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NTT西日本グループ CSR報告 2011

トップコミットメント

どのような時でも通信サービスを
ご利用いただけるように万全の準備を行い、
「安心・安全な社会づくり」に貢献します。

通信サービスの重要性を再認識させられた「東日本大震災」

NTT西日本グループでは、2010年度から「コンプライアンスの徹底」「安心・安全な社会づくり」「事業を通じた価値創造」を新たな3本柱と定めて、CSR活動に取り組んできました。

一昨年の反省もあり、特に「コンプライアンスの徹底」に関しては一番力を入れて取り組んできましたが、問題の発生件数は着実に減少しているものの、まだまだ道半ばであると感じています。そこで2011年度からは、NTT西日本グループに対する信頼に大きくかかわる5項目、具体的には「業務上の不正」「飲酒運転」「情報セキュリティ事故」「パワーハラスメント」「人権の尊重」について重点的に取り組んでいるところです。

また、NTT西日本グループは、情報通信を活用して“コミュニケーション”を提供している企業ですので、どのような時においても、人々が当たり前のように家族や知人・友人とやりとりができる状態を維持し、「安心・安全な社会づくり」に努めることが使命であると考えています。2010年度は、鹿児島県の奄美大島で発生した水害や、山陰地方で発生した雪害、九州地方で発生した新燃岳の噴火など、さまざまな自然災害と立ち向かいながら通信サービスの復旧作業に取り組んできましたが、特に使命の重さを実感したのは、今年3月に東日本大震災が発生した時です。未曽有の大震災が発生した直後、世の中の多くの人々が、家族や知人・友人の状況を確認したり、自らの状況を知らせたりといった安否情報の確認に追われました。不安な状況だからこそ必死に情報を求める人々の様子を見て、我々が提供している「通信サービスの重要性」を再認識させられました。

東日本大震災の発生後、我々NTT西日本グループは西日本エリアでの復旧作業経験を活かし、NTT東日本グループと連携しながら復旧支援にあたりましたが、従来の想定をはるかに超える規模で発生した今回の震災では、大規模な停電が長時間にわたって続くなど、過去に経験したことがない困難と直面することもありました。そうした経験を踏まえ、今後、同規模レベルの災害が発生した際にどのように対応していくかについて、もう一度災害対策の内容を見直すことで、東海・東南海・南海地震などの大規模災害を想定した万全の備えを行っていきたいと考えています。

事業活動を通じて、日本経済の維持・発展や地球環境の保護に貢献する

東日本大震災の発生を機に、世の中の仕組みや生産活動は「東京一極集中型」から「分散型」のシステムへと大きく舵を切ることが予測されており、事業継続性を高めるためのBCP(Business Continuity Plan)に対する企業の関心も高まってきています。そうした世の中のニーズに応えるべく、NTT西日本グループでは今年5月から、「Bizひかりクラウド」のサービスラインアップの拡充を図り、分散型ネットワークデータセンターによるBCPに対応したクラウドサービスの提供を新たに開始するとともに、BCP対応ソリューションに関する相談窓口も設置しました。このように、NTT西日本グループは、事業活動を通じて日本経済の維持・発展に貢献し、我が国の「安心・安全な社会づくり」に貢献していきたいと考えています。

また、国内だけでなく世界全体に視野を広げて、地球環境の保護を目的としたCO2排出量の削減に取り組むことも重要だと考えています。そのためには、電力使用量を削減することが一番の近道になりますので、我々自身が環境に優しい低電力の通信設備などを積極的に導入していくことはもちろん、お客様に対してICTを活用した省エネ支援サービスなどを提供していきます。

具体的には、今年6月、オムロン株式会社とともに環境・エネルギー分野における家庭向け省エネ支援サービスなどを提供するための合弁会社「株式会社NTTスマイルエナジー」を設立し、既にサービスの提供を開始しました。今後も、HEMS(Home Energy Management System)やスマートシティなどの環境・エネルギービジネス分野を拡大し、CO2の削減に役立つICTソリューションを開発・提供することで、地球環境の保護に貢献していきたいと思います。

高い技術力をもとに、社会全体に「安心」「安全」を提供できる企業でありたい

ここ数年、家庭内の様々なデジタル機器がネットワークでつながるようになってきていますが、機器に詳しくないお客様の中には、設定などの面でお困りの方も多いと思います。これから高齢化社会が進むことを考えても、今後、企業が提供するサービスには、「簡単に使える」あるいは「困った時に相談できる」という“わかりやすさ”が求められてくるでしょう。

そうしたことも踏まえて、NTT西日本グループでは、お客様が手軽に、安心してご利用できるような付加価値の高いサービスの提供をめざしていきます。具体的には、より多くのお客様に“光”を活用した便利で快適な生活を提供するため、 クラウドサービスを本格的に展開するとともに、家中のデジタル機器をネットワークでつなぎ、新しいライフスタイルを創造する「家まるごとデジタル化(家デジ)」についても積極的に展開していく考えです。

また、東日本大震災の影響もあり、今、世の中の人々は「安心」「安全」を特に強く求めていると思います。そうした気持ちに応えるため、我々は社会インフラである通信ネットワークを支える企業として、これまで培ってきた高い技術力をベースに、通信サービスをいつでも当たり前のようにご利用いただけるように万全の準備を整えていきます。そして、どのような時でも、皆様に「安心」「安全」を提供できる企業として社会に貢献していくことをお約束します。

西日本電信電話株式会社
代表取締役社長

大竹伸一

審査 11-2123-1