Web Caster AR230
ファームウェアVer2.0.0 (2002/6/7)

<機能向上(仕様変更)内容>
機能向上項目 機能内容
セッションキープアライブ機能 ◆PPPoE接続が切断された場合に、自動的に再接続を試みるセッションキープアライブ機能をサポートしました。
セッションキープアライブは、無通信時切断タイマーが"0"分に設定された場合に有効となります。
複数のPPPoE アカウント登録 ◆最大3つまで、PPPoEアカウントが登録可能となりました。
同時接続数ではありません。
グローバルIPアドレス対応
(Unnumbered対応)
◆NAT機能の有効/無効が選択可能となりました。
NATを無効にすることにより、グローバルIPアドレスが複数個付与されるPPPoEサービスへ接続が可能となります。
NAT無効時には、バーチャルサーバー機能およびDMZ機能は使用できません。また、ローカルルーター機能はサポートしておりません。
NAT機能と複数グローバルIPの併用は対応しておりません。
MTU/MSS値調整機能 ◆本製品がルーティングを行うTCPパケットのMTU/MSS値を、任意の値に設定することが可能となりました。
ファイアウォール機能 ◆ファイアウォール機能として、以下の機能をサポートしました。
  • ステートフル・インスペクション機能
  • パケットフィルタリング機能
◆パケットフィルタリング設定時の項目を変更し、より詳細なフィルタリングを可能としました。
Ver.1.0.0のパケットフィルタリング機能は、本機能に統合されました。
攻撃検出機能 ◆以下のパケットを検出し、ログに表示します。
  • Smurf
  • Ping of Death
  • Fragment attack(Tiny,Overlapping)
  • IP Spoofing
  • Syn Flood
  • SourceRoute オプションが設定されたパケット
バーチャルサーバー機能の仕様変更 ◆ポート番号の範囲指定が行えるように変更しました。
  • 指定可能なポート番号を、"0-9600"から、"0-65535"に変更しました。
  • グローバルポートの項目を削除しました。
Ver.1.0.0では、グローバルポート、ローカルポートで異なるポート番号を指定することが可能でしたが、本バージョンより不可となります。
◆NetMeetingに対応しました。
ログ管理機能 ◆NTPクライアント機能
NTPサーバへ時刻情報の問合せを行うNTPクライアント機能をサポートしました。
◆E-Mail 送信機能
本体ログを、指定したE-Mailアドレスへ送信する機能をサポートしました。
◆Syslog機能
本体ログをSyslogサーバーへ送信する機能をサポートしました。
リセットスイッチの仕様変更 ◆リセットスイッチを5秒以上押し続けた場合、工場出荷時の状態へ戻ります。
設定を行うことにより、工場出荷時の状態へ戻らないようにすることも可能です(再起動のみ行います)。

<注意事項>
  • "詳細設定" の "システム設定" に "外部管理モード" という項目が存在しますが、対応しておりません。