このページの本文へ移動

ここから本文です。

ホーム の中の 企業情報 の中の 通信サービスの使命 の中の NTT西日本グループの取り組み 〜熊本地震 通信網復旧への軌跡〜

NTT西日本グループの取り組み

第8回 熊本地震 通信網復旧への軌跡〜余震の合間を縫って復旧に挑む〜

未曾有の地震 2度の最大震度7発生!

2016年4月14日午後9時26分、熊本県熊本地方を震源とするM(マグニチュード)6.5、最大震度7の地震(前震)が発生。その約28時間後の16日午前1時25分、14日を上回るM7.3、最大震度7の地震(本震)が熊本一帯を襲った。特に本震による被害は九州を分断するかのごとく広がり、交通インフラやライフラインは機能停止。通信網も崩壊の危機に陥った。

その後も強い余震は続発するが、被災した人々を助けるためにも、一刻も早い通信インフラの復旧に向けてNTTグループ一丸での取り組みが始まった。

2016年4月14日、16日に最大震度7を記録した熊本地震において、人的被害、建物被害、ライフライン被害等、甚大な被害が発生した。
2016年4月14日、16日に最大震度7を記録した熊本地震において、人的被害、建物被害、ライフライン被害等、甚大な被害が発生した。

強い余震が続く中、復旧へ向けた体制を確立

14日午後10時30分、熊本でM6.5、最大震度7の地震が起きた1時間後、福岡の博多ビル3階には九州事業本部災害対策本部のメンバー他、一般の社員も含め100名近くが集まった。直ちにデスクを移動させ、パソコンや電話会議用の環境を整備。30分後にはNTT西日本本社、九州・沖縄の各支店災害対策本部との電話会議をスタートさせた。

九州事業本部災害対策本部には、西日本全域の通信ネットワーク状況を遠隔管理する本社災害対策本部から次々と熊本・大分エリアの通信異常やケーブルの破損情報等が入ってくる。設備サービス班はネットワーク装置の異常に関するアラームをもとに場所の絞り込みや通信ビルの停電状況把握、お客さま対応班は、自治体等お客さまの被災状況など、各班は情報収集に奔走。少しでも早くこれらの情報を統括し、被災地である熊本支店災害対策本部へ適切な指示を送ることが、有事における初動では重要となる。同時に、14日のうちに九州事業本部災害対策本部から2名の社員を熊本へ派遣。大規模なケーブル断線を想定し、衛星携帯電話も10台持ち込んだ。

こうして15日午前3時まで続いた確認作業を経て、午前7時からは九州全域の設備パトロール指令を出し、さらには人員不足の熊本へのパトロールのための支援部隊や復旧作業に必要な車両や装備も送り出した。
 この後、想定外の本震が熊本を襲った。

前震直後、九州事業本部災害対策本部では、被害状況を収集し、復旧へ向けた対応を検討。
前震直後、九州事業本部災害対策本部では、被害状況を収集し、復旧へ向けた対応を検討。

本震発生 混乱の熊本を支え、お客さまを孤立させるな。

16日未明、熊本にM7.3、最大震度7の本震が発生。熊本支店災害対策本部と24時間電話会議でつながっていた九州災害対策本部にもその揺れの大きさは伝わってきた。「大丈夫か!」「とにかく逃げてください!!」無事を祈る思いで熊本支店対策本部に呼びかける中、午前2時30分ごろには再び九州事業本部災害対策本部メンバーが集まり、けたたましく鳴り響くアラーム音の中で確認作業に追われた。

「何が何だかわからない」緊急事態、テレビの報道からも具体的な被害状況が流れてこない中、熊本市内の状況報告を取り急ぎ把握できたのは、15日時点で熊本入りしていた九州事業本部災害対策本部の支援部隊からの連絡があったからだ。被害が少ないと思われた14日と15日時点で支援部隊を送っていたため、熊本での初動がサポートできた。

「熊本が大変な時だからこそ、九州全体で熊本を支えよう。現地にはケガ人、病人も大勢いらっしゃる。お客さまを孤立させてはいけない」。この強い意志と使命感が九州全域の災害対策本部を一つにした。

熊本支店災害対策本部では余震が続く中、各班が対応状況を報告し、情報を共有。
熊本支店災害対策本部では余震が続く中、各班が対応状況を報告し、情報を共有。

審査 17-1536-1

ページの先頭へ