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Smart10x  CASE REPORT スマートタウン

オープンデータの連携で、
ウェルビーイングなまちづくりを実現
DX推進により、幸福度の高いスマートシティをめざす

スマートタウンがめざすのは、ヒト・モノ・情報をICTでつなぎ、さまざまなデータを活用することで住民視点の新しいサービスが共創されるサステナブルなまちです。今回は、最適な都市運営の継続をめざすスマートシティの取り組みについて一般社団法人スマートシティ・インスティテュートの南雲岳彦様にお話を伺いました。

INTERVIEW

  • 南雲 岳彦 様

    なぐも たけひこ 様

    一般社団法人スマートシティ・インスティテュート
    専務理事

    地球環境と住民が共存し、誰もが幸福になれるグリーン&デジタルなまちづくりに従事。国内外の知見をいかし、多くの自治体や企業のアドバイザーを務める。
  • 浪江 俊信

    なみえ としのぶ

    西日本電信電話株式会社
    ビジネス営業本部
    エンタープライズビジネス営業部
    地域プロデュース担当

近年急速に加速した日本のスマートシティ化

南雲近年、世界中でスマートシティの実現に向けた取り組みが進められていますが、日本と海外ではその内容が少し異なります。世界的な潮流は、人口が集中する都市部で起こる、交通渋滞、大気汚染、医療や教育といったさまざまな社会課題をデジタルの力で解決していこうというものです。対して日本の場合は、都市一極集中に少子高齢化が重なり、労働人口が減少していく中で、労働力の補填や地域活性化という意味合いも含めたデジタル活用に注目が集まっています。日本でスマートシティの動きが加速したのは、スーパーシティ構想が考案され、また、デジタル化と地域創生の結びつきが具体化されてきた2019年あたりからだと思います。

浪江通信インフラ企業としての社会的責任を担う私たちNTT西日本グループは、インフラのご提供とあわせて、ICTを活用して地域課題解決を図るスマート10xを始動しました。10分野のひとつにスマートタウンを据え、スマートシティの取り組みを進めて参りました。スマートファクトリー、スマートラーニングなど各分野の取り組みはもちろん、さまざまな分野を横断することで、全体最適の観点でスマートシティサービスへ転換する動きも活発化しています。

世界とは異なり、少子高齢化による労働人口減少への対応と、地域活性化を課題とする、日本のスマートシティ構想。解決のカギを握るのは、ウェルビーイングを実現するICTの活用だ。

南雲スマートシティという言葉が社会に浸透し始めた2010年前後は、エネルギー効率を中心とした取り組みが多く行われました。ICTと人・モノがつながることで経済発展と社会課題の解決をめざす「Society5.0」の中のビッグデータ、IoT、AIといった技術革新と結びつき、議論の裾野がどんどん広がりました。ここ数年は、日本の社会的な理念、文化的背景を強みに変えた日本独自のスマートシティ構想が進められています。

浪江さらに、2020年以降はコロナ禍を経験し、「地域をより住みやすくする分散型社会」への期待も大きくなり、スマートシティのニーズは高まったと感じています。各地の自治体からも、スマートシティ関連のさまざまなご相談をいただくようになりました。

南雲私のもとに寄せられる質問には「課題の捉え方がわからない」、「どんなソリューションがあるのかわからない」「行政、民間、NPOなどとの連携の仕方がわからない」など、いくつかのタイプがあります。まちの規模やステージによって起点が違う、スマートシティという概念は非常に多面的ですよね。

テクノロジーは手段であり最も大切なのは住民の「幸福」

浪江「私たちのまちの課題に対して、ICTでできることとは?」とお問い合わせをいただきますが、ICTは単なる手段のひとつだとまずお話しします。手段の提案から入るのではなく、お客さまの抱える課題を明確にし、課題とどのように向き合うかが重要です。会津若松市、高松市、富山市といったスマートシティの取り組みに先進的な自治体に共通しているのは、課題をしっかり理解されている点だと思います。

南雲会津若松市は、日本のスマートシティを引っ張ってきたまちのひとつです。ここは震災復興の観点から地域の産業が衰退しないように、DXにいち早く舵取りされたまちで、取りかかりが早く、思いも深かった。現在もいろいろなデータ連携型のサービスを開始されています。スマートシティはまちの個性を尊重しながら、住民の利便性や快適性を向上させるDXを進める必要があります。その根底にあるのは、住民のウェルビーイング(幸福)です。

浪江ウェルビーイングは、私たちが担当する自治体の方々もとても意識されています。デジタル田園都市国家構想推進交付金を活用してスマートシティ施策を推進している焼津市様とは、南雲様が所属されている一般社団法人スマートシティ・インスティテュート(以後SCIJ)様が開発されたウェルビーイング指標の活用に向けて議論を進めています。

南雲日本のウェルビーイング指標の議論は、「デジタル化をしたら、人は幸せになるのか」という問いから始まりました。デジタル化した結果が大事で、暮らしやすさが向上し、住民がそれを実感できたことを可視化する必要があります。

浪江マグロの遠洋漁業が盛んな焼津市では、ふるさと納税の2021年度の全国ランキングで11位であり、寄附金額が増加傾向にあります。ふるさと納税をきっかけに、そのようなまちの強みを広く発信し、観光の活性、さらには地域の活性につなげていきたいとお考えです。さらなる地域創生のためにも、ウェルビーイング指標で住民の声を確認することが大事です。

南雲ウェルビーイング指標では、地域における個人の幸せやコミュニティの幸せに関する160問のアンケートを集計し、そのまちの幸せ因子を可視化していきます。このまちはこういう環境で、こういう行動をとる人がいて、こういうところに幸せを感じる人が多い、といったまちの個性を知ることができます。

浪江ウェルビーイング指標はランキングするものではないと明記されていて、ほかの自治体と比べるためのものではなく、自治体の個性を伸ばすことにフォーカスしていますよね。幸福の尺度は、まちの数だけあるという考えに共感します。

南雲まさに今の日本は、テクノロジー先行ではなく、住民のウェルビーイングを高めるスマートシティをめざすというフェーズに入っていると思います。

オープンイノベーションで地域の幸福を見いだしていく

南雲住民中心であり、みんなで価値を共有することを美徳と考えることができる、「日本型スマートシティ」は普遍性を持てると思います。そのようなスマートシティをつくっていくことは、世界の中でも、幸福度が高い国になっていく戦略に資すると思います。そのためには、アンケート調査での住民の声、公共のオープンデータに加え、民間のオープンデータがあれば、もっとメッシュの細かい幸福像が描けると思っています。地域密着でデータの宝庫であるNTT西日本グループさんに民間のオープンデータの蓄積を担っていただきたいですね。

浪江地域と連携し、オープンイノベーションによる社会課題解決や未来社会の創造に取り組むという思いはNTT西日本グループの理念としてありますので、民間のオープンデータの蓄積を活用し、ひとつの自治体、さらにその周辺の地域に寄り添ったソリューションをご提供していきたいです。SCIJ様の知見も共有させていただき、地域のステークホルダーとの関係を深めながら、全国的にウェルビーイング社会の連鎖をつないでいきたいと考えています。

今回ご紹介するのは

『スマートタウンソリューション』

ヒト・モノ・情報をICTでつなげることで、都市の機能効率化をすすめ、周辺自治体とともに自立した経済圏の構築に挑み、どこに居ても快適でより安心なサービスを受けられる暮らしを提供するソリューション。地域の自立やさまざまな繋がりを作ることで地域経済の活性化・持続可能な社会を実現します。

審査 22-1200-1