NTT西日本では、平成18年2月から4月にかけて、弊社フレッツサービスについて大規模かつ長時間の故障を発生させ、お客様に多大なご迷惑をおかけする事態を引き起こしました。
弊社では、一連の故障を重大な事態と認識し、早急な対策を措置するとともに、故障発生防止並びに早期回復に向けた改善について全社を挙げて取り組んでおりますが、現時点における状況についてご報告させていただきます。
今回の故障発生に伴い、お客様には大変ご迷惑をおかけいたしましたことを改めてお詫び申しあげます。
【「ひかり電話」等の故障原因及び対応状況】
平成18年3月31日(金)に「ひかり電話」及び「ひかり電話ビジネスタイプ」について長時間の故障が発生しましたが、故障原因は、 |
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<1> |
「県間伝送路装置」の工事の際、装置に内在するソフトウェアの不具合により故障が発生 |
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その影響を受け、加入電話や携帯電話等からの呼(通話・通信)が増大し、 |
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<2> |
「中継系呼制御サーバ(CAサーバ)*1」及び、 |
<3> |
「呼制御サーバ(SIPサーバ)*2」 |
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が大量の接続処理の発生に伴い高負荷状態になったことが原因であります。
3月31日(金)の故障発生時に事象<1><2>については即日対処いたしました。また、<3>の事象に関しましては原因追求を行い対応のための措置を評価していたところ、4月21日(金)に再度、中国、四国、九州エリアを受持つ「呼制御サーバ」が再度高負荷状態となり、「ひかり電話」の故障が発生いたしました。そのため「呼制御サーバ」においても暫定的にソフトウェア改修を4月22日(土)に緊急実施した結果、現時点ではシステムも安定しております。
なお、IP系につきましては、更にシステムが安定的な運用が実施出来るように、更なる信頼性の向上および故障対応の迅速化に今後取り組んでまいります。
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その他の故障発生状況および原因と対処については、別紙のとおりです。 |
*1 : |
中継系呼制御サーバ(CAサーバ)
・・・「ひかり電話」と「ひかり電話」以外(加入電話等)への通話・通信を制御する装置 |
*2 : |
呼制御サーバ(SIPサーバ)
・・・「ひかり電話」の通話・通信を制御する装置 |
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