ビジョン

 政府が2013年4月に公表した「待機児童解消加速化プラン」を受けて、既存保育所の定員拡大や保育所の新設が進められてきました。一方で、共働き家庭の増加や家庭環境の多様化により、保育所を必要とする子育て家庭が増加していると同時に、保育所での保育時間が長時間化しており、保育士の業務負担が増加する傾向にあります。開発メンバーは、我が子を保育所や幼稚園に預けて働いていることもあり、保育士の負担を軽減し、本来の保育や教育に専念できる環境構築をサポートしたいという強い想いを持ちました。
 そこで、保育所の実態を調査したところ、多くの保育所では、保育士の勤務管理や園児の指導計画・保育記録、登降園時間の記録等を手書きで作成、管理している状況にあることが分かりました。
 こうした状況のなか、2015年度より「子ども・子育て支援新制度」が開始され、園児の登降園時間を厳格に管理する必要がある点に着目し、元保育士やママ・パパが「登降園管理システム」の企画・開発に携わり、提供を開始しました。
 その後、登降園管理システムを導入いただいた施設の協力のもと、より使いやすく、より業務に役立つよう機能拡充を続けています。現在では、保育所や幼稚園、こども園だけでなく、学童保育で必要な機能を追加し、より多くの施設でご利用いただけるようになりました。
 これからも、保育士の業務負担を少なくするシステムの提供により、保育士の”時間と心”にゆとりをつくり、子どもたちが健やかに成長するための保育・教育に専念できる環境の実現をサポートしてまいります。

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