小豆島町様(香川県)

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2013年3月21日 掲載
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導入サービス:Bizひかりクラウド コミュニティ 遠隔健康相談/健康・福祉ソリューション

「Bizひかりクラウド コミュニティ 遠隔健康相談」で
高齢者の健康づくりを支援し医療費の増大による財政負担を軽減

お客様の声

写真:小豆島町

「導入コストや運用・保守の不安などを感じることなく、高齢者が楽しく健康づくりに取り組める遠隔健康相談サービスを提供することができました」

 町の高齢化率が高まり、今後ますます医療費や介護給付費が増大する中で、「どのようにして高齢者の健康づくりを促進していくか」が重要な課題になっていました。今回、NTT西日本が提案してくれた「Bizひかりクラウド コミュニティ 遠隔健康相談」は、高齢者が楽しく健康づくりに参加できるだけでなく、導入コストや運用・保守の点においても不安がない、小さな我々の町にとって最適なサービスだったと思います。

 人口減少と少子高齢化をどう乗り越えるか、これは日本全体の課題ですが、まだ本気で取り組んでいる地方自治体は多くありません。そういった意味でも、今後、こうした高齢者向けの遠隔健康相談サービスは爆発的にヒットする可能性を秘めていると思います。

 通信サービスには、我々のような離島や山間部のハンディキャップをカバーし、競争力を高める力があると思いますので、NTT西日本には、今後も社会問題を解決するためのサービスを提供してくれることを期待しています。

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お客様情報

所在地 香川県小豆郡小豆島町池田2100番地4
面積 95.63平方キロメートル
人口・世帯数 1万5,621人/6,631世帯(平成25年2月現在)
プロフィール 平成18年3月に旧・内海町と旧・池田町の2町が合併して誕生。日本におけるオリーブ発祥の地であり、壷井 栄の小説を基にした映画「二十四の瞳」の舞台として全国的に知られている。また、「二十四の瞳映画村」や日本三大渓谷美に数えられる「寒霞渓(かんかけい)」などの多くの観光スポットを有しており、瀬戸内海の島々を舞台に開催する現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2013」の開催エリアにもなっている。

役場外観

URL http://www.town.shodoshima.lg.jp/
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事例詳細

高齢化率の上昇とともに増大し続ける財政負担

 香川県の最北端、瀬戸内海に浮かぶ小豆島(しょうどしま)。その南東部に位置する小豆島町では、近年少子高齢化が深刻化しており、総人口に占める65歳以上人口の割合を示す高齢化率は県下で最も高い約36%、20年後には50%を超えることが予測されている。

 こうした状況について、「このまま高齢者の割合が増え続けると、必然的に医療費や介護給付費の額も増大し、町の財政を圧迫する可能性があります。また、今は介護保険制度も国の社会システムとしてカバーされていますが、いつか国の財政状況が悪化し、高齢者を支えるための仕組みが地方自治体に預けられることになれば、高齢化率50%を超える町は破綻しかねません」と危機感を募らせる、小豆島町長の塩田 幸雄氏。

 医療費などの財政負担を減らすには、高齢者が医療や介護を必要とする期間を少しでも短縮する、すなわち“健康寿命”を延ばすことが重要となる。そのため、以前から小豆島町では、町内に11カ所ある公民館で高齢者を対象にした「運動教室」や「栄養料理教室」を開催するなど、健康づくりを促進する取り組みを進めてきた。

 「昨年秋から、小豆島でも光回線が利用できるようになったことを機に、通信サービスを活用して、もっと高齢者の皆様が楽しく健康づくりを行えるような仕組みを分かりやすく提供したいと考えていました」(塩田町長)
そこで、小豆島町が平成24年11月から運用を開始したのが、NTT西日本グループの「Bizひかりクラウド コミュニティ 遠隔健康相談」を活用したオリーブヘルスケアシステムだ。

写真:医療や介護制度の将来について語る小豆島町長の塩田 幸雄氏

高齢者と同じグラフを見ながら遠隔で健康相談を行うことが可能に

 オリーブヘルスケアシステムとは、60歳以上の高齢者が公民館に設置された「テレビ電話端末(フレッツフォン)」を使って、町役場に常駐している保健師との遠隔健康相談をFace to Faceで行えるようにするもの。

 利用方法はいたって簡単だ。まず、高齢者が町から貸し出された歩数計を持って散歩や運動を行った後、公民館を訪れて専用端末に歩数計をかざす。すると、「テレビ電話端末(フレッツフォン)」を介してNTT西日本グループの提供するサーバー内に歩数が蓄積されるとともに、併設している体組成計や血圧計で体重や血圧を計ることで、それらのバイタルデータもサーバー内に蓄積される。これにより、高齢者と保健師の両方で同じデータをグラフ形式で確認しながら、「前回の計測時期からどのくらい数値が変化したか」などの会話を簡単に行うことができるようになっている。

 「今年度中に50人の高齢者の皆様にご利用いただく計画を立てていましたが、最初は内心、『テレビ電話端末の操作は私たちにとっては簡単でも、高齢者の方にとっては難しいかもしれない。本当に50名もの方が利用してくれるだろうか…』という不安がありました。だからこそ、操作が非常に簡単な『BIZひかりクラウド コミュニティ 遠隔健康相談』を選んだのです」(高齢者福祉課 山下主任主事)

 今回、クラウドサービスを導入した理由について、「自前でサーバーを設置する場合に比べて初期費用が3分の1程度で済み、ランニングコストも安価だったことが大きなポイントです。また、庁舎の老朽化が激しくサーバーを設置するには耐震性の問題があり、役場内に情報システム専任の担当者もいないため、運用や保守を気にしなくていいクラウドサービスのほうが安心だと感じました。」と語る山下主任主事。テレビ電話端末を活用したサービスは他にもあったそうだが、高齢者と保健師が同じグラフを見ながら相談できる仕組みがあったことが、「BIZひかりクラウド コミュニティ 遠隔健康相談」を決定する際の重要なポイントになったと言う。

 テレビ電話端末でお互いの表情を確認しつつ、同じグラフを基に相談ができるという新しい仕組みは、健康相談を受け付ける保健師からも好評だ。

 「テレビ電話端末を通じて相手の表情が見えるので、こちらも相談内容を理解しやすく、逆にこちらの表情が伝わることで、アドバイスの内容が伝わりやすくなりました」と語る地域包括支援センターの佐伯主任保健師。ともに健康相談を担当している坂東保健師も、「言葉だけでなく、視覚的にグラフで確認しながら会話ができるので、高齢者にも説明が伝わりやすいですね」と、「BIZひかりクラウド コミュニティ 遠隔健康相談」の使いやすさを高く評価している。

写真:小豆島町 高齢者福祉課 山下主任主事 写真:小豆島町 地域包括支援センター 佐伯主任保健師 写真:小豆島町 地域包括支援センター 坂東保健師

サービスの利用をきっかけに高齢者同士のコミュニティーが活性化

 11月に遠隔健康相談サービスの提供を開始して以降、サービスを利用する高齢者の方々にも変化が生まれ始めている。

 「『遠隔健康相談サービスが始まってから頻繁に公民館へ通うようになった』という方も多くいらっしゃるようです。バイタルデータを登録するために定期的に公民館へ集まることで、友だちの輪が広がるなど、以前に比べてコミュニティーが活性化してきた印象があります」と坂東保健師。「高齢者同士のつながりが深まることで、登録機器の操作方法を教え合ったり、歩数のランキングを競い合ったり、皆さんが楽しみながら健康づくりに取り組んでくれるようになったのがうれしいですね」と佐伯主任保健師も笑みを浮かべる。

 今後について、「人口減少と少子高齢化を乗り越えていくためには、国に頼らず、各地方自治体が自分たちの手で“地域の連帯感”を高めていかなければいけません。医療費などの抑制、そのために欠かせない高齢者の健康づくりに本気で取り組んでいる地方自治体は少ないですが、今ならまだ間に合います。人と人をつなぐことができる通信サービスを活用し、公民館に通えない高齢者も自宅で遠隔健康相談サービスが受けられるように、また、県外で暮らすご家族も同じバイタルデータを参照できるようにするなど、今よりも人と人とが支え合い、助け合える仕組みの導入を検討していきたいと思います」と語る塩田町長。

 現在、遠隔健康相談サービスが利用できる公民館は2カ所のみだが、小豆島町では、平成26年度までに残りの9カ所の公民館でもサービスが利用できるように整備を進め、高齢者の健康づくりを積極的に推進していく予定だ。

写真:高齢者が公民館でテレビ電話端末を利用している様子。ITは苦手でも、認知症の予防のために通う方も多い。 写真:健康相談は月1回程度。友だちと日程を合わせて公民館に通うなど、高齢者同士のつながりが広がっている。

図:ネットワーク構成(小豆島町様の場合)

・サービス導入効果は、ご利用者様の声に基づくものであり、お客様のご利用状況により
 効果は異なります。
・本ホームページの内容は、NTT西日本エリア(富山県、岐阜県、静岡県以西の30府県)のものです。

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