いよいよキャンプも実戦形式の後半クールがスタート。6日間の練習日程のうちオープン戦を4試合組んでいる。橋本監督の考える「オープン戦を通じて勝つためのチーム作り」が始まった。
オープン戦では今年から3塁にコンバートされた森選手、外野手となった金子選手、竹林選手も出場して試合を通じて新しい守備位置の感覚を養っていた。今年のオープン戦でのトピックスはこの3選手だけではない。4月入社予定の新人選手が早くも実戦デビューしていることだ。特にピッチャーはこれまでは都市対抗野球大会予選に向けて実戦デビューすることが多かったが、既に実戦に登板出来るレベルにあるとコーチ陣のお墨付き。新人投手に刺激されるかのように3年目の小原選手をはじめ、ベテラン投手陣も順調に調整が出来た。
攻撃面ではまだまだ狙い球を絞り込めないではいるものの、積極的に打ちにいく姿勢はチーム内に浸透している。これから数多く生きた球を打つことで狙い球を絞り込む感覚を磨き上げていく。
3月18日から始まる東京スポニチ大会から今シーズンの公式戦がスタート。NTT西日本硬式野球部の新たな挑戦に向けて厳しいキャンプを打ち上げた。
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