西日本電信電話株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:大竹伸一、以下NTT西日本)及びサイレックス・テクノロジー株式会社(本社:京都府精華町、代表取締役社長:河野 剛士、以下サイレックス・テクノロジー)は、サイレックス・テクノロジーが提供する、パソコンの画面をインターネット経由※1で遠隔のテレビ※2に映して楽しむことができる「TAYORI(以下本機器)」をより快適にご利用いただくために、NTT西日本によるサポート体制の充実を図ることについて協業することで合意いたしました。
4月23日(月)よりサイレックス・テクノロジーは本機器の発売を開始し、NTT西日本は本機器のサポートを開始いたします。
これにより、NTT西日本が推進する「家まるごとデジタル化※3(別紙3)」(以下、「家デジ」)の実現を目指してまいります。 |
※1. |
フレッツ光等のインターネット接続サービスおよびプロバイダーのご契約・料金が必要です。 |
※2. |
DVI-I端子のついたテレビが必要です。なお、HDMI変換ケーブルを利用することで、HDMI端子のあるテレビでもご利用いただけます。また、本機器をルーター機能を持つ機器(ホームゲートウェイ・CTU・ブロードバンドルーター等)またはその配下のハブに接続する必要があります。 |
※3. |
家中のデジタル機器をネットワークでつなぎ、家同士も結ぶことで新しいライフスタイルを創造するNTT西日本が提唱する取組みです。詳しくは以下の「家デジサイト」をご覧下さい。(参考URL:http://www.ntt-west.co.jp/iedigi/) |
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1.協業に至った背景 |
NTT西日本は、「家中のデジタル機器をネットワークにつなぐことで、毎日の暮らしや情報の共有がより簡単・便利・快適に。」さらに、「今まで個人で楽しんでいたことを、家族や離れた家同士など、みんなで楽しめるようにする。」という「家デジ」構想を推進し、「すべての人がデジタル化による便利な暮らしの喜びや感動を分かちあい、もっと楽しく、もっと快適な社会」の実現を目指しています。 このような背景のもと、NTT西日本では、ビジネスユーザー向けにサイレックス・テクノロジーより提供されていた本機器に着目し、個人のお客さまにもパソコンの画面をインターネット経由で遠隔のテレビに映し出し、画面を共有しながらWebサイトの閲覧や写真の共有などを楽しめると考え、個人向けの機器に改良し、充実したサポートを提供することで、家族間のコミュニケーションにご活用いただくことを目的として、本機器を提供するサイレックス・テクノロジーとの協業に至りました。 |
2.主な特長 |
 | (1)準備が簡単 |
 | <テレビ側の準備> |
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インターネットに接続した本機器に、テレビと使いたいUSB機器(プリンターなど)を接続する。 |
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テレビの「入力切替」ボタンを押して接続した端子からの入力に切り替える。 |
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本機器のプッシュボタンを押し、テレビに映し出される本機器の情報をパソコン側へ伝える。 |
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 | <パソコン側の準備> |
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あらかじめインストールした専用ソフトに、テレビ側にある本機器の情報を登録し、接続する。 |
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(2)「フレッツ・v6オプション」に対応 |
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本機器のご利用に際し、テレビ側とパソコン側の両方に、NTT西日本が提供する「フレッツ 光ネクスト(インターネット接続サービス)※4」および「フレッツ・v6オプション(オプションサービス)※5」をご利用いただくことで、テレビ側にある本機器とパソコンがNTT西日本の次世代ネットワーク内でダイレクトに通信することが可能となり※6、インターネットのトラフィックの影響を受けることなく、高画質な動画共有や、USB機器によるスムーズな遠隔操作を行うことができます※7。 |
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※4. |
サービス提供エリアであっても、ご利用いただけない場合があります。詳しくは、NTT西日本ホームページ(http://flets-w.com/)にてご確認ください。インターネットのご利用には対応プロバイダーとのご契約・料金が別途必要です。 |
※5. |
【フレッツ・V6オプションについて】●「フレッツ・v6オプション」のご利用には、「フレッツ 光ネクスト」のご契約・料金が必要です。また、別途工事費が必要です。●本サービスについては、ご利用のパソコン環境(OS等)により、一部機能が制約される場合があります。●「フレッツ 光ネクスト」網内でのIPv6通信を利用するには、お客さまがご利用の情報機器(パソコン等)がIPv6アドレスに対応している必要があります。 |
※6. |
本機器と遠隔のパソコンを接続するためには、本機器側と遠隔のパソコン側それぞれ対応プロバイダーとのご契約・料金が別途必要です。 |
※7. |
「フレッツ・v6オプション」を契約せずインターネット経由で本機器をご利用いただいているお客様が、新たに「フレッツ・v6オプション」をご契約いただいた場合であっても、設備状況等により実効速度が向上しない場合があります。 |
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3.ご利用シーン |
 | (1)遠く離れた場所で一緒にインターネット |
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離れた場所に置いてあるテレビに、手元のパソコンと同じ画面を映すことができるので、電話で話しながら本機器を利用すれば、離れて暮らす家族と一緒にネットショッピングを楽しんだり、知りたいことを一緒にインターネットで調べたりできます。 |
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(2)離れた場所で写真などを印刷 |
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本機器にプリンターをUSBケーブルで接続※8すると、手元のパソコンで印刷の操作を行った写真などを、離れた場所にあるプリンターで印刷することができます。 |
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(3)離れた場所からパソコンを操作 |
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本機器にマウスやキーボードをUSBケーブルで接続※8すると、テレビに映し出された画面を通じて遠隔のパソコンが操作できるため、パソコンに不慣れなお客さまでも、インターネットを気軽にお楽しみいただけます。 |
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※8. |
USB機器によっては接続できない場合があります。 |
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4.各社の役割 |
今回の協業における各社の役割は以下の通りです。 |
<NTT西日本> |
 | (1)「光Linkホットライン」による購入前サポート |
|  | NTT西日本の情報端末の購入前相談を受け付けるコールセンター「光Linkホットライン」にて、本機器ご購入に際してお問い合わせ・ご相談を承ります※9。 |
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(2)「リモートサポートサービス※10」によるサポート |
|  | 「リモートサポートサービス」をご契約のお客様を対象に、本機器の初期設定および、操作方法等のサポートを電話で提供するとともに、訪問による初期設定をご希望のお客さまについては、オンサイト(訪問)サポート<別料金>を実施いたします。 |
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リモートサポートサービスの対価、支払い時期および方法、役務の提供時期についてはこちらをご覧ください。 |
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リモートサポートサービスのご利用条件、サポート対象商品・ソフトウェアについてはこちらをご覧ください。 |
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<サイレックス・テクノロジー> |
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(1) |
本機器の製造および発売 |
(2) |
機器故障時の対応 |
(3) |
本機器を用いた「フレッツ 光ネクスト」および「フレッツ・v6オプション」利用シーンの訴求 |
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※9. |
「光Linkホットライン」での電話サポートは西日本エリア(東海、北陸、関西、中国、四国、九州地区)のものです。 |
※10. |
【リモートサポートサービスについて】●リモートサポートサービスのご利用には、月額利用料が必要です。当該月額利用料により、「リモートサポート」及び「電話サポート★1」がご利用いただけます。●リモートサポートサービスのご利用には、フレッツアクセスサービス(インターネット接続サービス)★2のご契約・料金が必要です。また、フレッツ 光ライト★3、フレッツ・光プレミアム、Bフレッツ、フレッツ・ADSL、フレッツ・ISDNでは、対応プロバイダーとのご契約・料金が必要です。フレッツアクセスサービス(インターネット接続サービス)★2の派遣を伴う回線工事(新規開通に伴う工事、サービス変更に伴う工事、品目変更に伴う工事、移転に伴う工事)と同時にインターネット接続や周辺機器の設定等をご希望される場合は、本サポートの対象外となり、「セットアップサービス」をご利用いただくことになります。●パソコンのOS等、ご利用のパソコン環境によっては、「リモートサポート」をご利用いただけない場合があります。●本サービスは、メーカー、ソフトウェアハウス及び各種サービス提供事業者の正規サポートを代行するサービスではありません。また、お問合せへの対応内容及びその結果を保証するものではありません。★1.NTT西日本の会員制プログラム「CLUB NTT-West」(入会費・年会費無料)へご入会いただいているお客さまは、会員特典として本サービスの一部サービスメニュー(電話サポートのうちフレッツサービス全般の設定、基本操作説明、インターネット・メールの設定、基本操作説明、及びインターネットの活用サポート)と同等のサービスを「CLUB NTT-Westヘルプデスク」にて無料でご利用いただけます。★2.フレッツアクセスサービスとは、フレッツ 光ネクスト(ビジネスタイプは除く)、フレッツ 光ライト、フレッツ・光プレミアム(エンタープライズタイプは除く)、Bフレッツ(ビジネスタイプ、ベーシックタイプ、ワイヤレスタイプは除く)、フレッツ・ADSL、フレッツ・ISDNを言います。★3.「リモートサポートツール」利用等に伴うインターネット利用量は「フレッツ 光ライト」月額利用料(通信料)の課金対象です。ただし、当面の間、実際に発生した利用量にかかわらず、一律1MB/月の利用量を加算します。実際の利用量に応じて加算する方式に移行する際はお知らせします。 |
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5.提供開始日 |
 | 2012年4月23日(月) |
6.販売エリア |
 | 本機器の購入は全国どちらからでも可能です。
ただし、リモートサポートサービスでのサポートの提供は西日本エリア(東海、北陸、関西、中国、四国、九州地区)に限ります。 |
7.本機器に関するホームページおよびお客様からのお問い合わせ先 |
 | ・本機器の仕様等詳細な説明およびご購入先のご紹介 |
|  | http://www.silex.jp/products/other/sxrd4000gnw.html?pr=120420 |
|  | 【本機器の詳細についてお電話でのお問い合わせ先】
サイレックス・テクノロジー カスタマサポートセンター 0774-98-3981
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受付時間 平日(月曜日〜金曜日) 9:00〜12:00、13:00〜17:00(サイレックス・テクノロジーの指定定休日を除く) |
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電話番号をお確かめのうえ、お間違えのないようお願いいたします。 |
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|  | 【本機器の詳細についてメールでのお問い合わせ先】
support@silex.jp |
 | ・本機器のご利用シーンのご紹介 |
|  | http://www.ntt-west.co.jp/iedigi/solution/017.html |
|  | 【上記でご紹介した利用シーンについてお電話でのお問い合わせ先】
光Linkホットライン 0120-071-202
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受付時間9:00〜18:00 / 土・日・祝日も受付(年末年始12/29〜1/3を除く) |
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受付は西日本エリア(東海、北陸、関西、中国、四国、九州地区)からのお問い合わせに限ります。 |
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電話番号をお確かめのうえ、お間違えのないようお願いいたします。 |
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8.今後の取り組み |
NTT西日本では、サイレックス・テクノロジーと連携して本機器の機能拡充・操作性向上を検討するとともに、本機器以外の端末についても、サポートサービスの充実など幅広く同様の取り組みを実施していくことで、「家デジ」構想の定着・推進を行ってまいります。 サイレックス・テクノロジーでは、今回の本機器販売開始を契機として、より多くの方がお手軽にインターネットをご利用いただける環境づくりに、情報端末の提供等を通じて貢献してまいります。
また、両社はこの端末を家族間コミュニケーションツールとしてだけでは無く、オペレーターがお客さまと同じ画面を見ながら旅行や保険の相談を受け付けたり、映像を活用して家電の操作方法の説明をしたりといった、電話だけでは難しかったサポートサービス・コンシェルジュサービス等について、新たなビジネスモデル創出に向け、アライアンスパートナーと連携したトライアルの検討を進めてまいります。 |