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NTT西日本グループ CSR報告 2011

安心・安全な社会づくり

TOPICS2010

奄美大島での大規模災害への対応

“100年に一度”と言われる集中豪雨を一日あたり200名以上、
延べ3,800名の体制で復旧作業に取り組み、12日で島内のほぼすべての通信サービスを復旧しました。

2010年10月、鹿児島県奄美大島を襲った豪雨は、19日から20日にかけての24時間で、島の年間降水量の約5分の1の雨量を記録し、“100年に一度”と言われる集中豪雨となりました。

災害発生当初、現地の被災状況を確認しようとしましたが、島全体で30カ所以上の道路が土砂崩れや冠水などにより全面通行止めとなったことから、被災状況の把握は困難を極めました。また、電柱などの折損や傾斜により、ビル間をつなぐ中継ケーブルやお客様宅までの大束の電話ケーブルなどの切断が70カ所以上で確認され、最大時には1万2千回線を超える電話がつながらないという事態が発生。復旧に向けて、あらゆる回復措置が行える通信機器や機材などを九州より搬送し、中継ケーブルの張り替えや接続により、サービス回復を行いました。この間、九州各地の社員を奄美大島に集結させ、一日あたり200名以上、延べ3,800名の体制で復旧作業に取り組みました。また、災害発生直後は、被災された方々の安否確認が重要であることから、21日夜、まだ雨降りしきる中、避難所へポータブル衛星通信システムによる特設公衆電話を設置。避難所における通信手段の確保ができたため、22日から災害用伝言ダイヤルなどの運用を開始しました。

その後、加入ケーブルや電柱などの加入設備の復旧作業が本格化し、災害発生から12日目の10月31日には、島内で固定電話をはじめとするほぼすべての通信サービスが復旧を果たしました。

復旧作業に携わった社員は、今回の一連の復旧活動について「離島での災害という点で“情報収集”、人員と物資の輸送という点で“距離”の難しさを実感した。しかし、社員一人ひとりが培ってきた災害復旧の経験が早期の復旧につながった」と語っています。また、“経験”の意義について、「NTT西日本では、過去の災害復旧の経験が語り継がれており、状況に応じて何をすべきかをわかっている社員がいるからこそ素早い初動対応、そして復旧ができたと思う。それはまさに通信設備を知り、地域を知る社員がそろっているからできたこと」と話し、「こうした経験を次の世代に継承していくとともに、さらなる災害発生に備え、先を見据えた対策を講じていかなければならない」と思いを込めています。

審査 11-2123-1