Web Caster FT-STU-Pgを「フレッツフォン VP1000」でご利用のお客さまへ


 この度は、本商品をお買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。本紙では、本商品を「フレッツフォン VP1000」(以下、「VP1000」)に接続してご使用いただく際の設定方法を説明していますので、本紙をご覧になり設定を行ってください。本商品を「VP1000」でご利用になる場合には、USB1.1規格で動作します。
 なお、設定の際は、「VP1000」に付属のマニュアルもあわせてご覧ください。
 また、本商品を「VP1000」でご利用いただく場合の問い合わせは、「NTTビジュアル・サポート・デスク(VSD)」までお願いいたします。


●NTT東日本エリア (北海道、東北、関東、甲信越地区) の方
お問合せ先:0120-970492
(9:00〜21:00 年末年始:12月29日〜1月3日は除く)
●NTT西日本エリア (東海、北陸、近畿、中国、四国、九州地区) の方
お問合せ先:0120-710494
(9:00〜21:00 年末年始:12月29日〜1月3日は除く)


【ご利用上の留意事項】
本商品を「VP1000」でご使用になるときの留意事項です。

◆本商品の取り外し/取り付けについて
・「VP1000」ご利用中は、本商品またはLANケーブルの取り外し/取り付けを行わないでください。
・本商品を取り外した後、もう一度取り付けたときに通話やインターネットが行えない場合があります。その場合は、「VP1000」を再起動してください。
◆「VP1000」で本商品を使用時の他USB機器の取り外し/取り付けについて
・他のUSB機器を取り外す場合は、USB機器のアクセスランプ等で動作していないことを確認してから取り外してください。
・取り外した直後で再度取り付ける場合は、5秒程度時間をあけてから取り付けてください。
・他のUSB機器の動作中に取り外しを行うと、無線LANに影響を与える場合があります。無線LAN動作に支障が起きた場合は、「VP1000」を再起動してください。
◆「VP1000」で無線LANと有線LANの切り替えについて
・本紙の切り替え手順に従って正しく切り替えてください。手順どおりに行わないと、接続状態と接続状態アイコンが一致しない場合や、正しく接続できない場合があります。この場合には、設定を再確認して「VP1000」を再起動してください。
・有線LANと無線LANの切り替えを行った場合は、「使用するLAN」の選択後、メッセージに従って「VP1000」を再起動してください。
・「VP1000」では、有線LANと無線LANは同時に使用できません。また、同時に複数の無線LANアダプタはご使用できませんので、ご注意ください。
・有線LANから無線LANに、または無線LANから有線LANに切り替えたあと「UPnPポートマッピングに失敗しました( xx )」が表示されることがあります。その場合は、「VP1000」に付属のマニュアルのエラーメッセージの対処に従って操作してください。
◆「VP1000」で本商品を使用時の映像帯域について
・無線LAN設定した場合の映像帯域の初期状態は、384Kbpsに設定されています。利用回線の設定をフレッツ・ADSL(1.5M)に設定した場合は128Kbpsに設定されます。
・TV電話では、音声のみならず、画像データをリアルタイムで送受信します。お客様のご使用環境によっては、通話画像の乱れや通話が途切れることがあります。その場合は、映像帯域を下げることにより改善される場合があります。
・「VP1000」で映像帯域の変更は、TV電話画面から[オプション]ボタンにタッチし、映像設定(無線LAN)の項目で設定します。なお「VP1000」で本商品を使用時の映像帯域は、128Kbps,384Kbps,512Kbpsの中から選択できます。
◆「VP1000」で通話中に他機能 (インターネット、メール等) を同時使用する場合
・「VP1000」で無線LANを使用して通話中に通話以外の機能をご使用になる場合、その機能のボタンにタッチしてもすぐに画面が切り替わらない場合があります。
・切り替え後も反応が遅れる場合や通話画像が乱れる場合があります。
◆無線LAN使用中のTV電話以外の機能について
・通話中の共有機能について
無線LAN使用時は、通話中の共有(ファイル、メモ、ブラウザ)に有線LAN使用にくらべて時間がかかる場合があります。
・ブラウザ、メール、メディアプレーヤ機能のご利用について
Flashを使ったページや動画の埋め込みコンテンツを閲覧中に[簡易表示]のモードに切り替わり、映像が見られない場合があります。有線LAN使用時よりも、メールの送受信に時間がかかる場合や、メディアプレーヤでの再生がコマ送りになる場合があります。
◆本商品を「VP1000」で使用するときの設置環境について
・電波の特性上、指向性により電波の強さが変わります。アクセスポイントとの距離、遮蔽物の有無、同一アクセスポイントに接続する無線LAN端末数、アクセスポイントから先のネットワーク状態によっては、動作が遅くなったり、リンクダウンが発生します。通信できなくなった場合は、使用環境を確認後、「VP1000」を再起動してからご使用ください。
・TV電話で画像の乱れや、通信が切断される場合は、ルータと「VP1000」の位置関係を変えたり、遮蔽物のない見通しのよい場所に移動させることで、通信状態が改善される場合があります。
・TV電話の画像が滑らかでなかったり、止まったりする場合には、ご利用のルータの無線チャネルを変更してみてください。通信状態が改善される場合があります。
・同一ルータに対して、他の機器(パソコン等)と「VP1000」が同時に通信すると「VP1000」での通信が遅くなり、TV電話で画像の乱れなどが起こることがあります。この場合は、他の機器(パソコン等)による通信を中断することにより改善される場合があります。
◆無線LAN使用中の「VP1000」のリモートアップデート機能のご利用について
・無線LAN使用中の「VP1000」のアップデートは、お客様の環境によりますが、ネットワークのデータ転送能力の違いにより、有線LAN使用時よりも完了までに時間がかかることがありますので、ご注意ください。
なお、確認のため無線LANでアップデートを行うと次のようなメッセージが表示されますので、「はい」を選択してアップデートを進めてください。




本商品を「VP1000」でご利用になる際は、次のステップで行ってください。
ステップ 1
「VP1000」を最新の状態にアップデートしてください。
ステップ 2
「VP1000」に付属のマニュアルをご覧になり、お客様がご利用になるサービスの設定(ネットワーク設定や電話設定)を、LANケーブル接続(有線LAN)で行ってください。
ステップ 3
本紙の「1.有線LANから無線LANへの切り替え」を参考にして設定を変更してください。



1.有線LANから無線LANへの切り替え

次の手順で「VP1000」を有線LANから無線LANへ切り替えてください。

1. ネットワーク設定画面の表示  
[ツール]→[各種設定]→[ネットワーク]をタッチしてネットワーク設定画面を表示してください。


2.本商品の「VP1000」側面のUSBポートへの取り付け
※ この時点ではLANケーブルはまだ接続されています。
(LANケーブルはまだ抜かないでください)


3.無線LANの選択
「無線LAN」にタッチして、使用するLANを無線LANに切り替えてください。「現在、無線LANアダプタが実装されていません。」というメッセージが表示された場合は、メッセージが消えるまで、しばらくお待ちください。


4.無線LAN詳細設定の画面
無線LAN詳細設定画面では、無線LANでアクセスポイントに接続するための設定を行います。
[無線LAN詳細設定]ボタンにタッチして、無線LAN詳細設定画面を表示してください。


5.「接続先ネットワーク名」の設定
[接続先ネットワーク名]ボタンにタッチし、「利用可能アクセスポイント」のプルダウンメニューの中から接続するアクセスポイントのESSIDを選択してください。接続先のESSIDが表示されない場合は、「ESSIDを指定」の欄に、接続先のアクセスポイントのESSIDを直接入力してください。
「ESSIDを指定」の欄にタッチし、[キーボード]アイコンをタッチすることでESSID入力ができます。

項目
設定内容
@ESSIDを指定 利用するアクセスポイントのESSIDを直接入力できます。
入力できる文字は、半角英数字の32文字までです。
A利用可能アクセスポイント 検出できたアクセスポイントのESSIDが表示され、接続先アクセスポイントを選択することができます。プルダウンメニューの中から利用するアクセスポイントのESSIDにタッチすると、@の「ESSIDを指定」欄にESSIDが自動的に入力されます。なお、ステルス機能(ANY接続拒否)を使用しているアクセスポイントは空白行で表示されますので@に直接入力してください。


6.「暗号化」の設定

お知らせ
アクセスポイントで、あらかじめWEPで暗号化する設定を行っている必要があります。

以下の設定では、アクセスポイントに設定した値と同じ値を設定する必要があります。

アクセスポイントで暗号化設定している場合は、[暗号化]ボタンにタッチし、「WEPを利用する」をチェックします。
WEPキーの入力欄をタッチし、[キーボード]アイコンをタッチすることでWEPキーを入力することができます。WEPキーはアクセスポイントと同じ値を設定してください。

項目
設定内容
@WEPを利用する ここをチェックするとWEPを利用したセキュリティ機能をご利用いただけます。
AWEPキー1〜4 利用するアクセスポイントの設定に合わせて同一のWEPキーを入力してください。選択はWEPキー1〜4のラジオボタンで行います。[設定OK]ボタンをタッチするとラジオボタンがチェックされていない欄の内容は削除されます。入力できる文字は半角英数字または16進数(0〜9、A〜F)です。
B暗号強度 WEPキーのビット数を64bit、128bitのどちらかに変更することができます。なお、この設定を変更すると、入力済みのWEPキーは削除されます。
C指定方法 WEPキーの指定方法を英数字、16進数のどちらかに変更することができます。Bで選択した暗号強度に応じて設定できる桁数が変わります。なお、この設定を変更すると入力済みのWEPキーは削除されます。
 ・64bitの場合   英数字( 5桁)、16進数(10桁)
 ・128bitの場合  英数字(13桁)、16進数(26桁)

[設定OK]ボタンにタッチしてください。ネットワーク設定画面に戻ります。


7.設定情報の確定
[設定OK]ボタンにタッチしてください。

「TV電話の映像帯域を無線LAN使用時の設定に変更しました。」というメッセージが表示されます。ここで、「VP1000」からLANケーブルを取り外してください。
その後、メッセージを確認して、[OK]ボタンにタッチしてください。これで有線LANから無線LANへ切り替えが完了します。
なお、映像帯域は、最大512Kbpsまでになります。


8.「VP1000」の再起動
「端末を再起動します。」というメッセージが表示されます。[はい]ボタンにタッチして「VP1000」を再起動してください。



2.無線LANから有線LANへの切り替え

次の手順で無線LANから有線LANへの切り替えを行ってください。

1. ネットワーク設定画面の表示  
[ツール]→[各種設定]→[ネットワーク]にタッチしてネットワークの設定画面を表示してください。


2.LANケーブルの取り付けと有線LANの選択
LANケーブルを取り付けた後、「有線LAN」にタッチして、使用するLANを有線LANに切り替えてください。


3.設定情報の確定
[設定OK]ボタンにタッチしてください。

「TV電話の映像帯域を有線LAN使用時の設定に変更しました。」というメッセージが表示されます。ここで、無線LANアダプタを取り外してください。

しばらくすると「無線LANアダプタを検出できません。」、「既存PPPoEの接続を切断中…」、「UPnP外部アドレスを取得できませんでした(XX)」また、「選択されたアダプタは現在無効の状態か実装されていません。」というメッセージが表示されます。

メッセージを確認して[OK]ボタンにタッチしてください。(20秒待ってもメッセージが表示されない場合は、次に進んでください。)


「TV電話の映像帯域を有線LAN使用時の設定に変更しました。」というメッセージがもう一度表示されます。メッセージを確認して[OK]ボタンにタッチしてください。 これで、無線LANから有線LANへの設定の切り替えが完了し、お客様が有線LANで使っていた映像帯域に戻ります。



4.「VP1000」の再起動
「端末を再起動します。」というメッセージが表示されます。[はい]ボタンにタッチして「VP1000」を再起動してください。





3.ご利用中のサービスの変更

「プロバイダのインターネットサービス」と「Lモードonフレッツ」の切り替えを行う場合は、一度、有線LANに切り替えてからサービスの設定を変更する必要があります。

1.有線LANへの切り替え
設定を有線LANに切り替えてください。
有線LANへの切り替え方法は、「2.無線LANから有線LANへの切り替え」をご覧ください。


2.ご利用中のサービスの変更
「設定ガイド起動」ボタンをタッチしてください。「VP1000」の再起動が行われネットワーク設定ウィザードが起動しますので、ご利用予定のサービスへ変更してください。 ご利用サービスの変更方法については、「VP1000」に添付の付属のマニュアルをご覧ください。 ご利用サービスへの変更後、有線LANで選択したサービスが利用できることを確認してください。


3.無線LANへの切り替え
[設定を無線LANに切り替えてください。
無線LANへの切り替え方法は、本紙の「1.有線LANから無線LANへの切り替え」をご覧になり設定してください。