無線LAN設定
無線LANの基本設定を行います。
セカンダリSSID側の無線LAN端末からは「クイック設定Web」は表示できません。

設定値を選択・入力したあとは、[設定]をクリックします。

設定変更は即時に有効となります。無線LAN端末から設定を行っている場合には、[設定]をクリックしたあと、変更が有効になり、無線LAN接続が切断される場合があります。
また、[保存]をクリックするまでは設定内容が保存されませんので、Webブラウザを一度終了し、再度無線LAN接続を行い(*)、[保存]をクリックして設定内容の保存を行ってください。
設定変更を行うと、通話・通信が切断されることがあります。

(*) 無線LAN端末に本商品と同じ設定をし、無線接続をし直してから、再度Webブラウザを開いてください。

画面は「高度な設定を表示」です。
[標準設定に戻る]をクリックすると、標準設定に戻ります。
 ※「クイック設定Web」画面に表示されているボタンについての説明はこちら
 
■無線LAN設定
画面例
(画面は一例です)

対象ネットワークを選択
本商品には2つのネットワーク「プライマリSSID」「セカンダリSSID」があります。
それぞれのネットワーク名(SSID)に対して、異なるセキュリティ設定(暗号化機能、ESS-IDステルス機能、MACアドレスフィルタリング機能)ができます。設定を行うネットワーク名(SSID)を選択してください。
 
[無線LANアクセスポイント(親機)設定]
無線LAN親機に関する設定を行います。
 
無線機能 (初期値:使用する)
セカンダリSSIDのネットワークに対してのみ設定することができます。
セカンダリSSIDのネットワークを使用しない場合は「使用する」のチェックを外してください。
ネットワーク名(SSID)
 
プライマリSSID (初期値:本商品の内部のラベルに記載されている「ネットワーク名(SSID)」。n1000-xxxxxx-1 )
セカンダリSSID (初期値:本商品の内部のラベルに記載されている「ネットワーク名(SSID」。n1000-xxxxxx-2 )
  無線LANのネットワーク名(SSID)を入力します。半角英数字、-(ハイフン)、_(アンダースコア)を使用して32文字以内で入力してください。
 
工場出荷時のネットワーク名(SSID)は、SETボタンでのメニュー操作により、本商品のディスプレイでも確認することができます。
ディスプレイのメニュー操作については、「ディスプレイのメニュー」を参照してください。 
   
オートチャネルセレクト(初期値:使用する)
プライマリSSID/セカンダリSSID 共通の設定です。
オートチャネルセレクト機能を使用する場合は、チェックします。空いているチャネルを検出し、電波状態の良いチャネル(1〜11ch)を自動選択します。
 
デュアルチャネル (初期値:使用する)
  プライマリSSID/セカンダリSSID 共通の設定です。
デュアルチャネル機能を使用する場合には、「使用する」にチェックします。20MHz幅の通信チャネルを2本束ねて利用し、40MHz幅での高速通信を行います。なお、デュアルチャネルに対応していない子機との通信は20MHz幅の通信となります。
<ご注意>
  • ご利用環境によっては、40MHz/20MHzモードが自動で切り替わるため、デュアルチャネルを「使用する」に設定しても、20MHzで接続される場合があります。
   
使用チャネル (初期値:オートチャネルセレクトを使用しない場合「7」)
  無線LANで使用するチャネルを選択します。
プライマリSSID/セカンダリSSID 共通の設定です。
1〜13の間で設定できます。
※オートチャネルセレクト機能が「使用する」の場合、使用チャネルは選択できません。

電波干渉がある場合には、使用する無線チャネル番号を変更してください。
複数のアクセスポイントを設置する場合には、チャネル番号を変更してください。
デュアルチャネル機能を利用する場合には、選択可能チャネルは、デュアルチャネルで指定可能なチャネルに変更されます。
   
無線自動設定 (初期値:らくらく無線/WPS自動)
プライマリSSID/セカンダリSSID 共通の設定です。
  • らくらく無線/WPS自動
    らくらく無線スタートとWPS機能を自動で切り替えて動作します。

  • らくらく無線
    らくらく無線スタートで動作します。

  • WPS
    WPS機能で動作します。
<お知らせ>
  • 「無線自動設定」で設定した動作モードと無線LAN子機の動作モードが一致しない場合、接続に失敗します。
ネットワーク分離機能 (初期値:プライマリSSIDでは「使用しない」、セカンダリSSIDでは「使用する」)
ネットワーク分離機能を使用する場合は、チェックをします。「使用する」に設定したSSID側の無線LAN端末は、本商品のWAN側と、同一のSSID側の無線LAN端末へのアクセスのみ可能になります。本商品の設定画面や他のSSID側の無線LAN端末へのアクセスができなくなります。
ネットワーク分離機能の詳細はこちら
 
[暗号化]
暗号化に関する設定を行います。
暗号化モード (初期値:プライマリSSIDでは「WPA/WPA2-PSK(AES)」、セカンダリSSIDでは「WEP」)
  暗号化モードを選択します。暗号化モードを設定すると無線LANでの送受信データが暗号化され、第三者に傍受されにくくなります。
 (セカンダリSSIDの場合は、暗号化無効、WEP、WPA/WPA2-PSK(TKIP)、WPA/WPA2-PSK(AES)のみ選択できます。)
  • 暗号化無効
    無線の暗号化をしません

  • WEP
    WEPモードを使用します

  • WPA/WPA2-PSK(TKIP/AES)
    WPA-PSK(TKIP)/WPA2-PSK(TKIP)/WPA-PSK(AES)/WPA2-PSK(AES)モードを
    自動選択します

  • WPA/WPA2-PSK(TKIP)
    WPA-PSK(TKIP)/WPA2-PSK(TKIP)モードを自動選択します

  • WPA/WPA2-PSK(AES)
    WPA-PSK(AES)/WPA2-PSK(AES)モードを自動選択します

  • WPA2-PSK(TKIP)
    WPA2-PSK(TKIP)モードを使用します

  • WPA2-PSK(AES)
    WPA2-PSK(AES)モードを使用します

  • WPA-PSK(TKIP)
    WPA-PSK(TKIP)モードを使用します

  • WPA-PSK(AES)
    WPA-PSK(AES)モードを使用します
暗号強度 (初期値:暗号化モードがWEPの場合「128bit」)
  WEPを利用する場合は、暗号強度を選択します。
64bit<128bitの順で解読されにくくなりますが、本商品と通信する無線LAN子機も同じ暗号強度に対応している必要があります。暗号化キー1〜4番は、すべて同じ暗号強度になります。
   
指定方法 (初期値:暗号化モードがWEPの場合「英数字(13桁)」)
  WEPを利用する場合の暗号化キー(解読パスワード)の指定方法を選択します。英数字(0〜9、a〜z、A〜Zで構成される文字列)、または、16進(0〜9、a〜f、A〜Fで構成される文字列)から選択してください。本商品と通信する無線LAN子機も同じ指定方法で設定する必要があります。暗号化キー1〜4番は、すべて同じ指定方法になります。
   
使用する暗号化キー番号(キーインデックス)(初期値:1番)
  1〜4番のどの暗号化キーを使用するかを設定します。
暗号化キーは、同じ文字列を使っている無線LAN親機と無線LAN子機の間でのみ、互いに通信できます。
暗号化を行うときは、接続されている無線LAN子機に、本商品に設定したのと同じ暗号化キー番号かつ、同じ暗号化キーを設定してください。
 
暗号化キー(WEPキー)1番〜4番
暗号化キーは、4種類登録できます。
指定方法で選んだ文字の桁数分を入力します。
文字の種類は、英数字を選択した場合は、0〜9、a〜z、A〜Zで構成される文字、16進数を選択した場合は、0〜9、a〜f、A〜Fで構成される文字を指定します。
暗号化キーは、同じ文字列を使っている無線LAN親機と無線LAN子機の間でのみ、互いに通信できます。
暗号化キーの文字列は、たやすく推測されないような文字列を使う必要があります。
暗号化を行うときは、接続されている無線LAN子機に、本商品に設定したのと同じ暗号化キー番号かつ、同じ暗号化キーを設定してください。
 
WPA暗号化キー(PSK) (初期値:本商品の内部のラベルに記載の暗号化キー13桁)
暗号化モードがWEP以外を利用する場合の暗号化キーを入力します。
暗号化を行うときは、接続されている無線LAN子機に、本商品と同じ暗号化キーを設定してください。
8〜63桁の英数記号または64桁の16進数を入力します。

暗号化キーに使用できる文字は以下のとおりです。
・8〜63桁の場合:英数記号(0〜9、a〜z、A〜Z、下表の記号)
※「」(バックスラッシュ)はパソコンによっては、「」と表示されます。

・64桁の場合:16進数(0〜9、a〜f、A〜F)
 
暗号化キー更新間隔(分)(初期値:30(分))
暗号化キーの更新間隔(分)を入力します。WPA-PSKでは、暗号化キーは一定期間ごとに自動的に更新されて、より安全な状態を保ちます。入力できる値は、0(更新なし),1〜1440分です。
 
[無線LAN端末(子機)の接続制限]
無線LAN子機からの接続を制限する設定を行います。
ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽) (初期値:使用しない)
無線LAN子機から無線LAN親機を検索したときに本商品のネットワーク名(SSID)が見えないようにする場合は、チェックします。あらかじめ本商品のネットワーク名(SSID)を設定した無線LAN子機以外からの本商品への接続を制限できます。
   
MACアドレスフィルタリング機能 (初期値:使用しない)
  本商品に設定されているMACアドレスを持つ無線LAN子機以外から本商品への無線LAN接続を制限する場合は、チェックをします。MACアドレスフィルタリング機能を使用する場合は、「MACアドレスフィルタリング」で無線LAN子機のMACアドレスを設定しておく必要があります。
<ご注意>
  • MACアドレスフィルタリング機能を有効にした状態でらくらく無線スタートやWPSを実行すると、自動でMACアドレスエントリに追加されます。
 
[拡張設定]
拡張設定を行います。
プライマリSSID/セカンダリSSID 共通の設定です。プライマリSSIDを選択して設定してください。

送信出力 (初期値:12.5%)
  無線LANの送信出力を選択します。
送信出力を抑えると、他のネットワークへの電波干渉を回避できます。
下記の4つの出力から選択してください。
  • 100%
  • 50%
  • 25%
  • 12.5%
無線優先制御機能 (初期値:使用する)
  WMM(Wi-Fi Multimedia)方式に、原則として準拠した機能。
無線区間でのパケット毎のトラフィッククラスによる優先制御を行うことにより、音声や映像データの通信品質を向上させることができます。
<ご注意>
  • 無線優先制御機能を「使用しない」に設定した場合、IEEE802.11nは使用できません。
   
マルチキャスト伝送速度(Mbps) (初期値:1)
  無線LANのマルチキャストを伝送する速度を指定します。マルチキャストストリーミングサービスを利用する場合には、伝送速度の値を変更する(上げる)必要があります。ご利用になるストリーミングサービスの伝送速度に合わせて本設定値も変更してください。
  • 1/2/5.5/11
DTIM(回)(初期値:1)
無線LANのDTIM値を設定します。
Beaconに含めるDTIMの間隔を入力します。DTIMの間隔はパワーセーブモードの無線LAN子機の動作に影響します。通常は、初期値のままで使用してください。入力できる値は、1〜10回です。
<ご注意>
  • 他社製 IEEE802.11n対応無線LAN端末との接続は、保証しておりません。
   
無線LAN端末(子機)との通信方法 (初期値:スループット優先)
無線LAN子機との通信方法を設定します。
本設定を「スループット優先」にすることで、省電力で動作する子機との通信速度の向上が可能です。
ただし、通信中は本商品からデータ送信を行うことにより無線LAN子機の省電力機能の効果が一部無効になる場合があります。
「省電力優先」に設定した場合、無線LAN子機のスループットが低下する場合があります。
   
WiFi WAN側連動 (初期値:使用しない)
  WiFi WAN側連動を使用する場合はチェックします。
「使用する」に設定すると、インターネット切断時にWiFiを停止します。無線LAN接続では「クイック設定Web」が開けなくなる場合があります。その場合には、ディスプレイのメニュー操作からWiFi WAN側連動を「OFF」にしてください。詳細は、「WiFi WAN側連動機能」のページを参照してください。 
 

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