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平成19年10月12日


正倉院展 特設コンテンツ
「光ブロードバンド・ギャラリー 正倉院展 美の邂逅(かいこう)」の公開について

〜ブロードバンドコンテンツで正倉院展の魅力を余すところなく紹介〜


 NTT西日本では、正倉院展(奈良県奈良市)の文化的・歴史的価値に着眼し、その価値と魅力を多くの皆さまへお伝えすることを目的に、「第59回正倉院展※1」開催にあわせ、光ブロードバンドならではのインタラクティブWebコンテンツ「光ブロードバンド・ギャラリー 正倉院展 美の邂逅(かいこう)」を平成19年10月13日(土)から期間限定で公開いたします。

※1 「第59回 正倉院展」‥開催期間:平成19年10月27日(土)〜11月12日(月)、会場:奈良国立博物館


1.正倉院展特設コンテンツ公開の目的
 「正倉院展特設コンテンツ」を制作・配信し、光ブロードバンドならではのコンテンツ内容で正倉院の文化的・歴史的価値を広く伝え、「社会的価値の増大」に寄与し、豊かなコミュニケーション社会の醸成に寄与していくことを目的としております。

2.特設コンテンツ概要
 本コンテンツは、従来の静止画像での宝物紹介に留まらず、高精細な動画による正倉院等のご紹介をはじめ、視聴者がWeb上で自在に宝物を拡大したり、宝物画像をマウスで操作することによりあらゆる角度からの鑑賞を可能とするなど、宝物の細部に凝らされた美をあますところなく、自在に動かしながら堪能できる、光ブロードバンドならではのインタラクティブコンテンツです。また、正倉院展への歴史的興味をより深めるものとして、奈良時代の地図と現在の地図を重ね合わせることでまるで奈良時代の平城京を歩くかのように探訪できるサイトもご用意しております。

(1)コンテンツタイトル
「光ブロードバンド・ギャラリー 正倉院展 美の邂逅(かいこう)」

(2)公開期間
平成19年10月13日(土) 〜 平成19年11月30日(金) (予定)

(3)公開サイトURL
URL:http://www.ntt-west.co.jp/shosoin/

(4)コンテンツ内容
<1>「宝物を見る」コーナー
●拡大して見る
第59回正倉院展出陳宝物および奈良国立博物館所蔵の正倉院宝物(模造※2)を視聴者が自在に拡大して見ることで、普段、見ることの出来ない宝物の細部を拡大して鑑賞することができ、その細部の美しさなどを再認識いただけます。
【宝物閲覧リスト】‥詳細は別紙をご参照ください。
第59回正倉院展出陳宝物: 「花鳥背八角鏡(かちょうはいのはっかくきょう)」 等 計7点
正倉院宝物(模造): 「紅牙撥鏤撥(模造)(こうげばちるのばち)」(所蔵:奈良国立博物館) 等 計8点

●動かして見る
奈良国立博物館および奈良女子大学所蔵の正倉院宝物(模造)を視聴者が上下・左右など自在に動かし、見ることができるものです。宝物の裏側や内側など、普段見ることのできない部分の鑑賞が可能です。なお、本コンテンツには、NTTサイバーソリューション研究所のインタラクティブ映像技術「サイバーコースター」※3を利用しています。
【宝物閲覧リスト】‥詳細は別紙をご参照ください。
火舎(模造)(かしゃ)(所蔵:奈良国立博物館) 等 計5点

※2「模造」
  「模造」とは単に形だけを模したものではなく、制作技法など時代に応じて、当初のものとできるだけ近い方法を復元して製作された作品です。本Webサイトでの宝物の模造は、その素材や製作技法も含めて原宝物とできるだけ近い方法で復元されたもの、あるいは宝物の構造・色調なども像制作の手がかりとなる痕跡を丹念に観察し、技術を尽くして原宝物に迫ろうとしたものです。いずれも一流の技術者や作家によって制作された芸術的価値と学術的価値を兼ね備えたものです。

※3インタラクティブ映像技術「サイバーコースター」
  ビデオ映像の画面内に見えないスライダを埋め込むことにより、利用者が興味をもったオブジェクトを、あたかも直接動かすような感覚で操作できる技術です。

<2>「映像で知る」コーナー
正倉院の歴史や、正倉院に所蔵された宝物に関する貴重な映像を、高画質でご紹介しています。

<3>「平城京を歩く」コーナー
現代地図と古地図を行き来しながら、平城京と現代の奈良を同時に探訪することができる、光ブロードバンドならではのコンテンツです。



【別紙】紹介宝物について
【参考】「第59回 正倉院展」 概要



【本件に関する報道機関からのお問い合わせ先】
NTT西日本 総務部 広報室 宣伝担当
TEL:06―4793―2321  担当:篠原・齊藤


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