【別紙1】Qos対応PLCアダプタ「PN−1100HD−S」


(1)商品概要
 本商品は、ご家庭にある電力線を利用し、簡単にLAN環境を構築でき、インターネット等のデータ通信環境※1を実現します。ル−タ等ネットワーク側の情報機器に接続する「マスターアダプタ(親機)※2」と、パソコン等に接続する「ターミナルアダプタ(子機)※2」を電源コンセントに差し込むだけで、LANケーブルの配線が困難な場所や、遮蔽物等により無線の電波が届かない場所でもLANケーブルを施工することなく手軽にLAN環境が構築できます。※3また、QoS(優先制御)対応なので「ひかり電話」※4での通話や高画質映像コンテンツの視聴も快適に行うことができます。

※1 インターネットのご利用にはフレッツ光等のアクセスサービスとインターネットサービスプロバイダとの契約・ご利用料金が必要です。
※2 マスターアダプタ(親機)とターミナルアダプタ(子機)は、本商品上面のセットアップボタンにより切り替えることができます。
※3 PLCアダプタ子機を接続するコンセント親機を接続するコンセントが非常に離れた場所にある場合、双方のデータ通信ができないことがあります。
※4 ひかり電話のご利用には別途初期費用、月額費用、通話料金がかかります。また、ご利用にはフレッツ 光ネクスト、Bフレッツまたはフレッツ・光プレミアムのご契約が必要です。

(1)商品概要

※5 マスターアダプタ(親機)1台、ターミナルアダプタ(子機)1台のセット商品
※6 増設用ターミナルアダプタ(子機)1台
※7 ご要望に応じて機器の取付工事を承ります。なお、機器取付工事費については1,000円(税込:1,050円)です。機器取付工事費の他に基本工事費が別途必要です。
PLC及びその設置工事に関する取引条件の詳細について、NTT東日本については0120-506116にお問い合わせ下さい。
NTT西日本についてはhttp://www.ntt-vshop.com/flow.htmlをご覧ください。

(2)主な特長
<1> Qos(優先制御)対応により、「ひかりTV」や「ひかり電話」等の音声・映像データを優先
 例えばパソコン等のデータ通信とひかり電話、ひかりTVの同時利用の場合でも、音声データや映像データを優先させるため、音声や映像が途切れにくく※8、快適な通話や視聴が可能となります。
 「ひかりTV」や「ひかり電話」の音声・映像データを優先させる機能を有しているため、「ひかり電話ルータ」※9と「映像受信端末」※10や「ひかり電話関連機器」※11との間でご利用可能です。

(2)主な特長
*画像はイメージです
※8 電力線の状態によってはPLC通信のための十分な帯域が確保できず、音声の遅れや途切れが発生する場合があります。
※9 ひかり電話ルータは、NTT東西よりレンタルのみで提供しております。
※10 映像受信端末は、株式会社NTTぷららが提供する、テレビに接続して映像を視聴する機器です。
※11 ひかり電話関連機器は、NTT東西が提供する「高音質電話機 ひかりクリアフォン(HQ−100)」等の情報機器です。

<2> 複雑な設定は不要
 名刺サイズ※12のマスターアダプタ(親機)とターミナルアダプタ(子機)を屋内の電源コンセントに差し込むだけで、ご利用できます。またターミナルアダプタ(子機)を他のコンセントに移動する場合も設定は不要です。

※12 本商品のサイズは、幅60mm×高さ100mm×奥行き26mm(突起部含まず)です。

<ご利用上の注意>
電波法によりPLCアダプタの使用は屋内に限定されています。
PLCアダプタは医療機器の近くでの設置や使用をしないでください。本商品からの高周波信号が、医療機器に影響を及ぼし、誤動作する可能性があります。
PLCアダプタは、既存の電力線(屋内電気配線)を利用してデータ通信を行います。電化製品(充電器/ヘアードライヤ・掃除機・照明器具等)の発する電気ノイズや強い電波を発する無線設備、電力線の長さ、ブレーカの仕様等の影響を受け、通信速度の低下、または、通信できない場合があります。
PLCを用いて、映像サービスをご利用する際に、ご利用の環境によっては映像の品質が劣化したり、ご利用になれない場合がございます。
本商品のLANポートにフレッツ・v6アプリまたはインターネットサービスプロバイダが提供するIP電話サービス(例:フレッツフォン)をご利用する機器を接続した場合は、ご利用の環境によっては、音声の遅れや途切れが発生する場合があるため、ご利用は推奨しません。

<セキュリティについて>
データは、AES128bit暗号化方式で保護されています。ただし、第三者による傍受に対して、セキュリティを保証するものではありません。

<設置条件について>
一般家庭の単相三線式100V配線にはL1相、L2相があります。L1相L2相の異相間で通信する場合、通信できない場合があります。
PLCアダプタの電源プラグは壁のコンセントに直接差し込むことをおすすめします。
PLCアダプタをOAタップ(テーブルタップ)に接続する場合、OAタップ(テーブルタップ)は壁の電源コンセントに直接接続してください。またOAタップ(テーブルタップ)の電源コードはできるだけ短いものをお使いください。
ノイズフィルタ内蔵または、雷サージ対応のOAタップ(テーブルタップ)にPLCアダプタを接続しないでください。PLCアダプタの性能に影響し、ご利用になれない場合があります。
PLCアダプタの性能に影響がでる恐れがあるので、PLCアダプタをバックアップ電源装置(無停電電源装置(UPS)など)に接続しないでください。
別規格のPLCアダプタがある場合は速度が低下する、または通信できないことがあります。
PLCアダプタは、ONU(回線終端装置)とルータ及びCTU(加入者網終端装置)の間には設置しないでください。

<工事・保守に関するご注意>
NTT東西では、電力線工事は実施いたしません。また保守につきましては、PLCアダプタの機器故障のみを対象とし、電力線および他の電化製品等の利用環境に起因するものは対象外といたします。

<本商品に関する情報>
 NTT西日本 http://www.ntt-west.co.jp/kiki/consumer/flets/pn1100hds/index.html
 NTT東日本 http://web116.jp/shop/netki/pn1100hds/pn1100hds_00.html

審査 W10-27-2


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