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NTT西日本グループ CSR報告 2011

事業を通じた価値創造

TOPICS2010

NTTグループ環境ビジョン
「THE GREEN VISION 2020」

NTTグループでは人類と地球が調和し、社会の持続可能な発展を実現するために、2020年度に向けた新たな取り組み方針をNTTグループ環境貢献ビジョン
「THE GREEN VISION 2020」として策定(2010年11月)しました。(図1)

NTTグループ環境貢献ビジョン「THE GREEN VISION 2020」では、「低炭素社会の実現」、「循環型社会の形成」、「生物多様性の保全」を未来にわたって取り組むべき3つの環境テーマとして位置付けています。

3つの環境テーマ

  • (1)低炭素社会の実現
    地球温暖化を防止するため、自らの事業活動にともなうCO2排出量を削減するとともに、ICTサービスを普及拡大させることで、社会全体のCO2削減に貢献し、低炭素社会の実現をめざします。
  • (2)循環型社会の形成
    限られた資源を有効利用するため、自らの事業活動から排出されるすべての廃棄物と、紙使用量を削減することで、資源循環型社会の形成をめざします。
  • (3)生物多様性の保全
    生物多様性の保全に貢献するため、新たに策定した2つの取り組みの考え方に基づき、これまで進めてきた取り組みの改善とさらなる発展をさせていきます。

3つの環境テーマの達成に向けては、「Green of ICT」、「Green by ICT」、「Green with Team NTT」という3つのアクションにより、NTT西日本においても取り組んでいます。

NTT西日本グループでは、低炭素社会の実現と、循環型社会の形成に向けて、特に電力削減量目標と紙使用量削減目標ならびに廃棄物最終処分率低減目標を「環境グランドデザイン」として策定しました。

NTT西日本グループでは、自主行動計画目標が2010年度で終了となったことを踏まえ、この「環境グランドデザイン」を新たな自主行動計画目標として位置づけ、取り組みを強化しています。

「環境グランドデザイン」で掲げる2020年度目標については下記のとおりです。

環境グランドデザイン
温暖化対策
  • ●2008年度と比較し、2020年度には総CO2排出量を40%削減※1
    (参考)2008年度のCO2排出量は91万t※2
紙使用量削減
  • ●2008年度と比較し、2020年度には総紙使用量を40%以上削減
    (参考)2008年度の総紙使用量は3.99万t
  • ●2008年度と比較し、2015年度には一人あたりの事務用紙使用量を50%以上削減
    (参考)2008年度の一人あたりの事務用紙使用量は、0.99万枚
廃棄物最終処分率低減
  • ●2020年度には全廃棄物合計の最終処分率を1.0%(ゼロエミッション)※3
    (参考)2008年度の最終処分率は2.1%
  • ●撤去した通信設備廃棄物については、最終処分率0.1%を維持
  • ※1 電気事業連合会が東日本大震災前に公表した2020年度目標の排出係数0.33kg/kWhを用いて算出しています。今後、東日本大震災の影響等により排出係数の変更がある場合は、見直すことがあります。
  • ※2 2008年度の実績については、電気事業連合会が公表している排出係数0.44kg/kWhを用いて算出しています。
  • ※3 国連大学が提唱した構想で、産業から排出されるすべての廃棄物や副産物がほかの産業の資源として活用され、全体として廃棄物を生み出さない生産をめざそうとするもの。NTT西日本グループでは、最終処分率1%以下をゼロエミッションと定義。

3つの環境テーマの達成に向けては、「Green of ICT」、「Green by ICT」、「Green with Team NTT」という3つのアクションにより、取り組んでおり、ここでは代表的な取り組みについてご紹介させていただきます。

Green of ICT 事業活動にともない、排出される自社のCO2排出量を削減する取り組み

NTT西日本グループは従来のエコオフィスの取り組みを発展させ、省エネルギー・省資源化の取り組みに加えて、「業務の効率化」、「セキュリティの向上」、「BCP対策」など、オフィス環境におけるさまざまな課題を解決する各種ICTソリューションや、社員同士の多様なコミュニケーションを可能とするオフィスデザインを導入したモデルオフィスを、大阪・名古屋・福岡の3カ所に開設しました。

これらのモデルオフィスでは、お客様に実際のオフィス環境を“見て・触れて・体感”していただくことができます。

(図2)モデルオフィスの概要

◆オープン・フレキシブルな会議室

可動・分割可能な机によるフレキシブルな会議室で、間仕切りの開放により、オフィスの一部としても利用可能。高精細TV会議システムによるエコ会議も可能

◆ワークスペース

営業/SEが機動的にプロジェクトワークできるよう、自由にレイアウト可能(フリーアドレス・FMC・ホワイトボード間仕切り・クローバ型机等を利用)

Green by ICT さまざまなサービスやソリューションを社会に提供することにより、社会のCO2排出量削減に貢献する取り組み

NTT西日本グループでは、ICTソリューションをお客様に提供することにより、社会のCO2排出量削減に貢献できると考え、TV会議システムやeラーニングシステム等の環境に優しいさまざまなICTソリューションを提供しています。

その一つとして、NTTソルマーレでは、今まで書籍が一般的だったコミックを電子化して配信する「電子コミック」サービス(図3)を提供しています。「電子コミック」サービスでは、ペーパーレス化による紙資源の節減や、印刷や物流にともなうCO2排出量の削減等に貢献しています。

(図3)電子コミックのイメージ

「そのときは彼によろしく」
©市川拓二・宮園いずみ/小学館

株式会社NTTスマイルエナジー設立

環境・エネルギー分野における家庭向け省エネ支援サービス等を提供するため、NTT西日本のネットワーク技術とオムロン社の高度なセンシング&コントロール技術など両者のノウハウの強みを活かし、通信と制御を連携させることで、省エネ支援や再生可能エネルギーの利用促進に向けたサービスの拡大を図ることを目的に、合併会社「株式会社NTTスマイルエナジー」を2011年6月に設立しました。

今後はNTT西日本とオムロン社との連携だけではなく、さまざまな企業とのアライアンスを推進し、通信と制御を活用したさらなる省エネ支援や再生可能エネルギーの利用を促進するサービス・事業を提供することで、新たなエコライフを提案していきます。

Green with Team NTT 社員の家庭や地域活動において、CO2排出量の削減や環境美化活動に貢献する取り組み

NTT西日本グループは、環境問題への取り組み方針を「NTT西日本グループ地球環境憲章」、環境問題への具体的な取り組みを推進するための指針を「NTT西日本グループ環境指針」として定め、社会支援等による貢献について、社員やその家族、退職者等が中心となり幅広く活動に取り組んできました。2010年度には生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が愛知県名古屋市で開催される等、将来にわたって人類が繁栄していくためには、生物や自然から受ける恵みを大切に守っていく必要があるとして、活発に議論が行われました。

そこでNTT西日本グループとしても、さらに自然保護活動を強化するとともに、生物多様性の保全に貢献していきたいと考え、「NTT西日本グループ植樹プロジェクト」と「NTT西日本グループ葵プロジェクト」を開始しました。

「NTT西日本グループ植樹プロジェクト」

本プロジェクトは、従来の紙の請求書からMyビリング(Web請求書)へ切り替えていただいたお客様1万契約ごとに、10本の木を大阪府堺市にある産業廃棄物埋め立て処分場に植樹する活動です。第1回目の植樹会を2010年1月30日に開催し、59名のボランティアによって、330本の苗木(ネズミモチ等)を植樹しました。今後は、これらの取り組みをさらにPRし、環境問題に関心のあるお客様のご協力をいただきながら、さらなる紙使用量削減と植林によるCO2削減を図っていきます。

加えて、通信ケーブル等の大量の産業廃棄物を排出している産業廃棄物排出事業者として、産業廃棄物埋め立て処分場の環境保全にも貢献していきます。

「NTT西日本グループ葵プロジェクト」

本プロジェクトは、上賀茂神社(京都市)境内に自生していた葵が、乱獲等の影響により、ほとんどなくなってしまったことから、NTT西日本グループに勤務する社員や、その家族が葵の里親となり(2011年3月時点で約1,000名)、職場や自宅において葵の苗木を生育するとともに、その育てた葵を上賀茂神社境内に植栽する活動です。里親によって育てられた葵は、毎年4月ごろに株分けをし、上賀茂神社境内に植栽を行います。2011年4月17日には、1回目となる植栽会を上賀茂神社にて開催し、NTT西日本グループ社員と、その家族ら20名によって、330本の苗木を植栽しました。なお、2011年度については、取り組みの初年度であり、苗木が成長していないことから、新たな苗木を用意し、上賀茂神社境内に植栽を行いました。

審査 11-2123-1