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※電報 活用術のScene1〜4のストーリーは実用例であり、フィクションです。  また、電報文章例のフォントは実際のものとは異なります。 秘 私 が 送 っ た メ ッ セ ー ジ ! 先 輩 と 一 緒 に 仕 事 を し た こ の3 年 間 は 、 か け が え の な い 時 間 で し た 。 私 を 大 き く し て く れ た 先 輩 が 異 動 し て し ま う の は 寂 し い で す が 、 新 天 地 で も 後 輩 社 員 を 引 っ 張 っ て 活 躍 し て く だ さ い !  1年前の話です。入社以来、お世話に なっていた先輩が、栄転することが決まっ たときのこと。入社したばかりの私の育 成担当として、一人前になるまで面倒を 見てくれた先輩に、感謝の気持ちを伝え ようと知恵を絞っていました。  私にとって特別な存在の先輩だったの で、スペシャルな演出をしたいと思っていた のですが、普通に花束を渡すのも芸がな いし、プレゼントを渡すのもきっと他の人 がやりそうだし…。  そこで、ふと思い出したのが、先輩にい つも言われていた言葉でした。  「あなたは人当たりが良いから、勢いで うまく立ち回れているけど、まだまだビ ジネスパーソンとしてはなっていないわ。相 手や状況に合わせたフォーマルな対応も 身につけて、臨機応変な対応で相手の心 に響かせるようにしないとダメ」  何とかして先輩に、自分が成長した姿 を見せてせんべつ代わりにしたい。そう考 えたとき、ひらめいたのが「電報」でした。 電報はフォーマルな場で使えるコミュニケー ションツールですし、何より特別感を演出 することもできます。「これだ!」と思っ て、電報を送ることにしたんです。  先輩が同じ事務所に出勤する最後の 日。職場に配達された電報を手にした 先輩は号泣しながら「こんなの、もらっ たことないよ…ありがとう…! いつの まにか成長していたのね…」と感無量な 様子。  そんな先輩には、今でも公私共にお世 話になっています。当時はあくまで会社で の先輩・後輩という間柄でしたが、電報を きっかけにロケーションは離れていてもいろ いろな相談をさせてもらえるようになり、 すっかり距離が縮まりました。 広告制作会社の ディレクター 入社4年目の 若手社員中堅住宅メーカーの 営業部長 今回の電報の達人「Dマイスター」は… 【栄転する先輩の心に響く電報編】 秘 電報を活用して ビジネスシーンの 荒波を乗り切る達人に その秘訣を聞く 「電報 活用術」。 達人の事例を参考に あなたもビジネスシーンで 電報を活用して、ライバルに 差をつけましょう! ITベンチャー企業の 若手社長 9  SUMMER  SUMMER 8