NTT西日本では、企業や自治体向けに、Bフレッツなどのブロードバンド回線を利用し、安価でスピーディーに高品質な映像コミュニケーションを実現する「TV会議パッケージ」を平成16年9月9日(木)から提供開始します。
本パッケージは、Bフレッツなどのブロードバンド回線、ソフトウェア、機器の提供から、設計、工事、保守までをオールインワンでパッケージ化し、安価でスピーディーなテレビ会議システムの導入を可能にします。
なお、本パッケージは、「N.prosol(エヌプロソル)」(別紙1、2)の新しいラインアップとして提供します。
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1.背景 |
 | 従来のテレビ会議システムは、映像品質の問題や、従量制料金のため通信コストがかさむなど、コストメリットが低い商品と認識されていました。しかし、ブロードバンド化の急速な進展の中、テレビ会議システムは、企業同士の業務連携や生産性の向上、コスト削減など様々な経営課題を解決するサービスとして近年注目が集まっています。
NTT西日本では、Bフレッツなどのブロードバンド回線を利用し、高品質でコストパフォーマンスの高いテレビ会議パッケージの開発を進めてきました。 |
2.本パッケージの概要、特長 (別紙3) |
 | 本パッケージは、テレビ会議システムを構築するために必要なBフレッツなどのブロードバンド回線、専用ソフトウェア、ネットワーク機器、周辺機器の提供から設計、工事、保守までをオールインワンでパッケージ化しており、お客さまのビジネスシーンにあわせてスピーディーにテレビ会議システムを構築することができます。
本パッケージは、以下の2つのメニューを用意しています。 |
 | (1)PCタイプ |
|  | 企業や自治体のセンタ側にテレビ会議用サーバを設置し、現在お使いのクライアントPCに専用ソフトウェアをインストールするだけで、多地点テレビ会議を実現します。
本タイプは、Bフレッツおよびフレッツ・ADSLなどのブロードバンド回線を利用し、ランニングコストは回線使用料のみで、コストパフォーマンスの高い汎用型のパッケージです。
<特長>
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月々のランニングコストは回線使用料のみで、時間や料金を気にすることなく利用可能。 |
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同時に最大100クライアントのアクセスが可能。 |
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資料の共有、ホワイトボード、チャット、メッセンジャー機能※1など多彩な機能が利用可能。 |
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 | (2)ASPタイプ |
|  | ネットワーク側でテレビ会議サービスを提供するタイプで、NTTレゾナント社が開発し、NTTスマートコネクト社が西日本エリアにおいて提供している「WarpVision」※2を利用することで、テレビ画像なみの高品質な映像コミュニケーションを実現します。
<特長>
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Bフレッツ(ビジネスタイプおよびベーシックタイプ)を利用し、テレビ画像なみの高品質な映像とCDなみの音声を実現。 |
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同時に最大5クライアントのアクセスが可能。 |
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NTT西日本、東日本が提供するBフレッツ提供エリア内ならどこでも利用可能。 |
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ASP型のため、導入が簡単で面倒な運用・保守のアウトソーシングが可能。 |
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3.提供開始日 |
 | 平成16年9月9日(木) |
4.概算費用 |
 | <PCタイプ>
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初期費用: |
65万円〜(消費税込み)
※ |
専用ソフトウェアと機器(サーバ、カメラ、ヘッドセット)、工事費を含んだ概算価格です。 |
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月額費用: |
各拠点の回線使用料のみ
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<ASPタイプ>
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初期費用: |
6万円〜/端末(消費税込み)
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端末および周辺機器(カメラ、マイク)の設定費、接続試験を含んだ概算価格です。 |
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機器代金は含んでおりません。 |
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ASPサービスの工事費(初期費用として15,750円(消費税込み)/ID)が別途必要です。 |
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月額費用: |
各拠点の回線使用料のみ
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ASPサービスの利用料(基本料15,750円(消費税込み)/IDと、利用料7,875円〜(消費税込み)/契約)が別途必要です。 |
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※1 |
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メッセンジャー機能 |
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サーバにアクセスしている任意のメンバに対して、簡単な文章を送る機能。 |
※2 |
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WarpVision |
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NTT研究所が開発したMPEG2リアルタイムソフトウェアコーデック構成技術を使用し、テレビ画像なみの映像伝送を実現するテレビ会議サービス。5拠点まで同時接続が可能。
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