NTT西日本大阪病院
Vol.26
乳がんオーダーメイド治療の実践
増加のグラフ
糖尿病患者数は、図1のようにこの50年間で約35倍と著明に増加していることは広く知られています。そして、図2のとおり、様々な合併症が、患者の生活の質を著しく低下させ、寿命を短くしているのです。
糖尿病患者の治療目標は、合併症を起こすこと無く健康な人と同じように生活し天寿をまっとうすることです。
この実現のためには、より早く「糖尿病」を診断し、より早く治療を開始し、血糖コントロールをより良い状態に維持することが肝要です。
薬物療法がいくら発達しても基礎にある生活を指導すること、すなわち療養指導が重要なのです。
糖尿病センター開設
当院では、平成16年10月20日に「糖尿病療養指導センター」を開設しました。
常勤の糖尿病専門医2名に加え5名の外来を担当する専門医がおり、療養指導を行う診察室もあり、「柏本糖尿病看護認定看護師」を中心に3名の糖尿病療養指導士を含む5名の看護師が糖尿病患者の生活指導にあたっています。
その中でも、自慢の一つが充実した「フットケア外来」です。大阪でも先駆的に取り組んでいる「フットケア外来」について柏本糖尿病看護認定看護師よりご紹介したいと思います。
平成20年4月より糖尿病合併症管理料として、「糖尿病重症化予防のためのフットケア」について診療報酬が認められるようになり、「糖尿病神経障害」「閉塞性動脈硬化症」「足潰瘍、足趾・下肢切断既往」のある患者さんは特に足病変のハイリスク患者として定期的なフットケアが必要であると言われています。 フットケア外来では、「足の状況」「生活状況」「全身状態」「セルフケア状況」から、アセスメントを行い、足のケアを行うと共にその患者さんに合ったケアの方法を提案しています。
フットケア外来の流れ(例)
「フットケア外来」をご紹介いただければ専門医指導の下、看護師がフットケアさせていただきます。必要な場合は、専門科との連携なども行っています。
トピックス
橋本部長
橋本部長
HbA1cについては、我が国で使用しているJDS値と、我が国以外のほとんどの国で広く用いられているNGSP値との間に約0.4 %の差があることが明らかになっていました。このため、日本糖尿病学会が主導し平成24年4月から国際標準化を行うことが決定しました。
NGSP値(%) = 1.02 × JDS値(%) + 0.25 %、という換算式で表現されます。
平成24年4月1日から、HbA1c値はNGSP値を用いることとなりHbA1c(NGSP)と記述します。従来のJDS値はHbA1c(JDS)と記述し、当分の間は併記することとなりました。検査項目などで字数制限のある場合、HbA1c(NGSP)については、A1Cと表記します。
対応表
 *患者さんのご紹介等については、下記電話番号までお問い合わせ下さい。
 NTT西日本大阪病院 地域医療連絡室
 TEL 06-6773-8012(受付時間:月〜金曜日 9〜17時)
審査 12-1218-2