【DO!BOOK・ページリンク】
telegram010   2 / 15

BOOKをみる

10秒後にBOOKのページに移動します


ビジネスはムズカしい。 だからこそコレで勝負だ! オトナの電報技 前へ、前へと進み続ける “進取”の精神が人を惹きつける 巻頭特集 あの企業が愛される理由 株式会社ニュー・オータニ Mono Column 【オルゴール】 音を奏でる機械仕掛けの芸術品 電報台紙・文例ラインアップ 使いやすく便利! NTT西日本の電報 選べるお申込み方法 デキる ビジネスパーソンへの第一歩 How to ビジネスD-MAIL TELEGRAM+とは 英語で電報を意味する「TELEGRAM」に “+”を加え、「電報をご利用いただく全ての 方々に“プラスアルファ”の価値を提供できる ように」という思いを込めた冊子名です。 &の極意 池田 理代子 漫画家・声楽家 アンド New.の名が体現する 新しい挑戦をし続ける姿勢  1964年の東京五輪開幕直前 に開業した、ホテルニューオータニ。当 時、宿泊施設の増設を目的に、時の政 府からの要請で誕生した、日本最初 の大型国際都市ホテルだ。  創業者である、鉄鋼王・大谷米太 郎氏の「常に新しいことに挑戦し続け る」という進取.の精神は、ホテル名 に冠されたNew.の言葉に集約さ れている。開業当時1058室とい う東洋一の規模、地上約70m・17階建 ての日本初となる超高層ビル建築、 さらにその最上階に位置する世界最 大級の回転ラウンジ。これらは全て、 開業当時は最先端のものとして注目 を集めた。中でも、こんな逸話がある。 大谷氏の「海外のお客様に動くラウン ジから富士山をご覧いただきたい」と いう思いで生まれた回転ラウンジは、 開業当初、お客様の行列が17階から 地上までできていたというのだ。氏の 思いが、お客様の心を響かせたことを 表しているエピソードだといえる。  特筆すべきはそれだけではない。ホテ ル業界初の会員組織「ニューオータニク ラブ」の発足、業界初の宿泊プラン「お 正月プラン」「受験生プラン」の提供。 ほかにも、ホテル内での役割を、主にビ ジネスユースで使われる「ザ・メイン」、 多くの人が参加するツアーなどに使わ れる「ガーデンタワー」と、建物ごとに 設定するなどの取り組みに次々と着 手。そうしたお客様のために挑戦を続 ける同社の施策は全て、進取の精神に より生まれたといっても過言ではない。  では、お客様の心に響くサービスはど のように生まれているのか。そのキーの ひとつは、お客様との距離感.にある。 あの企業が 愛される 理由 巻頭特集 前へ、前へと進み続ける “進取”の精神が人を惹きつける 不況といわれる状況にもかかわらず、堅調な業績を維持している企業は一定数以上ある。 その理由は、顧客から支持されている、つまり“愛されている”からにほかならない。 日本最初の大型国際都市ホテルとして誕生した、株式会社ニュー・オータニが運営する ホテルニューオータニもそのひとつだ。そこで、お客様が何を求めているかを敏感に察することで、 多くの人の心をつかんで離さない同ホテルの取り組みから、顧客から愛される理由を探る。 株式会社ニュー・オータニ 思いを響かせるビジネスツール・電報 3 vol.10  vol.10 2