛び交いましたが、惜しくもここでチェンジ。

1回裏、マウンドに立ったのは吉川投手。ヒットを許し1・2塁のピンチを迎えるも、きっちりと三振を奪い先制点を許しません。

2回表、ここでも相手ピッチャーのコントロールが定まらず中村選手が四球で出塁。そして続く長田選手。惜しくも送りバントが失敗するも、直後に中村選手が盗塁を成功させカバー!チーム力を見せつけてくれる一幕となりました。
その後四球が続き、満塁のチャンスを得るも得点には結びつかず、悔しい展開が続きます。
しかしNTT西日本、2回裏も相手を三者凡退で抑え、粘ります。

3回表~6回裏

3回表、中西選手が四球で出塁。赤嶺選手が見事送りバントを成功させ、大城選手がライト前ヒットを放つと1アウト1、3塁のチャンス!
度重なるチャンスに期待するも、なかなか1点が取れないままチェンジ。

そして試合が動いたのが悔しくも3回裏。いきなりホームランを浴び先制点を許します。その後ヒットによる追加点。
その後ピッチャーが浜崎投手に変わり、ベンチでは「切り替え!ここからここから!」と前を向く選手の姿が見られました。

追いかける形となった4回表、景山選手が振り逃げで出塁。その後盗塁をも成功させます!まだまだ負けてはいられない!という選手の気迫が伝わってきました。続く梅津選手がヒットを放ち1、3塁のチャンスを迎えるも得点ならず。
得点が入らないもどかしさがありますが、ベンチの様子は非常に落ち着いており、常に前を向いているのが印象的でした。

そして6回表、試合が動きます。
長田選手がヒットを放ち出塁すると続く景山選手も同様に出塁し、ノーアウト2・3塁の大チャンス!スタンド、ベンチは巻き返す勢いに大盛り上がり!期待が募る中、バッターは石山選手。見事スクイズ成功で1点を返します!!

そして6回裏。ピッチャーが浜崎投手から吉元投手に変わります。
これ以上点差を広げたくないところですが、相手チームにもスクイズ成功を許し再び2点差へ。

7回表~最終回

7回表は高本選手、富里選手が代打で登場。
8回表は同じく代打の山口選手がヘッドスライディングで出塁し奮闘するも、ホームは遠く無得点でチェンジとなります。

そして迎えた最終回。主将梅津選手が見事セーフティーバントを成功させ、スタンドもベンチも大いに湧きます。ベンチからは「頼む。打ってくれ・・!」という祈るような声や「いけるぞー!ラクにいけー!」という励ましの声が聞こえる中、惜しくもここで試合終了となりました。

選手の皆さんの顔を見ていても悔しさが伝わってきて、いかに厳しい中で日々練習に取り組んできたかが分かりました。だからこその表情だったのだと思います。試合後のコメントでは「前を向く」という言葉も聞くことができ、次こそ勝利を勝ち取ってくれると信じています。

そして、今回このような「マスコット」を任命いただき、彼らと共に戦うことができたこと、野球部の皆様が広い心で受け入れてくださったこと、非常に感謝しております。どんなときも下を向かず仲間を想う姿勢にはいつも感動させられ、その点が野球部の強さだと感じました。厳しい勝負の世界で苦しい時もあるかと思いますが、変わらない野球部でいてください。

最後に、応援に駆けつけてくださった皆様、本当にありがとうございました。
皆様の応援はベンチでもよく聞こえていました!応援の声は必ず選手に届きますので、今後とも多大なる応援を賜りますよう、よろしくお願いいたします!!

11月2日(水)【1回戦】 VS JX-ENEOS

Wed.,November 2 [1st game] VS JX-ENEOS

試合前~4回裏

JABA九州大会を制して日本選手権の出場権を獲得し、迎えたJX-ENEOSとの初戦。試合前で緊張していると思いきや、選手たちはいつもと同じ笑顔を見せながら来る初戦に向けてワクワクしているような印象を受けました。

スタンド席は応援に駆けつけてくださった方々で埋まり、いよいよ試合が始まります。
NTT西日本は先攻。
先に先制したいところですが相手は以前、悔しくもコールド負けした投手。なかなかヒットに繋がりません。

そして守備が光った1回裏。相手チームにヒットを許しホーム突入の危機を迎えますが、チーム連携で繋がった球で大城捕手が見事タッチアウト!開始早々の展開にドキッとしましたが、選手たちは焦ることなく互いに声を掛け合う姿が見られました。

3回表では四球により中村選手が出塁、次に長田選手が的確にバントを決め、景山選手も四球により出塁し、得点の機会を得ます。しかし、ここでも相手のスライディングキャッチにより得点ならず。

その後なかなかホームを踏めず苦しい場面が続きます。しかしさすがエース吉元投手。落ち着いたピッチングで粘りを見せ、相手に得点を許しません。

5回表~7回裏

5回表、またもや得点の機会。大城捕手がレフト前ヒット。続く中村選手が落ち着いてスリーバントを決め、ランナーは二塁へ!長田選手がセンターへいい当たりを放つも、ここでも相手の守備に阻まれ得点にはなりません。しかし前半に比べて徐々に出塁の機会が増え、ベンチでもいい流れがきているように感じていました。

5回裏、なんと満塁のピンチを迎えます。しかし、ここでも粘りを見せ中村選手が見事ナイスキャッチ!ベンチに戻ってくる選手たちも「よくやった!」という讃える声が聞こえました。

続く7回表、再び好機を得ますがホームは遠く先制点はとれません。しかし7回裏も吉元投手が三振を打ち取るなどナイスピッチング!!両者互いに0スコアが続きます。

8回表~最終回

そしてとうとう試合が動いた8回表。ノーアウトで仮谷選手が二塁打を放ち、続く石山選手が確実に送りバントを決めるとスタンドもベンチも大盛り上がり!
そんな中、打席に立ったのは野球部主将梅津選手。皆が期待して見守る中、犠牲フライを打ち上げると仮谷選手がホームイン!待ちわびた先制点が入ります!互いに0が続き拮抗する試合展開のなか、やっと得た1点。応援席からも大歓声が聞こえベンチでも「よっしゃー!」という声が響き渡っていました。「追加点入れるぞ!」と選手も意気込みますが、ここでチェンジとなり次はいかに守るか、と気持ちを切り替えます。

8回裏、ヒットを許すもののここでも吉元投手がきっちり抑えて得点は許しません。
そしていよいよ最終回。追加点を狙うも得点ならずチェンジとなり、あとは守るのみ。緊張の場面となりますが、ここでエース吉元投手の落ち着いたピッチングで出塁を許さず、ここでNTT西日本の勝利が決まりました!!

1回戦、吉元投手がエースの貫禄を見せつけ再三のピンチをしのぐとともに、野手も好守備をみせ、攻撃では各選手が一球一球を確実に決めることで2回戦への切符を手にすることができました。

試合後、野球部と共に応援席を見渡すと、圧巻の景色。応援にかけつけてくださった方々で満席のスタンドを見て、応援頂いた皆様の力があっての一勝だと感動しました!
続く2回戦は11/5(土)18:00~ ヤマハ戦です。引き続き、皆様の熱い応援よろしくお願いします!!

番外編

試合が行われた11/2は大原監督の誕生日!試合後のベンチ裏では突如選手たちによる「ハッピーバースデー♪」の歌声が響き、誕生日を祝う場面がありました!
野球部の勝ち取った一勝は良い誕生日プレゼントになったのではないでしょうか。野球部のこうした雰囲気のよさは今後も勝利に繋がると信じ、次の2回戦も期待したいと思います!一丸突破!がんばれNTT西日本!

マスコットのご紹介

Introduction of a mascot

プロフィール
名 前
南 優生(みなみ ゆうき)
会社名
NTTビジネスアソシエ西日本
所属先
財務サービス事業部 財務税務部門 営業・共通系会社決算担当
マスコットとしての意気込み

第42回社会人野球日本選手権でマスコットを務めさせていただきます南 優生です。
野球部の皆様、日本選手権への出場決定おめでとうございます!

夏に行われた第87回都市対抗野球大会でもマスコットとして野球部と共に試合に臨み、再びこうして一番近くで応援できることを本当に嬉しく思います。

試合では、選手の皆さんが日々の練習で鍛えてきた実力を本大会で遺憾なく発揮できるよう、皆さまと一緒になって全力で応援しようと意気込んでおります!

一球一球を諦めず追いかける選手の姿は皆様に勇気や感動を与えてくれることと思いますので、ぜひ会場で共に盛り上がりましょう!!

皆様の応援は必ず野球部の力となりますので、応援のほどよろしくお願いします!

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