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 世界でもトップ10に入るリーディング カンパニーとして、ありとあらゆる塗料 を手がける関西ペイント株式会社。  日本の塗料業界をけん引し続ける理 由のひとつとして、徹底した顧客本 位.思考が組織全体に浸透している点 があげられる。  経営企画室 広報・IR担当部長の 山瀬直氏はこう語る。  「国内5 0%超のシェアを誇る自動車 用塗料を例に出せば、お客様の現場に 入り込み、塗料開発から完成品(自動 車)の仕上がりまで、各工程で出てく る様々な要望を汲み取っていくという 姿勢が社内に浸透しています。塗料と いうのは温度や湿度の関係もあり、 365日同じ状態ということはまずな く、その都度何かの調整が必要です。  さらに、現場でのお客様からの要望 も多岐にわたります。つまり、そこで発 生するニーズをかなえるため、常に徹底 した顧客本位の思考で動くことが、創 業から現在まで脈々と受け継がれてい るのです。それに応え続けてきていると いう実績が信頼になり、私たちの今の ポジションを築く礎になっているのだと 考えています」  そしてもうひとつの理由は、こだわ らない柔軟性.にある。  「南アフリカでは塗るという行為が生 活スタイルの一部として根付いていま す。そこで、塗る.と生活スタイル.を 組み合わせた提案をすれば、ビジネスに もなると気付いたのです。新しい発想を 柔軟に取り入れていくのが当社の方 針。そういった様々なファクターを取り 入れ、人気商品も生まれています」(製 商品企画室 由良和美氏)  そのひとつに、建物内部の壁面などに 塗る虫除けの塗料がある。元々、同社が 外国で販売していた塗料で、日本向け にも7月に発売した。先般、日本でも話 題になったデング熱などにも有効だと いわれ、注目を集めている。さらに、同社 では、「ペットの臭いに悩んでいる」「暑さ を少しでもしのぎたい」といった悩みを ダイレクトマーケティングによって汲み 取り、それらをピンポイントで解決する ための商品開発にも注力。塗る.こと ドユーザーと接する塗装事業者を営業 面・技術面から支援する「リフォームサ ミット」など、その取り組みは多岐にわ たる。  こういった取り組みの先には、次のよ うな強い思いがある。  「塗る.ことを身近に感じる方は少 ないかもしれません。しかし、私たちの 暮らしは、無数の塗る.で成り立ってい ます。塗る.で様々な課題を解決して いければ、暮らしをより豊かにできると 信じているのです」(山瀬氏)  塗る文化.を広め、根付かせるべく、関 西ペイントは今日も暮らしを彩り続ける。 でできる、様々なことを世に発信し続け ている。  他にも、インテリアコーディネーター とタッグを組んで、情報Webマガジン 「PXI(ピクシィ)」を立ちあげるな ど、塗る.ことで豊かな生活スタイルを 実現することにつなげる施策も積極的 に実施中だ。さらに、「NPO法人ママの 働き方応援隊」とのコラボで、塗料の DIY体験会も開催。また、実際にエン 脈々と受け継がれる 顧客本位.の思考 塗る.という行為を より身近なものにしたい こだわらない柔軟性が 能動的なアクションにつながる イルムス フォトフレーム・ DENPO 電報台紙料金2,500円(税抜) +電報(メッセージ)料 ● 商品コード/横:476、縦:477 ● サイズ/フォトフレーム:      縦13.5cm×横17.5cm×      奥行き(スタンド使用時)      5.8cm 高級感あふれるスエード調フレームに、ライン ストーンが輝く電報台紙「イルムス フォトフ レーム・DENPO」。シンプルかつ洗練された デザインで、大切な方へのお祝いの気持ちを 上品に演出します。表彰や受賞など、人生の 節目を祝う言葉にピッタリな電報台紙です。 言葉に添える電報台紙 “塗る”で暮らしを豊かに。 伝統と革新で 新たな価値を生む。  電報、特に祝電については、思いを込めて. メッセージなど創意工夫したくなります。 そんな祝電をビジネスシーンで使うなら、 内定通知の連絡ですね。「君は英語が苦手 のようだから、入社までがんばって勉強して ほしい」など、激励も込めたメッセージは、と ても良いのではないでしょうか。(山瀬氏)  会社のために尽力してくれた定年退職 を迎える社員へ、感謝の気持ちを込めた電 報を送るというのはどうでしょう。特に NTT西日本の電報は、特別感あふれる電 報台紙も多くあるので、節目を祝うときな どにはピッタリだと思います。(由良氏) 特別感あふれる電報台紙に 思いを込めて.メッセージを わが社なら電報.をこう使う! 「電報というのは、電話やメールなどでは伝え きれない思いを、メッセージと電報台紙に込め られるのが良い点」(山瀬氏・写真右、由良氏・ 写真左) DIY体験会などで 塗装の楽しさを広め、 業界をイメージアップ 異業種コラボで 新たな顧客発掘 “塗る”+αで 新しい価値創出 “塗る”を身近に ダイレクト マーケティングで 商品を提供 “塗る”ことで 課題を解決 “塗る文化” を広めたい 将来につながる ファン獲得 関西ペイント 【設 立】1918年  【代表者】代表取締役社長 石野 博 【本 社】大阪市中央区今橋2丁目6番14号 顧客からの 熱い支持について探る 巻頭特集 あの企業が 愛される理由 関西ペイント 株式会社 企業プロフィール 3  vol.13  vol.13 2