News Release


平成19年5月24日


「ひかり電話」のNTT東西間接続装置の
故障について(最終報)



 昨日(5/23)、「ひかり電話」のNTT東西間接続装置(中継系呼制御サーバ)の故障発生により、6時25分から10時6分までの間、NTT西日本の「ひかり電話」をご利用のお客様からNTT東日本のお客様への通話、ならびにNTT東日本の「ひかり電話」をご利用のお客様からNTT西日本のお客様への通話がつながらない状況になりました。
 本日、「ひかり電話」は通常どおりご利用が可能です。お客様には、大変なご迷惑をお掛けいたしましたことを深くお詫び申し上げます。


1.発生日時   平成19年5月23日(水) 午前6時25分

2.回復日時
 
平成19年5月23日(水) 午前10時06分

3.対象となる通話
 
NTT西日本の「ひかり電話」からNTT東日本の「ひかり電話」「加入電話」への通話、ならびにNTT東日本の「ひかり電話」からNTT西日本の「ひかり電話」「加入電話」への通話
(なお、NTT西日本管内およびNTT東日本管内の通話、携帯電話への通話については通常通りご利用可能でした。)
「ひかり電話」には「ひかり電話ビジネスタイプ」および「ひかり電話オフィスタイプ」を含みます。
NTT東西加入電話からの「フリーアクセス・ひかりワイド」への通話は一部つながらない状況でした。
NTT東西ひかり電話からの他事業者直収電話、他事業者直収電話からNTT東西ひかり電話の通話についても一部つながらない状況でした。

4.影響エリア
 
  NTT西日本、NTT東日本全域の「ひかり電話」のお客様
【影響を受けたご契約者数:NTT東西計】
( )内再掲:NTT西日本/NTT東日本
【影響を受けたご契約者数:NTT東西計】

5.原因
 
NTT東西間のひかり電話中継網における接続装置(中継系呼制御サーバ)のハードディスクを交換(5/21深夜から5/22未明に実施)した際のデータ設定により、ハードディスク内の一部データが破壊され(*)、5月23日6時25分にこのデータにアクセスがあり、異常処理が発生し、通話制御処理が停止したものと判明しました。

*  
<1> ハードディスクの交換に際し、作業者がコマンドパラメータを誤って投入したが、フェールセーフ機能が不十分でコマンドが正常に受け付けられたため、正しく処理が完了したと判断した。
<2> パラメータ誤りにより、ハードディスク内のデータの一部が破壊される問題がソフトウェア内に存在していた。

6.措置状況
 
 NTT東西間接続装置(中継系呼制御サーバ)のプログラムソフトの再インストールを行い、5月23日10時6分から装置が正常に動作を開始し、通話の回復を確認いたしました。

7.対策
 
 今後同様の事象を発生させないようハードディスク交換時の作業内容のチェック強化等による再発防止に努めて参ります。
 さらに安心してご利用いただけるサービスを目指し、NTT東西間中継網をはじめネットワークの更なる信頼性向上に努めて参ります。

8.お客様からのお問合せ件数
     964件(NTT東西合計:5月23日17時現在)



別紙・・故障発生のメカニズム


閉じる
Copyright(c) 西日本電信電話株式会社