※オトナの電報技のScene1〜4のストーリーは実用例であり、フィクションです。 　また、電報文章例のフォントは実際のものとは異なります。 　「（じゃ、頼んだよ、よろしくぅ.）」 　「あ、ちょっと、まだ話は…」 　私は、広告代理店の営業をしていま す。メディアや広告宣伝業界で、海千山 千の強者を相手に営業をしているので すが、なかなかうまくいきません。私が 口べたということもあるのでしょうが、い つもいつも、肝心なことは伝えられず、相 手の要望を聞いてばかり。 　今回もそう。あるテレビ局の敏腕ディ レクターが受け持つ番組でプロモーション の仕事がありそうだという話を聞いて、 早速行ってみたのですが、全然話を聞い てくれません。 　それからしばらく経ったある日。移動 中の地下鉄の中で、ある広告を見つけた のです。それは「電報」の広告でした。そ れを見たとき、閃いたのです。口べたな私 だからこそ、電報という形に残るツール を使って、ディレクターにメッセージを送っ てみよう！と。 　会社に戻ると、早速ビジネス D-MAILにアクセスして、電報を送 信しました。お世話になっていることへの 感謝の気持ち、これからも一緒に仕事を していきたい旨、そして、今、動いている 大きいプロモーションの仕事は、御社のこ とをよく知る自分たちにぜひ、任せてほ しいと。 　その効果はすぐに表れました。 　「（ちょっとちょっと！ なかなかパッション のこもったラブレター送ってくれたね.。 いつもは僕がしゃべってばっかりだけど、 君の気持ちを初めてちゃんと聞いた気 がするよ。こんなに熱いヤツだったんだ ね.。その気持ちを信じて、例のプロモ、 君の所にお願いするよ。じゃあね、よろ しくぅ.）」 　「あ、ありがとうございます！ ぜ、全 力でがんばりますぅーー！」 　私、電報のおかげで、この業界でも何 とかやっていけそうです。 口べたでも気持ちをしっかり 伝えられる強いメッセージ性が ありがたい！ 人の話を聞かない、あの人をうなずかせる 必殺？のコミュニケーション技 　口べたな私は、いつも伝えたいこと の1割も伝えられていなかったので す。でも、人と話すのが苦手なのは、 そう簡単に変えることはできません。 そんなときに見つけたのが電報でし た。電報なら、自分の気持ちをメッ セージとして明確に発信できます。 相手に合った電報台紙を送ることも できるので、今後も要所要所で使いた いですね！ テレビ局の 敏腕ディレクター ・人の話を聞かない ・THE業界人 ・押しが強すぎ 広告代理店の 営業担当 ・謙虚 ・口べた ・押しが弱い もらう人 おくる人 1 オトナの電報技 ビジネスはムズカしい。だからこそコレで勝負だ！ ビジネスシーンにおける、人とのつながりをより深いもの にしたいと考えている方、何かお悩みを持っている方、 いらっしゃいませんか。それを解決するヒントは、電報 に隠されているかもしれません。あなたと同じような 悩みを持つ人が、電報を使ってどのように問題を解決 していくのか。きっと、あなたのお役にも立つはずです。 川上さんには、日ごろからお引き 立ていただき、本当に感謝してお ります。今後も全力を尽くしますの で、何かあれば仰ってください。さ しあたっては、新ドラマのプロモー ションの件、御社のことをよく知る 私どもにお任せいただければ、 必ず良いものにしてみせます！ 今回送ったメッセージ 9 vol.9 　vol.9 8